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作品レビュー
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1 - 10件目/全12件

  1. 評価:5.000 5.0

    興味深かった

    作中のエピソードのなかで「そこまでドエライ事件になったことはないけど、自分にも少し当てはまる部分はあるなぁ」と思うことがチラホラあり、興味深かったです。
    発達障害って、ここからが健常・ここからが障害っていうはっきりしたボーダーラインがあるわけではなく、誰しもどこかに発達障害っぽさというものを持ってるものなのかなと考えさせられました。真っ黒か真っ白かではなく、みんなグレーゾーンの中にいて、黒寄りにいるか白寄りにいるかの違いでしかないのかも。
    片付けられないとか、特定のこだわりがあるとか、時間を計画的に使えないとか、健常者にも多かれ少なかれありますし。
     
    個人的にはあとがきの「障がい者」の件で、診断が下っている側である作者さんの受け止め方を知ることができたのがすごくスッキリしました。
    健常者が勝手に「害の字は差別」とか言ってるだけで、障害者からしたら余計なお世話なんじゃないのかなと常々思っていたものの、なかなか当事者側の意見を目にする機会ってなかったので。
    「差別じゃなく区別」という言葉に長年のモヤモヤが晴れました。
    純粋に内容も面白く、軽快な語り口や作者さんの人柄も好みでした。思いきってまとめ買いしてみてよかったです。

    • 40
  2. 評価:3.000 3.0

    とうとう弟のカタロー君がブタロー君呼びに降格してて笑ってしまいました(笑)どんだけ嫌いなんですか、沖田先生……。

    それにしてもカタロー君も障害があるから仕方ないにしろ、彼がお父さんから来た電話の後に警察なり救急なりに連絡していればもしかしたらお父さんは死なずに済んだのかも、と思うと切ないです。
    一番やるせない思いをしているのは、唯一の健常(多分お母さんも診断おりてないだけでなにか障害ありますよね?)であるもう一人の弟さんなのではないでしょうか……。
    先が気になるけれどあまり見たくないかもしれない。複雑です。

    • 32
  3. 評価:1.000 1.0

    どんどん腹が立ってくる

    出産までは、まぁ他人の絵空事として読むにはそれなりに面白いかな……と思ってました。無事に産まれてよかったですし。
    (それでも、出産ギリギリまでバイトしたりしてお腹の子になにかあったらどうするんだよ?とか、イラッとする部分は随所にありました)

    ただ、育児編に突入してからはただただイライラさせられる展開が続きます。

    認知してくれなくていい?はぁそうですか。まぁそれは相手が相手だから仕方ないし好きにすればいいかもしれないけど、ミライちゃんのためをほんとに考えてのことなのかは甚だ疑問。

    妊娠中保活してなかった?産んだらゴールとでも思ってたの?なめすぎ。

    「子供にはちゃんと離乳食与えてまーす!でも自分は白米にお湯掛けただけのご飯で凌いでまーす!」とか、「子供が保育園に行ってる間はエアコン使いませーん!節約にもダイエットにもなって最高でーす!」って……ハァ?
    いやいやなんの自慢にもなってないよ。
    片親の幼子残して病気になって死ぬ気?
    ただでさえ、小さい頃に腎臓が悪くて食事制限かかってたって書いてあったのを見た時には、イライラMAX。

    なんかミライちゃんの輝かしい10年後20年後がどうとか妄想してるけど、この人の生活と年齢じゃ5年後すら生きてられるかどうか……って感じですよ。
    ミライちゃんに残せるだけの保険もかけて無さそうだし、貯金はない。ろくに仕事もない。挙句の果てにミライちゃんの父親は借金魔。
    地獄しか待ってないじゃん。どーすんの。

    正直、少しでもミライちゃんのための生活の足しになれば……みたいな同情心だけで購入してます。
    とりあえず大人しく生活保護ルート乗った方がいいんじゃないかな。
    もはや育児向いてないとかそういうレベルじゃない。

    • 31
  4. 評価:5.000 5.0

    賛否両論ですが

    アラサー経産婦(死産・出産 両方経験済)の私としては面白かったです。
    妊婦あるあるとしてフツーに楽しめました。
    死産してからすぐに妊娠したのはきっと心身ともに切替が大変だっただろうなぁと思いますが……

