3.0
村崎百郎氏への追悼作品
ライター村崎百郎氏が自宅で事件に巻き込まれ、被害者となり帰らぬ人となった。
妻という視点でしか知り得ない事件の「その後」をまとめたコミックエッセイ。
正直に言えば「スピリチュアル」な内容が多く、非常に違和感がある。
しかし、夫である村崎百郎氏を悼む気持ちは痛いほどに伝わってきた。
スピリチュアルな内容がお好きな方なら☆+1
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レビュアーランキング 213位 ?
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ライター村崎百郎氏が自宅で事件に巻き込まれ、被害者となり帰らぬ人となった。
妻という視点でしか知り得ない事件の「その後」をまとめたコミックエッセイ。
正直に言えば「スピリチュアル」な内容が多く、非常に違和感がある。
しかし、夫である村崎百郎氏を悼む気持ちは痛いほどに伝わってきた。
スピリチュアルな内容がお好きな方なら☆+1
言わずと知れたグルメ漫画の草分けにして金字塔です。
バブル期のグルメブームの一翼を担った存在で、作品からもバブル期の元気だった日本の雰囲気を感じます。
オススメしたいのは特に前半、山岡さんのやさぐれた感じと、悪役然とした海原先生が堪らなく格好いいと思います。
「このあらいを作ったのは誰だあっ!」
とか最高です。
タイトルのシャーロッキアンとは、シャーロック・ホームズの熱狂的なファンのことです。
これはシャーロック・ホームズが題材ではなく、「シャーロッキアン」が題材という異色作です。
シャーロッキアンのヒロインが、同じくシャーロッキアンの大学教授と出合い、ホームズのストーリーを通して様々な出合いや成長を重ねる・・・という内容。
ホームズストーリーの解釈がこの作品の大きな魅力ではありますが、
ヒロインと教授との関係も見所の1つで、ヒロインとの出合いを経て、心の傷に向かい合って生きていく教授の姿にホロリときます。
ミステリーではなく、ヒューマンドラマに近い内容と思います。
ホームズ好きなら勿論ですが、ホームズを知らない、詳しくないという人にも読んでもらいたい作品です。
私もシャーロッキアンとまでは言いませんが、ホームズは好きなので
「なるほど!こうきたか!」とか「この話はこの話に繋がるのか!」
など興奮しながら一気に読んでしまいました。
作者のシャーロック・ホームズに対する深い愛情と敬意に満ちた作品ですね。オススメ!
配信中の12話までの感想です。
人間を養殖?している謎の施設に拉致された主人公、無事に脱出できるのか!?・・・といった内容です。
ありがちなパニックホラーかもしれませんが、施設の不気味さや謎の巨大生物、多胎を強要される女性など、先が読めず非常にスリリングかつショッキングな展開です。
12話までの段階では読者も主人公同様、まだ何もわからない状況なので、この先の展開やオチ次第で評価が大きく変わりそうだと感じました。
現段階では期待感込みで☆4にしたいと思います。
剣と魔法のファンタジーな世界観のバトル漫画です。
ファンタジーものでありがちな作者が一人で考えた良くわからない不思議世界に読者がついていけない・・・というような事も無く、わりとすんなり読めました。
良い意味で適当で、ファンタジーもの特有のダラダラした世界観の解説でテンポが悪くなることもありませんでした。
内容は典型的な「少年誌のバトル漫画」です。
特殊能力(魔法)を駆使し、敵への怒りや仲間との友情を爆発させて、巨大な敵に立ち向かう・・・
良く言えば「王道」、悪く言えば「ありがち」なバトル漫画です。
でも、こういうのが面白いんです。
一昔前まで「ファンタジーものは売れない」と言われていましたが、こういう作品を読むと「時代が変わったな」と感じます。
本宮ひろ志さんのマンガですが、
「しゃあー!」
と叫ぶ威勢の良い男性は出ません。
主人公は長年勤めた会社をリストラされ、家族に逃げられた惨めな初老の男性、一文無し。
全てを諦め、死を覚悟した先のカタルシス。
そして「死ぬまで生きる」という決意、サバイバル、新たな出合い、死・・・。
「生きる」とは何かを鋭く問いかけるシンプルで力強いストーリーが胸に響きます。
是非とも疲れた現代人に読んでもらいたい力作です。
オススメ!
配信中の18話まで読んだ感想です。
土佐勤皇党の武市半平太が何故か平成の世にタイムスリップ!・・・という設定。
武市が現代の日本に戸惑うさまはギャグテイストですが、ギャグだけの漫画ではありません(初めは表紙を見てギャグ漫画かと思ってました)。
この手の漫画だと、初めはお互いに戸惑いながらも現代人に受け入れられて仲良くする感じに落ち着くことが多い気がしますが、
この漫画の人々は「サムライ」に戸惑い、一部の好意的な人を除き、武市に奇異の目を向けます。
そして武市は自分が「異物」だと理解し、居場所が無いことを知る・・・なんだかリアルな反応だなと感じました。
よく言えば丁寧な心理描写が多く、ストーリーの展開は非常にゆっくりな印象です。
ちょうど良い感じのところで終わっているので、次の配信が楽しみです。
20話までのレビューです。
独身冒険者が孤児を拾ってしまった。冒険者に子育てができるのか?…といった内容。
タイトル通り、冒険者のハジメと孤児のリルイの日常がまったりと描かれています。
剣や魔法でダンジョンを攻略するような「ファンタジー」と、ほのぼのとした「日常マンガ」、
真逆に思えるジャンルですが、うまくマッチして「冒険者の日常」となっています。
冒険者ハジメとリルイの日常を楽しむ作品なので、今のところは大きなストーリーも冒険もありませんが、なんとも言えない「まったりファンタジー」とでも言うような味わいのある作品となっています。
この漫画の特徴は、セリフが無く絵のみでストーリーが表現されていることです。
この表現には賛否があると思いますが、作者の絵が持つ独特の力強さがこの作品を魅力的なものに仕上げています。
セリフが無いだけに読み手が色々と想像する余地があり、なかなか面白い表現だなと思いましたが・・・1話ごとの最後に「話の設定」が入るのが興醒めでした。
セリフを廃し、読者の想像に任せた表現が魅力の作品なのに、その想像の余地を自ら潰しているような気がします。
広告を見て購入しました。
過去に傷ついた経験のある二人が再会し、少しずつ距離を縮めていく・・・シンプルで読みやすいラブストーリーです。
複雑な人間関係や、ドロドロとした感情のもつれは皆無で、恋愛というよりはホームドラマの雰囲気が強いです。
ここは好みの別れそうなところで、もの足りなさを感じる方も多そうですが、私は好感を持って最後まで読めました。
ラストは明るい未来を連想させる内容で、読後感も非常に爽やかです。
男目線でも読みやすい作品だと思います。
話数も少な目で購入しやすく、オススメしたい良作です。
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