みーたむ。さんのレビュー一覧

みーたむ。さん

レビュアーランキング  624

  1. 評価:5.0 5件
  2. 評価:4.0 2件
  3. 評価:3.0 2件
  4. 評価:2.0 0件
  5. 評価:1.0 0件
レビュー投稿数:9件
ネタバレあり:4件
ネタバレ無し:5件
参考になった数:143
参考になった割合:93%
全ての内容:全ての評価 1 - 9件目/全9件
内容で選ぶ
評価で選ぶ
読み込み中
エラーが発生しました。
再読み込みしてください。

※このページはネタバレ非表示のページです ネタバレありのレビューを見る

  1. 心の中のぶーこ

    ネタバレありのレビューです。表示する

    一番近い友達なのに…一番近い友達だからこそ、幸せを祝う気持ちだけでなく、羨んだり焦ったりする気持ちも出てきてしまうものだと思います。
    自分の方が勝ってる!とまで思うと性格が悪く感じますが、自分は遅れてないんだと安心するくらいなら身近な感情かもしれません。しかし他人と比べて優位に立ちたいという根っこは同じです。

    ぶーこは作品として極端に描かれていますが、誰の心のなかにもある醜い感情を象徴する存在です。
    性格がかなり歪んでいるぶーこですが、生い立ちには同情すべき点も少なくありません。彼女自身も深く傷付いていました。
    友人を失ってから心の治療を始めていますが、本来であれば傷付き体験をしている子供時代から治療が必要だったはずです。
    自分の心が健康でないと人を良く思えなくなってしまいます。

    人の幸せをなんだか素直に喜べないとき、心の中のぶーこに気付き、自分をふと見直して心の健康を取り戻すことが大切だと思います。
    そんなことを改めて考える機会になる作品です。

    20人の方が「参考になった」と投票しています

  2. ブラック主婦~鏡の中のわたし~ へのレビュー

    評価:3.000 3.0
    ちょっと物足りない

    ネタバレありのレビューです。表示する

    短いなかでよくまとめられた作品だと思います。
    しかしその反面描ききれなかったところもあるのか、摂食障害、こんなものでは済まされない、まだ生易しいとも感じました。
    摂食障害そのものがテーマというよりは、苦境を乗り越える主人公、その人は摂食障害も患っていたくらいの感じがします。
    治療があまりにもさらっと描かれていたからかもしれません。
    主人公が再出発できたのは良かったと思いますが、なぜあえて水商売という設定にしたのか?というところも少しもやもやした気持ちになりました。何かそれぞれを結びつけるような偏見でもあるのか、と深読みしてしまいました。
    この長さだと、きっと描ききれていないところがあるから読んでいても消化不良なのかも知れません。
    摂食障害にまだそれほど詳しくない人が読み物として読むには、病気を大まかに知る切っ掛けになったり、注意換気に役立ったりして良いと思います。

  3. だし巻きたまご

    ネタバレありのレビューです。表示する

    お金を狙われて犯罪に巻き込まれ…とありがちな展開ですが、有害物質の影響を受けた主人公が恐ろしい姿で甦り、犯人たちに復讐を遂げるという、斬新な物語です。

    復讐相手達は、着飾って綺麗な皮膚を纏っていても、中身は金に執着した醜い鬼。
    対する主人公は美貌を著しく損なってしまったにも関わらず我が子を思う美しい心だけは失いませんでした。醜くなってもだし巻きたまごの優しい味はそのまま。だし巻きたまごは母の心を象徴する重要なアイテムです。
    姿が変わっても、人の命を殺めてしまっても、我が子に母と呼ばれることができたのはひとえにこの心があったからだといえます。

    個人的には、徐々に毒が抜けて復讐後元の姿に戻り親子幸せに暮らして欲しかったのですが、主人公は最後まで毒に蝕まれ続けるようです。
    復讐の際、だし巻きたまごに毒を仕込むシーンがありましたが、母の心を象徴するこの料理に毒を入れてしまったこととそれが深く結び付いているのではないかと、そんな気持ちになります。

    13人の方が「参考になった」と投票しています

  4. お前はまだグンマを知らない へのレビュー

    評価:5.000 5.0
    グンマに行きたくなる!

