5.0
登場人物評
・サヤ
ドン底まで落ちてしまった彼女だが、擁護できる要素がひとつもない。
自己愛と承認欲求が強いだけなら良いが、平気で他人を裏切ったり見下したりしていたので全て自業自得でしょう。
実家に戻って家族と和解するENDならまだ救いがあると思っていたけれど、港区への執着が強いのでそれもなさそう。
ただ児玉さんは本当にサヤのことが好きなんだと思う。
・中山さん
実は腹黒いという意見もあるが、詩織さんを追い詰めて社会的に抹さつすることも出来たのに、土下座で許してあげているのは優しいと思う。
もっと重傷だった可能性もあるので怒って当然です。
最初にサヤに「仲良くしてね」と声をかけていたのは中山さんなので、派遣だと思って見下さずに察していれば、misakiの女子会にも呼んでくれたかもしれない。
基本的に中山さんからは一切他人への嫌がらせは行っていない。やはり良い人では?
・詩織さん
サヤを陥れたり、中山さんを突き落とした黒幕だったが最後に天誅が下る。
完全に営業部でのポジションも信頼も失ったので、電報堂内に居場所はなさそうです。
・徳井さん
いやらしいおじさんが多い本作において数少ないイケメン。
前作では嫌な感じのキャラだったが、最後はホラー化したサヤにひたすら恐怖するお笑い担当に。
社内でいきなりキスしても、セクハラ扱いされないのは徳井さんだけ。
中山さんもサヤに対して「素敵」、「結婚したら勝ち組」と言って評価していたので、嫌がってはいなかったと思う。
・詩織さんを裏切った同僚
サヤの話題からさりげなく中山さんを階段から突き落とした話に持っていき、詩織さんの自白を誘導した策士。
中山さんのことだから買収する相手を入念に選んでいたと思われるので、彼女はかなり優秀(?)
・部長
性格の悪い人物ばかりの本作において数少ない良心。
自分が頼んだ仕事で残業した(実際は押し付けて帰った)サヤに差し入れを持ってきてくれたり、階段突き落とし事件の犯人と疑われたときも庇おうとしてくれた。
・児玉さん
無職っぽい描写だが、六本木のボロアパートは唯一残った資産だろうか?
または知り合いのツテで住み込みの管理人をやってるとか?
88の正体が彼だったのは誰も予想していなかったと思われる。
・明日香
ラストに登場?小綺麗な雰囲気になっていたので、前作で落ちぶれてから復活した?
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