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ファンです
まめ師のブッ飛んだ画風とストーリー展開の虜です、私。まめ師の他作品のレビューで、「笑いの排泄」「学びがない」(褒め言葉です。何も考えずにナンセンスギャグに身を委ねられるという意味)と書かせていただいたが、本作は、まめ師のご家族や、かなりプライベートに踏み込んだストーリー展開がなされているので、生活感や周囲への愛情や優しさを感じることができる。ヒューマンドラマーとして楽しむことができる。爽快感+優しい気持ちになりたい貴方へ。
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レビュアーランキング 8354位 ?
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まめ師のブッ飛んだ画風とストーリー展開の虜です、私。まめ師の他作品のレビューで、「笑いの排泄」「学びがない」(褒め言葉です。何も考えずにナンセンスギャグに身を委ねられるという意味)と書かせていただいたが、本作は、まめ師のご家族や、かなりプライベートに踏み込んだストーリー展開がなされているので、生活感や周囲への愛情や優しさを感じることができる。ヒューマンドラマーとして楽しむことができる。爽快感+優しい気持ちになりたい貴方へ。
常識から解き放たれた空間がここに広がっている。何も考えず、何も期待せず、何の正しさも求めず。
絵のタッチゆえ(笑)、蛭子先生の「不条理でポン!」が類似作品として思い浮かんだが、さにあらず。あちらは敢えてのアングラスタイルや、常識の裏返しを意図的にやっているが、まめ師の作風は、ただただ狂っていて、実にくだらない(褒め言葉)。何の学びもない。でも、それでいいのだ。笑いのデトックス、笑いの排泄。読後感の良さはピカイチ。あー、スッキリした!
レストランに入る際には食べログの評価を気にしたり、モノを買うときもレビューを見なければ気がすまないなど、ネットに支配された現代人への痛切なアイロニー。しかも、主人公の視点から語られるので、自分の欠点がわからない。なぜ三下り半を突きつけられたのか。つくづく、物事を考えるときには双方の視点が必要と感じた。
ロック=不良、という価値観はもはや過去のものになりつつあるが、それでも「尖りたい」「現状からの脱皮」といった性質は、いつの時代のロックにも健在である。この物語においても、タバコや恋愛、そしてロックと、背伸びをしてみたい女のコの心に訴える要素が詰まっている。もしかしたら、一番の読者層は、実際にはごく穏やかな女子達かもしれない。そうした向きが憧れる要素が詰まっている。
最初にことわっておくが、褒め言葉である。狂っていて、面白い(笑)。設定の唐突さと内容の薄さ、そして絵の汚さ。常に呆れながら、半笑いで読む。なんの期待もせずに。それこそ、ポテチでも食いながら。癒やされますよ。
読んでいるうちに、網浜さんに対する嫌悪感や憎悪、肩凝りのような鈍い痛みにも似た感情を抱いてしまう。単純明快な勧善懲悪モノがなぜ好まれるかというと、読んでいてストレスが溜まらないから。このマンガはストレスが溜まる。でも、我々は多かれ少なかれ、この種の感情を心に飼っているではないか。そんなことを感じた一作。
白竜の見どころは、何と言っても、善人ではない、という点に尽きる。もちろん、オヤジさんや仲間に対する忠義や勧善懲悪の要素は含んでいるのだが、あくまでヤクザのロジックでの話。逆に、主人公が嫌われるのを避けるために変に美化されたり、義賊化して描かれている作品よりも好感が持てる。
現在のAE86神格化のキッカケとなった説明不要の名作。初期の頃は、後のブームなど露知らず、純粋に丁度いいパワーの手頃な中古車として描かれていることも新鮮。AE86が、「ドライバーを育てるクルマ」といわれる所以が良くわかる。格上のターボ車をブッちぎる爽快感も魅力。
不本意ながら跡目を継いだ「三代目」の成長物語。ヒロインも変わらず、基本的なコンセプトも変えないまま、ここまでの長寿シリーズとして成功したのは、ひとえに脇役の豊かさだと感じる。脇役がエピソードごとに入れ代わりながら、物語に彩りを添えてきた。個人的に乳栗が好き。
Super Radical Gag Family(超過激なギャグ家族)のサブタイトルの通り、超濃厚かつハイテンションなギャグの嵐。子供には直感的に、大人には「国会議員」や「春巻龍」など、実在の人物を意識したキャラの作り込みがウケたことが、成功の秘訣!
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