島村速雄さんの投稿一覧

レビュアーランキング 79位

レビュアーランキングとは

作品レビュー
投稿 513件 / いいね獲得 644件
話コメント
投稿 157件 / いいね獲得 22件
  • お役立ち順
  • 全ての内容
  • ★5だけ見る
並び順
ネタバレ
その他条件
評価
検索条件変更変更しないで閉じる

1 - 10件目/全58件

  1. 評価:5.000 5.0

    良房と基経のキャラ

    ネタバレ レビューを表示する

    心だに まことの道に かなひなば
    祈らずとても 神や守らむ


    この作品が大好きで、
    ポイントが貯まれば次々読み進めています!

    絵も丁寧で立体感があり、
    時代考証・風俗考証も良くできています。(^-^)

    伊勢物語で有名な在原業平と
    菅家文草等で有名な菅原道真の組み合わせでストーリーが展開します。

    この二人の共通点と言えば、
    藤原氏に煮え湯を飲まされたことですね。

    業平の母は桓武天皇の皇女だというのに、
    出世はイマイチ。

    理想と現実の違いの大きさに
    なんとか折り合いをつけようと、
    維喬親王や紀有常らと酒や和歌に心を慰めて、
    この作品では、40代過ぎ?
    の渋くてダンディーな中年ですね。

    紀長谷雄のキャラもいいですね。
    憎めないです。(笑)

    一方、道真の方は、
    表紙絵からも分かるように
    なんとなく陰気な目つきなんです。

    作品を読めば、
    幼少期に起こったある出来事によるトラウマ!?
    が原因かもしれません。

    彼は帽子を深くかぶり、
    必死にその事を忘れようとするかのように
    深く書に埋没し、
    人間関係を煩わしく思う、

    世の中を斜めから観たような
    諦念すら感じさせる、冷めた目をして生きている少年。

    しかしひと度、納得のいかない事があれば、
    火をも恐れない胆力と正義感を発揮する直情的な面を持っていて、

    そこがとても魅力的に感じました。

    道真の真っ直ぐで不器用な所を、人生経験豊富な業平が、
    大人の理性でなだめようとする。

    そう丁度、暴走しそうな牛をなんとか制御するかのように。

    因みに、道真公は丑年生まれなんですよね。
    私も丑年なので親近感があります。

    よく天満宮にもお参りに行きます。
    行くとやはり牛さんが寝そべっているんですよね~。

    そして一番上に書いた道真の和歌の碑があります。

    これからどのようにストーリーが進んでいくのか楽しみなんですが、

    最もゾクゾクしたのが
    藤原良房と藤原基経のキャラ設定!

    良房は自分のイメージ通りだったのですが、
    基経は!!

    そうきたか~(笑)

    いやなかなかの不気味さ、
    禍々しさを漂わせた独特のキャラですね!

    二人とも不気味過ぎて
    そこがまたすごく面白いです。

    鬼や怨霊といったものは、
    実は生きている人間の心の中に存在するものなのでしょう。

    他ならぬ道真がそう言っているようです。

    • 51
  2. 評価:5.000 5.0

    お布施して!お布施して!お布施して!

    ネタバレ レビューを表示する

    ショコショコショーコー🎵
    ショーコーショコショ♪

    あの歌、本当に気持ち悪かったです!

    新し物好きな人は、新興宗教にハマりやすい気がします。

    自分は伝統的なものを重んじる性格で、
    オウム‥というのは、どうも胡散臭くて関わる気すら起きなかったですね。

    なるほど、小さい頃から反社会的な性格で、
    若い頃すでに犯罪歴があったのですね、あの化物。

    許せない凶悪犯罪です。

    たとえ麻原が、公害として有名なチッソの水俣病の影響で
    家族に視力異常の被害が出ているとしても。

    公害被害を受けた人全員が、こんな恐ろしい事件を起こしている
    わけではありません。
    本人個人の性格や考え方が異様に歪んでいます。

    全部読ませていただきましたが、
    低評価に書かれているギャグ要素は、あまり気になりませんでした。

    漫画家さんが自分の姿をコミカルに描くのは、よくあることです。

    「パエトーン」という山岸凉子先生作の
    チェルノブイリ原発事故に関する作品でも、
    作家さんやその周囲の人達はギャグっぽく描かれていたので、そういうものだと
    思っていました。

    特に森園先生は、旦那さんを凶悪犯罪で失っておられる
    犯罪被害者の遺族の方でもあります。

    簡単に人の生命を奪う麻原のやり方に、誰よりも
    激しい怒りを感じてらっしゃると思います。

    とても分かりやすく、10代20代の若い読者にも
    理解しやすく出来ている作品だと思いました。

    坂本弁護士一家の常軌を逸した殺⚪︎害方法や遺体の遺棄方法も
    思い出しただけでゾッとします。

    お子さんがもし生きていたら、今は32歳くらいに成長されているか
    と想像すると、本当にやりきれない気持ちで
    涙が溢れてきます。

    続きをお待ちしてますおります。

    • 20
  3. 評価:5.000 5.0

    プロの漫画家の世界

    の厳しさが本当によく分かる作品でした。

    自分も小さい頃漫画家を夢見たことがあるだけに、瞬く間に全部読みきってしまいました(笑)