    妊娠中にしてはいけないこと、というものの殆どは、なにがあるかわからないからできるだけ避けた方がいい、というものが大半を占めます。
    私がかかった主治医は、あれも駄目これも駄目でストレスばかりを抱えてしまうくらいなら、多少嗜好品をとったりするくらいは構いませんよ(ただし自己責任ですが)と仰っていました。作者さんの性格だけでなく、かかりつけの先生の意向にもよるんだと思います。

    • 25
  5. 評価:1.000 1.0

    17話が個人的に有り得ませんでした

    この作者さん、難病で大変なのは分かりますけど、他人をこき下ろすのが好きらしく、ちょいちょい読んでて不快になるポイントがあります。
    看護師を理路整然と論破してやった!とか。
    パーキンソンの権威であるW先生を手紙で打ち負かしてやった!いつも上から目線で診断下さなかったのに今日は何だか小汚い格好ですね、やっぱり私が正しかったんじゃんザマーミロ!とか。
    そういうのを武勇伝的に語ってくるのちょっとムカつきます。

    なかなか診断がくだらずにイラついてたのはわかるけど......それでもちょっと。自分が正しいアピールが鼻につきます。

    それに、診断の付き添いに来てくれた方に対して、私はこんなに大変なのに綺麗な靴履いてオシャレしてお化粧もしていい気なもんね、お化粧の上からでも青ざめてるのわかるわよ?って意地悪をモノローグで言い放題言ったかと思えば「あの人もう二度と連絡してくれない気がする......」なんて悲劇のヒロインアピールしてくるし、なにがしたいのよ、と。

    占いだかお祓いだかしてくれる人のカツラがズレてたとか、
    モテる先生が後ろから見たら実はハゲだとか、
    退院する高齢の女性が「うちの嫁ブスなのよ」って言ったとか、服のコーディネートにいちゃもんつけてたのを見て「コーディネートなんか気にするんだー」って書いてたりとか、
    とにかく『そのエピソード書く必要あった?』って思うことが多いです。

    同年代の人をそれなりの年齢感で書くくせに自分のことはハタチかそこらの少女のように描くし、違和感......。

    元々の性格がそうなのか、病気に伴ううつがそういった意地悪な目線をもたらしているのか知らないけど、勢いで全話買ってしまって後悔中。
    18話以降やさしく穏やかになっていってくれるといいけど、と思いつつ、続き読みたくねー!とも思ってます......。

    • 26
  6. 評価:4.000 4.0

    7話でいきなり面白くなった

    インスタ女子とか別にどうでも……とか思いながらもなんとなく惰性で読んでたんですが、7話で一気に急展開です。そう来たかー!!

    以下、だいぶネタバレです。

    人気フォトスタグラマーmisakiの正体が、派遣の彼女だったということが発覚します。しかも彼女を階段から突き落としたのは本当に主人公ではなかった(こっちが誰かは先に知っちゃうとつまらなくなるので伏せます。でもおおかた皆さんが予想してる通りのキャラではないかと思います)こともわかります。
    正直こういう展開は予想外でした。女こっえぇぇー!

    主人公これからどうなるんだろう。やっぱりもう闇堕ちしていくしかないのかな?でもこのまま負け組ルートで終了じゃつまらないし、もう1回くらいどんでん返しな展開が欲しいところですが……こっから立ち直るのはさすがに無理か?
    とにかくドロドロっぷりに拍車がかかって面白くなってきました。もう買うのやめようと思ってたのに最後まで見守りたくなってしまった……(笑)

    • 19
  7. 評価:5.000 5.0

    本当の強さとは何かを教えてくれる物語

    長い作品なので、もしハマってしまったらかなりポイントを消費するなぁと思い購読を躊躇いましたが、昔少しアニメを見たことがあり、結末までをきちんと見ていなかった為どうしても気になり、無料公開の52話分を読んでみました。
    結果あっさりハマり、全話購入して読了しました。
    主人公クレアと仲間たちの成長、結束、友情、失われてゆく命、そしてかつての戦士達との共闘。
    途中かなりの間主人公不在で話が進んでいたにも関わらずそれが全く気にならず、どんどん熱くなる展開に引き込まれていきました。
    そしてラストのテレサとクレアのやりとりにはただただ涙。

    この世界が救われることなど無いのではないかと何度も絶望しかけハラハラしましたが、なんとも素晴らしい終焉でした。
    銀眼の戦士達とひとりの色付きの戦士、人ながら勇敢に戦った戦士達、そしてプリシラ。全ての登場人物達に惜しみない賞賛を送りたい気持ちでいっぱいです。

    強さとは決して肉体に宿るものではなく、心に宿るものだということを描いた良作です。
    素晴らしい作品をありがとうございました。

    • 10
  8. 評価:4.000 4.0

    打ちきりだったのか?

