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1 - 5件目/全5件

  1. 評価:5.000 5.0

    素直な努力家だったサヤ

    SNS怖い、女子同士のマウント合戦や嫉妬が怖い、サスペンス色がありドキドキしながら読みました。
    サヤは墜ちてしまったけれど、本来は素直な努力家のステキな女子だと思いました。
    misakiさんと違い、普通の家に生まれたけれど進学先も就職先も一流、自分磨きをしてスタイルもキープ、自分で努力して色々勝ち取ってきたのですから。
    素直さがアダになる怖さがサヤ編の本質なのかも。SNSの内容も一流企業入社も良い学校出身も、本人は自分で選んだと自負していますが、実際は他人や大衆の評価や口コミやいいねで判断し、自分で評価して選んでいない。サヤは人の評価を鵜呑みにする素直さ=愚かさから抜けられなかった。
    自分の軸を作ることができなかったサヤは、周りの評価を気にしすぎてビクビク暮らす、大嫌いな親と同じになってしまった。
    そして他人の評価を鵜呑みにする素直さは、何かあると他人のせいにする駄目さに繋がります。
    実際一部上場企業でも、人の意見や指示を鵜呑みにして、失敗すると全て人のせいにする社員多いです。どんな組織にもいい人悪い人、できる人できない人がいるので、他人の言いなりは困るんですよね。
    努力家ではあるので、素直さをうまくコントロールできたらサヤさんは再起できると思いました。

    • 247
  2. 評価:5.000 5.0

    現代の人間関係の悩みに踏み込んだ意欲作

    本作は作り方レシピ付き食事シーンで読切とはならず人間関係の問題も解決しないという点で全く新しいグルメ漫画だと思いました。既存グルメ漫画は食事をするとたいていの問題は解決したり、気にしすぎだったねというオチになり、ハッピーエンドが定番でした。本作は日常誰もが作業をする料理を作り食べる事を楽しみながらも、問題が解決せず不機嫌になってしまう人がいたり、どうしたら良いか悩む人がいたり、すねて途中で食べるのをやめてしまう子がいたり、ヒューマンドラマの奥深さを読めます。読者として一緒にハラハラしたり、どうやって別居夫婦がうまくいくんだろうと続きが気になります。絵は丹念に描かれ優しくかわいらしく読みやすいので癒しとなります。グルメ漫画の意欲作だと思いますので、連載中断が多いめちゃコミックオリジナルですがぜひ完結させて、紙のコミックスや電子書籍で見たいです。

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  3. 評価:5.000 5.0

    淡々とした中に本質があるリアル日常ドラマ

    祖母が100歳超えで介護施設にお世話になり亡くなりました。
    その時の経験や思ったことがここにはあり、終末の日常を丁寧に描いていると思います。

    低評価の方はリアルを経験せず想像もできていないのでしょう。それは悪い事ではなく、でもこれがリアルなので、そういう方こそ読んでほしいので低評価でも途中まででも読んでくれる人が沢山いて、電子はいいですね。

    敬語のない看護師さん、素敵です。
    認知症が出ると子供に戻るといわれますが、女性は夫の姓を忘れます。子供に戻ります。子供を生んだことも孫がいる事も忘れます。

    祖母は○ちゃん!と下の名前にちゃん付けて子供言葉で話しかけると、とても喜んで笑顔になりました。

    一日に複数人亡くなる現象「ツイてる」は元は「憑いてる」だったのではと思います。

    低評価をかかれた方も介護や終末の現場にいる事になったら、そういえばこんな漫画あったな〜と思い出していただけたら、試し読みでも、読んだことが経験になると思います。

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  4. 評価:5.000 5.0

    一人では生きられないからこそ

    主婦のサクセスストーリーかなと思い読み始めましたが、次が気になり引き込まれました。時間のやりくり、お金のこと、子育て、家事、パートナーや実家との軋轢。嫌なライバルがいてもいなくても直面するこれらの問題を丁寧に描き、シンデレラストーリーの中に、普通の女性が悩むポイントが織り込まれていて、真琴はどうするの?自分だったら?と考えさせられました。
    特に銀行マンの夫が旧世代感覚で、親ならまだ年のせいと許せるけどパートナーとしてはないなと思います。なぜだろうと考えると、彼は周りにマイナスオーラを振りまくんですよ。朱に交われば赤くなるの諺通り、こういう負のオーラを纏い、相手を否定する言葉をまず発する人とは付き合うべきではないと思いました。
    仕事という広い世界を通じ、真琴がプラスなオーラを持ち互いを気分よくしていきながら大きな仕事を回す素晴らしさに気づいた。一人では仕事と家庭もうまく回らない。家庭がワンオペでは成り立たないから介護保険もでき、保育園もあるわけです。
    一人では生きられない。だからこそ周りからマイナスオーラを持つ人をいかに遠ざけるか、または闘うか、しなくてはならない。生きる厳しさに値する生きがいを持てるようになった真琴に胸がすく読後感でした。
    ただ、めちゃコミック版の惜しいところは他の電子書籍と違い2巻以降のカラー表紙が収録されず、華やかなイラストが観られないこと。そして、ガラケー時代の古いコマ割り演出のまま配信しているために、モデルの頭から足元までの美しいファッション全体を見られないのが致命的にこの作品と合いません。そこがどうしても残念ですが、30話無料な分は他の配信サイトより割安なので割り切って読めばお得だと思います。

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  5. 評価:3.000 3.0

    途中までは面白いけど

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    悪女なスミレに好きな人を取られ続けていたノバラ、姉妹対決はどう転ぶか分からず途中までは面白かったです。
    スミレが妊娠したらいきなり性格がママになったり周りの男もパパの自覚が出たりした辺りからあれ?となり面白さがなくなりました。
    ここまでドロ沼な人間関係になれる人たちが子供を授かった途端にいい人になるのは前世紀の昭和の感動話。
    平成令和は子供がいても家庭がうまく行かないとか、男育児しないとか、ネグレクトや虐待があるのが明るみになっている時代。なのにこの、子はかすがいみたいな綺麗な話にいきなりなったのでびっくりです。作者さん意外と年取ってるのかも?
    途中までは面白かったので、最後まで読まなきゃ気がすまない方でなければオススメです。

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