    うーん…!とうならされます。
    色々様々なことを考えさせられました。

    特に大手の出版社に連載の作品を持っている作家さんは、
    私が思っている以上、
    いや想像を絶するほどの苦悩があります。

    漫画家は頭脳労働。
    それと同以上に体力・精神力が要求される過酷な仕事です。

    自分の好きなように描かせてもらえない苦しみがあります。
    作品イコールお金なんですよね、
    それもビッグマネー。

    出版社の編集者がOKを出してくれるネームでしか、描かせてもらえない。
    それがイヤなら辞めろ、ということなんですよね。

    その環境に耐えられそうにないなら、
    別の安定した月給制の仕事をしながら趣味で作品を描いていくしかないですね。

    手塚治虫の「火の鳥」某巻のあとがきに
    赤川次郎のコメントがあったのを思い出しました。
    「僕は本当は漫画家になりたかった。でも絵が下手でどうしても描けないので、
    諦めて小説家になった」
    と書かれてありました。
    この作品では、
    それと正反対の才能の持ち主が登場します。
    そして自分の考案したネームを出版社の編集者にことごとく否定され、
    悩みあぐねていた際に、アシスタントの仕事を頼まれて行く。
    そこから大きな悲劇、ドラマが始まります。

    画力とストーリー作成力、コマの構成力。
    本当に全てを生み出す映画監督と同様の作業だと、この作品を読んで痛感させられました。

    • 12
  4. 評価:5.000 5.0

    謎に包まれた作品

    ネタバレ レビューを表示する

    大変興味深く読ませていただきました。

    こちらの作品は、山岸凉子の名作『日出る処の天子』と対比されたりして
    物議を醸していたが、
    純粋な古代史ファンとしては、どちらも
    面白い。

    山岸先生の描く妖しげで聖人君子とは程遠い孤高の厩戸皇子にたまらなく魅力を
    感じたが、彼が描かれたのは
    10歳から20歳までの10年間だった。

    池田先生の作品では、四天王寺から依頼を
    受けたらしく、
    皇子が生まれてから亡くなるまでの一生涯が描かれている。

    特に面白いと思ったのは、大王家の皇子達が蘇我氏のしがらみから逃れて、
    独立した大王家たらしめようと躍起に
    なって考えていたことだ。

    特に竹田皇子がかなりしっかりとした考えを持っている人物に描かれていて
    新鮮に感じた。

    こちらの厩戸皇子のキャラは、
    絵に描いたような優等生だが、まあ、
    これも親隋外交への熱意の布石になっている。

    また個人的には、物部守屋の腹心である
    捕鳥部万の無念が、丁未の乱の際に
    詳細に表現されていたことが興味深く
    面白かった。
    ついでに万の白犬のエピソードも加えて
    あったら嬉しい。

    難を言えば、登場人物の多くが
    日本人離れした彫りの深い顔なので、
    びっくりした。
    もう少し東洋人系の容貌にして欲しかった。

    やはり厩戸皇子の死には謎が多い。
    49歳の病死には、
    暗殺や自殺の可能性を
    一蹴するにはあまりにも胡散臭い要素があり過ぎる。

    これからの調査や研究の成果を期待したい。

    • 12
  5. 評価:5.000 5.0

    大本営に見捨てられた国「沖縄」

    夏の野の茂みに咲ける姫百合の・・・

    うら若い女学生たちが学業そっちのけで
    皇国日本のために必死に働いている。

    誰かの体験談を元にして作った作品なら
    尚嬉しい。

    昔、沖縄県のひめゆり博物館(だったかな
    ?名前忘れた)
    に行って、色んな展示や資料を閲覧した
    が、やはりこの作品のように悲惨
    極まりないものであった。

    今でも沖縄の土を掘ると人骨が沢山
    出てくるらしい。
    胸がつぶれる思いである。

    私見だが、なぜ沖縄は昔から
    こんなにもひどく踏みにじられてきたのだろう。
    かつて琉球王国という独立した国家
    であったのに、
    明治維新によって日本に取り込まれ、
    廃藩置県で沖縄県という名前の
    大日本帝国の一部にされてしまった。

    そして、この戦争で本土決戦が
    起こるまでの時間稼ぎ、
    ひいては帝国の犠牲になれなければならないのか?

    しかし沖縄も「本土」の一部であろう。

    まさか沖縄だけは本土扱いされていないと
    いうのであろうか?

    それならば彼女らの戦いは全くの徒労になってしまう。そんな筈はない。

    現在も沖縄はアメリカの下にしいたげられている。

    • 10
  6. 評価:5.000 5.0

    アレよりはずっと良い!