    育児描写に関しては、
    「あぁわかるよ、その気持ち…」という面と
    「いや自分はそこまでは思い詰めなかったなぁ」という面があり、自分が新生児育児をしていた頃のことを色々思い出せて面白かったです。
    大屋さんも言っているように、過ぎてしまえば割と忘れてるもんだな~としみじみ実感しました。
    5ヶ月ごろまでしか書かれていないのは正直消化不良に感じましたが
    思い返してみるとその頃から離乳食が始まるし、子供は動き回れるようになってあっという間に目が離せなくなってくるし、どんどん新たな苦労が出てきてキリがなくなるからそこで区切りとしたのかもしれませんが、もう少し続けてほしかったです。

    自分はあゆみ側の経験しかしたことがありませんが、サポートしているかなめのほうがよっぽど大変だし頑張ってるなと思いました。
    あゆみはちょっと、育児ノイローゼ寸前とはいっても自分勝手で、かなめに甘え過ぎな面が目立つため、共感できるところはあれどあんまり好きになれないキャラだったのが残念でした。

    • 10
  9. 評価:4.000 4.0

    作中でもそうですが、なんとなく女性信者率が高い気がするのはどうしてなんでしょう?
    私も女だけど、女ってバカなのかな……。
    作者さんのご家庭でも、お父さんやお爺さんは入信してませんよね。
    むしろ二人とも、サンタさんからと称してクリスマスプレゼントをあげたり、集会の日を狙って外界に連れ出したり、作者さんの心を少しでも救ってあげようとしてる。

    欲を言えばお父さんには、お母さんと離婚して作者さんを引き取って暮らしてあげて欲しかったけれど……そこは各ご家庭の事情もあるでしょうし仕方なかったのかな。

    なんだか、女特有のネチネチした嫌なところを凝縮したような宗教だと思いました。
    子供をムチで叩くことは推奨されているのに「エホバは暴力的なことを嫌う」ってセリフを見た時、正直鼻で笑ってしまいました。
    アンタら、どの口が言うの?って。ひどいダブルスタンダードだって気づかないのかな?

    カルト、絶対関わりたくない。
    そんなものに、物心ついた時から強制的に入信させられて、自由を奪われ続けていた作者さんがかわいそうでならない。
    どうかトラウマから解放されて幸せに暮らして欲しいと心から思います。

    • 5
  10. 評価:1.000 1.0

    添加物まみれ1~3のみの感想です

    ちょうど1話・2話が無料だったので暇つぶしに3話目だけ購入して読んでみました。
    他のレビューを見ると結構イライラした方も多いようですが、私には荒唐無稽な作り話にしか見えず、
    始終「ねーよ(笑)」って感じでした。
    毎食ポテトチップスで成人男女のお腹が膨れるわけないし、むしろコスパ悪いでしょ。スーパーで見切り品になったおにぎりでも買ってる方がまだ現実的。
    ポテトチップスにお湯をかけて離乳食ってのも、添加物以前にしょっぱすぎて赤ちゃん食べてくれないのでは?

    ただ、息子に女装させてる所だけはゾッとしました。近所にそういうことしてるお母さんが実際いるので……
    やっぱりあの子もこんなふうに曲がって育っちゃうのかな、と改めて心配になってしまいました。

    旦那さんは100円=ポテトチップス1袋分を拾おうとした結果死んじゃうし、生前のポテトチップスに対する感想が「味がしない」「砂を噛んでるみたい」ってもう完璧に鬱病になってますよね。
    それなのに主人公ときたら、「労災降りるかしら」じゃないよ……旦那さん気の毒に。

    個人的には、自分のエゴで家族をこれだけ苦しめたのだから主人公にはもっと凄惨な死に方して欲しかったかな。じゃないと息子もスッキリしないでしょ。

    • 4
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