レビュアーランキング 5249位 ？
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1 - 10件目／全16件
4.0
小学生の頃、この作家さんにはまっていました。他の作品から読み出し、こちらも読みました。当時でも絵柄が古く感じましたが、ストーリーは非常に面白いです！
主人公と幼馴染の恋に、主人公の特殊能力がからんで話が展開していきますが、主人公を利用しようとする大人が狡猾で苦しめられます。まだ高校生なのに、普通の生活をして、普通の恋をしていくことができなくなるのが、本当にかわいそうでした。
主人公を追い詰める生物教師が、憎たらしく思えました。主人公を一途に愛し続けた幼馴染が、最後にひと目見ることができた場面は涙が止まりませんでした。名作です。
52
4.0
私も事務系の仕事をしていますが、愛想が悪く、気付かずに他人を嫌な気持ちにさせていることが多いようです。
ウエさんが、問題が起こったときにバサッと切るところが爽快です。喧嘩しても、思っていることを言い合って、結果的に人間関係の風通しがよくなるのかな。
「しおれかけた花の入ってる花瓶に、水を射すくらいできるよね」「間違ってはないけど、社会人として思いやりが足りない」「一緒に仕事をする人に対する態度じゃないよね」という台詞にドキッとしました。
ミナミさんのように、なかなか笑顔でいることが難しいですが、よりよい人間関係で気持ちよく、少しでもいい仕事ができるよう、時々読み返していきたいです。会社勤めの方にはオススメです。
6
4.0
ミステリー好きな普通のサラリーマンの父親が、娘を殴る彼氏を殺してしまう。彼氏は半分ヤクザみたいなもので、組織がいなくなった彼氏を探し出そうとする。父親を疑い、殺したことを何とか白状させようとする組織と、ミステリー好きで機転の効く父親とその妻。このやり取りがハラハラさせられて面白い。グロいシーンが割とあるので、苦手な方はやめた方がいいです。
いくら頭が良くても普通のサラリーマンにここまでできないでしょ〜と思うんですが、家族のためでしょうか。やっていることは犯罪の隠蔽で間違ったことですが、必死な父親を応援したくなります。とにかく先が気になる作品で、最後まで読みたいです。
3
4.0
この作家さんは他の作品で読み始めて、大好きになりました。絵がきれいで、ストーリーもちょっと不思議だったりして、何だか気になってしまう感じです。
割とぷつりと終わってしまう話が多いのですが、「え？これで終わり？」というよりも、生きている登場人物達の一場面を切り取ってみせただけで、この先も続いていくという感じがします。この絶妙な感じがすごくうまいですね。
出てくる女の子がみんな可愛いくてまっすぐなところも、すごく好きです。と言っても暑苦しいストレートさではなく、ひゅっと投げた紙飛行機がふわりと風に乗って、すうっとまっすぐに飛んでいくような軽やかな雰囲気です。綺麗な物を見た後のような、いい気持ちになる読後感です。オススメの作家さんです。
2
4.0
タイムスリップものなので、読み始めました。メインのストーリーは、主人公がタイムスリップした先で、大事なネックレスを失くして探してまわるというもの。なんだかぱっとしないなー、と最初は思いました。けれどもそこに主人公のそっくりさんのお嬢様と入れ替わったことで、ストーリーが動き出します。
行動的でまっすぐな思いの主人公に、周りの人間も動かされていく。何もわからないところで、どんどん行動していくのがすごいです。お嬢様の替え玉とは知らずに、お嬢様の婚約者と主人公がいつの間にか恋に落ちていき…これからどうなっていくのか。切なくてきゅんとします。
1
4.0
まだ幼い雲雀があまりに重いものを抱えて、それでも自分でなんとかしようとする姿に、胸が締め付けられました。そんなに1人で頑張らなくていいんだよ、と言いたくなります。周りの大人達がそれぞれの生活を送りつつも、何かあれば助け合うという、この時代の優しさがいいなぁと思います。お父さんとの関係で、雲雀が愛情を得ようとどんなに頑張って、寂しい思いをしてきたかを考えると泣けてきます。そのためちょっと素直じゃない、雲雀の愛情表現に、ちゃんと気付いてくれる先生の優しさが好きです。人の情にふれたい方は、ぜひ読んでみて下さい。
1
4.0
妖怪系の恋愛が好きなのですが、これはかなりふんわりしていますね。木霊であるほおずきのことが好きな、孫の一歩。幼い頃から見てきたほおずきにとって、可愛い子供にすぎないのは仕方ないですよね。なので、いくら一歩が成長して天馬に似ているからといって、急にほおずきが一歩のことを好きになるのが、解せない。その心の揺れ動く様を、もっと丁寧に描いてほしかったです。大した障害もなく、あっさり結ばれて幸せなのはよいけれど、もう少し読み応えがほしかったです。
木霊が地域のみんなに受け入れられ、愛されている感じはすごくよかったです。
0
4.0
踊ることで自分を保っているような小学生の女の子が、バレエダンサーになっていく話です。といっても乙女チックな感じではなく、スポ根に近い感じです。
少女漫画ではよくある、同じバレエ団員からの嫌がらせなどが出てこず、ひたすら踊ることへの情熱が描かれています。少し絵が粗い感じがありますが、そのために一層、話にぐんぐん引き込まれ興奮してしまいました。とても面白いです！
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4.0
あまり友達ができず、子供の頃から図書館にはよく入り浸ってました。その寂しい思いと、新しい本を読むワクワクする感じを思い出しました。シリーズものを読破した時の達成感、難解な作品を読み終えた時の、頭をフルで使った感じ。図書館は自分の好みではない本とも出会えるので、貴重な場所です。こんな風に、オススメを教えてくれる人がいたらもっと世界が広がりそうですね。
0
4.0
作家さん買いです。小学生の頃、この方の作品で漫画を買い始めてから、夢中で全作品を読んでいました。
絵や表現が少し昔っぽい感じはありますが、線がきれいでストーリーに集中できます。今作品は壮大なスケールの物語ですが、読みすすめていくうちに、次はどうなるのかな？とわくわくして止まりません。歴史好きな方もそうでない方にも読みやすく、オススメです。
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