    ネタバレ レビューを表示する

    最終話まで読みました。

    明日香もサヤも、
    救いようの無いくらい愚か者なんです。
    そう思いました。

    しかしね、
    社会に対して、二人ともアグレッシブ!

    snsを利用してでも
    動機は自己顕示欲求か承認欲求かも
    しれないけど、

    社会に出よう!
    努力しよう!

    と積極的に自分自身が
    「生きよう!!」
    と行動しているところには魅力を感じましたね~。

    逆に最も気色悪くて吐きそうな
    嫌悪感と恐怖感を持ったのが、

    生きようとしない人たち。


    つまり引きこもりやニートです。

    今、無料読みできる
    『働かないふたり』という作品。

    引きこもり兄弟の妹の春子のことを
    思うと、

    明日香もサヤも、立派に就職して社会人
    (だった)。

    引きこもりの春子は
    生きようとしていないんですよね。
    自分の人生を。

    死んでいないだけ。

    昼夜逆転してゲーム廃人。

    ちょっと脳に障害が有りそうだけど、
    家族も適切な処置をせず
    ほったらかし。

    そんな、
    自ら生きようとも死のうともしない

    全く向上心の無い生き方。

    ほのぼのもしないし癒されもしないです。
    (^_^;)

    自分の人生を誤魔化しているだけの
    非建設的な人生よりは、

    彼女達の人生の方が
    山有り谷有りで、
    苦しみもがきながらも、よほど

    充実した人生を送っていると思います。

    周囲に迷惑かけたり
    傷つけたりしてるけどね。
    本人も傷ついたり、喜怒哀楽をかみしめている。

    向上心が有る人生は、
    魅力的です。

    • 7
  7. 評価:5.000 5.0

    比類なき大作

    やっぱり帰ってくるところはここだ。

    歴史好きには何ともたまらない!

    絵は個人的には好きではないが、
    フランス大革命が起こるに至るまでを
    ここまでドラマチックに描いたものは
    見ない。

    架空人物のキャラやオリジナルストーリー
    には多少疲れる面があるが、
    革命とは、戦争とは何かを
    深く考えさせられる作品だ。

    フランス革命後、約100年経って
    日本でも士族の革命・明治維新が起こった。

    人心の荒廃の原因は
    それを支配する上流階級の腐敗から生じる。

    君主たるものの心掛けの根本は、
    どこの国にも源流は同じである。

    諸行無常の哀しさを
    そこはかとなく感じさせてくれる作品だ。

    • 7
  8. 評価:5.000 5.0

    癒やされる~!

    人間関係に疲れた時は、
    これを読むに限ります。

    ゴチャゴチャした人間関係や
    ドロドロの恋愛トラブルなど一切無し!
    動物たちが主役の心和む
    1話完結型の面白ストーリー。

    個人的に一番強烈に印象に残った動物は、
    コミック9巻に登場する
    鮨屋の「名犬さぶ」。

    飼い主が自分の飼い犬の犬小屋に
    大きな字で「名犬さぶ」と書いてある
    のを見てひっくり返るほど笑いました。

    • 8
  9. 評価:5.000 5.0

    わー第二弾出た!

    前回以来、
    ストーリーは続くのかなぁ?と
    ソワソワ楽しみにしていたんですが、待っていました!

    独特の味のある絵がクセになりますーっ(*≧∀≦*)

    本当にいろんな依頼があるんですね。

    それにしても、不倫アホ男には腹が立ちます。

    ちょっとした探偵のような仕事も請け負ってらっしゃるんですね!
    グレイト!

    • 9
  10. 評価:5.000 5.0

    勉強になります!

    昔映画で見覚えのある五省、
    今でも防大でやっているんですね。

    なんとなく海軍兵学校物語を思い出しました。

    とても丁寧に綺麗に、そして面白く描かれていて、
    子供さんにも読ませてあげられる内容だと思います。

    日本は災害大国です。
    特に地震。
    まあ、そのおかげで温泉も豊富にあるのですが・・・

    災害の起こるたびに、自衛官の方々の真剣な対応に
    いつも頭が下がる思いをしていますが、

    普段から緊張感と強い使命感を持つように、しっかり訓練されて
    いるのですね。
    非常に厳しく大変な鍛錬と勉強生活の毎日ですが、
    防大生たちが元気に健やかに育っていくのを読んでいるのは嬉しいです。

    色んな目標を持った学生もいるし、
    特に目標は無く、単に学費無しで勉強したい学生もいる。
    後悔の無い人生を歩んでいってほしいです。

    実際には、こんな美談だけでは無い、
    いろいろ派閥やパワハラやなどもある環境だとはお察ししますが、

    お国の為に!
    国家の為に働いてくれている学生さん達に感謝しています。

    登場人物の名前が幕末の尊王志士の名前が多くて笑ってしまいました。
    特にゴルゴ顔の高杉さん、面白かったです。(^∇^)

    • 5
全ての内容:★★★★★ 1 - 10件目/全58件