レビュアーランキング 11位 ？
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5.0
これをあえて少女漫画カテゴリーにしためちゃコミさんはエライと思います。
教育の現場でもLGBTについての講演会等が行われている時代。人それぞれの性に偏見を持ったり、過剰な反応をするのがどういう事なのか考えないといけないなと思っているところです。
この漫画、"男同士"をバカにする訳じゃなく上手く利用したコメディです。更に重くなく変に美化するわけでもなくピュアで可愛く、ちょっと切ないラブコメです。
黒沢の心の声(ごめんな 好きになって)にはうるっときました。ただ、人を好きになっただけなのに。セクシャルマイノリティの人はこんな風に思うこともあるのかな‥と。きっと現実でもあり得る事なんだろうなと。
おっさんずラブもそうですが、こういう漫画など、どんな形でもLGBTについて少しでも考えるきっかけになればいいなと思うのです。
なんだかカタイ話になりましたが、コメディーとして普通に面白いですよ😊
152
5.0
集英社コミックの配信が始まったんですね⤴⤴
この作品は単行本で集めています。
作者さんのコメントで『この作品は恋愛中の｢切ない気持ち｣よりも｢幸せな気持ち｣に焦点を当てて描いていきたいと思っています』とありました。
田之倉君が精神的にもその他もろもろにおいても完璧過ぎて、絶対こんな21歳いない‼と少々非現実的ではありますが。
少女漫画で夢を見て育った女性が、大人になって再び夢が見られる、作者さんのコメント通り幸せ感が味わえる作品です。
正直キャストが私のイメージと少し違ったのでドラマは観ていません。そのくらい、自分のイメージを大切にしたい優しい雰囲気の作品です。
129
5.0
30歳オーバー『大人の恋と結婚』が美味しいパン作りに乗せてほっこり、時にほろ苦く展開されます。
全体的に優しい雰囲気ですが家族･仕事･お金･加齢など誰もが遭遇し得る問題が練り込まれていて、繊細なパン作りと社会生活をリンクさせたようなストーリー運び。
湿度や手のひらの温度にも左右されてしまうパン作りのように(この作品で得た知識ですが😄)紆余曲折しながらも二人に合った生活の形を作り上げて行くのを追って行きたい作品。
それにしても‥毎回パンが本当に美味しそうです🍞
95
5.0
作者さんの描く男性は文句無くセクシー。
今回の松永さんは髪型ツーブロックに大きめ眼鏡。色っぽさを前面に出したキャラじゃないのに女子がセクシーと感じるポイントをおさえてらっしゃる✨
体型👍腹筋👍喉仏👍首筋のライン👍そして何より目の表情👍👍👍
内面からもじわじわイケメンオーラ出てます。
名言、有りますよ～➡｢一緒に住んでんだからピンチもシェアすんだよ｣⬅惚れるっ💕
ピュアな高校生ヒロインと個性豊かな大人達のシェアハウス。[なっちゃん]は伏線かな。松永さんがいつもリビングに居るのと関係あるのかな？
ストーリーもいい作家さんなので歳の差恋愛&心温まる話になりそうな予感。
85
5.0
隼人の一途さ、純粋さにきゅーん💓でもそれ以外にも‥
菜摘ちゃんも、保健の先生も、慎吾も、WARPメンバーも、ファンのOLさんも‥なんて優しい人達ばかりなんでしょう❇
作者さんは色々わかった上で敢えて人の優しい部分だけを描いたと私は読み取りました。
キャラ達に共通しているのは｢人の幸せを喜べる｣ということ。これって、人として本当に幸せな事だと思います。
さらっと描かれていましたが、母親がのぶ子を"かわいい"と言ったのは本心で、沢山の愛情を注がれのぶ子は卑屈にならず真っ直ぐ育ったんだと思います。
そういった細かい裏付けも感じ、表面だけでなく奥行きのある作品だと思います。
40
5.0
外見も中身も可愛いあゆみが醜い海根さんと入れ替わるファンタジー。正確に言うとあゆみが美しい容姿を乗っ取られる形で物語が始まります。
体入れ替わりモノですがコンプレックスや恋心など内面的な部分にスポットが当てられていて意外と深いです。
元々あゆみに想いを寄せていた二人のイケメンしろちゃんと火賀くんも絡み、人間模様が複雑に交錯していきます。
読み進めると内面も醜い海根さんと最低発言ありのしろちゃんの印象も違ってきて三角関係が切なかったりします。
『人は外見か内面か？』がテーマなので青年誌なら少し物足りなく感じるかもしれませんが少女漫画として読むには十分だと思います。
単行本にして全3巻、30話完結です。
36
5.0
主に青年誌で描いている作家さんなので、少女漫画特有の恋愛のドキドキとはちょっと違い、毒のない独特な世界観が持ち味。
着地点は想像できそうな設定ながら、なかなか予測できない展開で話が進むほどややこしく(?)面白くなっていきます。脇役たちも皆個性的で、笑いのセンスも含め読めば読むほど味が出る、スルメのような漫画です(*^^*)?!
(↓以下は適当に読み流してください◎)
この作者さんの一番の魅力は、あり得ない設定のコメディーの中で、人と人との関わりや心の動き、それぞれの想いを上手く描いていくところだと思っています。でもその良さが前面に出るのはもう少し先かも。その時がきたら、『あぁ、こういうことか』と共感していただけると嬉しいです(*^_^*)
36
5.0
のほほんとした会社、のほほんとした人達🍄お堅いオフィスのリアリティはこの作品には必要無いですね🎵
歳の差も重苦しい障害として扱っていないのがいいです🙆
ふわふわ、明るくてノリのいいコメディー。‥と思っていたら、急にくるコイビトエピソードにきゅんっ💕とさせられますよ(*´ー｀*)
ずっとクスクス笑える作風で嫌な気持ちになりません。疲れた週末などにいかがでしょう❔
36
5.0
読みながらずっと胸がざわついていました。作者さんがこの漫画を描いた意味‥きっと、涙なしでは読めないんだろうなと思いつつ最後まで止まりませんでした。
大ヒット作を生み出す東村アキコ先生の自伝漫画ですが、高校の時に出会った絵画教室の日高先生に語りかけるような、長い長い謝辞ともラブレターとも取れる作品です。
忙しい日常の中で楽な方へ流されたり、大切な事を蔑ろにして後悔したり‥人間なら皆あると思います。
ひたすら｢描け｣と教えた先生。絵画であれ漫画であれ、教え子が描いていて幸せなら先生も本望だと思います。
(結末がわかりそうなので一応ネタバレにしておきます)
32
5.0
うせもの宿はこの世に未練や後悔を残し生涯を閉じた者が訪れる宿。
残したものを『うせもの』と転義し見つけ出すことイコール思い残すことを精算しこの世から旅立つ。
逝く者も残された者もこういう解釈で別れを受け入れられたら…。
涙無くしては読めませんが、辛い別れも前向きに捉えどこか温かい。作者さんが『叙情の魔術師』と言われる所以(ゆえん)がここにあります。
作者さんの単行本は全て持っていますがこの作品は特にカバーも美しいです。
★5では足りません。過ちや後悔無く生きる事は不可能ですが、日々の過ごし方を考えさせられるこの作品、10年、20年後にも読み返してみたいです。
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