    これは面白いです!
    群馬県のご当地あるあるが、ちょっと盛られた感じで紹介されています。
    私は群馬県出身ではありませんがとても楽しく読めます。
    群馬県出身の人とこの漫画のことで盛り上がって仲良くなれますよ!

    8人の方が「参考になった」と投票しています

  5. へのレビュー

    評価:5.000 5.0
    心の中の累

    ネタバレありのレビューです。表示する

    尋常ではないほどに醜い容姿、トップレベルの演劇の才能、他人と入れ替わる不思議な口紅…。
    非日常的すぎる設定を持つ主人公ですが、感情移入しながら読み進めることができます。

    作品の魅力としては、綺麗でどこか妖艶さも感じられる絵や、ハラハラドキドキ、緊張感のある巧みな心理描写があげられますが、そればかりではありません。

    他人の美しさを羨むと同時に呪う気持ちというのは、多かれ少なかれ誰にもあるのではないでしょうか。
    そしてそれに気付いたとしても、汚い感情であるとして封印してしまう。
    累はその気持ちを表現し、願望を叶えていく。
    しかし、「姿は醜いが心は清らか」などというきれいごとでは収まらず、共感しがたい部分も持ち合わせる。
    それも社会での居場所を確立する手段として必用なものでした。
    残酷なことに、社会では美しさは力や守りになりうるものです(美しさの持つ弱さにも触れられますが)。

    美しさをめぐる様々な感情。
    自分は累とは違うと思いながらもどこかで同一視しながら読んでいるのかもしれません。

    自分の存在価値は?理由は?
    そこに美しさはどのように絡んでくる?
    いろいろなことを考えさせられます。

    27人の方が「参考になった」と投票しています

  6. 当事者からみた世界

    この作品のレビューを見ていると、高く評価するものもあれば批判的なものあります。
    発達障害に対する見方…社会の縮小にも感じられます。
    発達障害がどんどんメジャーになってきていますが、まだまだ理解されにくく、社会に受け入れられないこともあるのが現状でしょう。

    自分の力ではどうしようもないところで失敗してしまう…単なる怠けや努力不足と言うわけではない。
    障害によって、人に迷惑をかけてしまうことも避けられないかもしれません。
    悪気がない、では済まされないこともありますが、もしそれが周りの働きかけ次第でどうにかなる問題だとしたら?

    単純に毛嫌いするだけではもったいない。
    この作品の作者のように、1つの作品を描きあげ、それが出版されるという、驚くような才能のある素敵な人かもしれないのに。

    この作品のように当事者目線からみた世界を知ることで、身近な方への理解を深めたり、お互いにとって丁度良い付き合い方を考えるきっかけになるのではと思います。
    そうすることで障害のある方も、その方と一緒に過ごされる方も、より深みのある人生を送ることが出来るのではないでしょうか。

    15人の方が「参考になった」と投票しています

  7. 後遺症ラジオ へのレビュー

    評価:4.000 4.0
    読み込むほどに味が出る

    レビューでは今のところ低い評価となっていますが、読み込むほどに物語の面白さ、構成の巧みさが感じられます。

    極々短いお話がいくつも繰り広げられ、それぞれは関係無さそうに見えますが、読み進めるうちに、ある村の土着信仰へと繋がっていきます。
    謎が多く不気味な信仰。
    舞台は都会だったり田舎だったり。
    時代背景も、現代だけでなく戦後、あるいは吉原が登場するなど時をこえたエピソードを垣間見ることができます。
    ある程度まとまった長さのお話が読みたい人には物足りなく感じるかもしれません。また、ブツブツと途切れたようにお話がいくつも続くのはストーリーが分かりにくくイライラしてしまうかも知れません。

    しかし、「あの時のあの話はここに繋がってきたのか!」という体験が好きな人や、絵や台詞などで瞬間的にぎょっとする感覚が好きな人にはきっと楽しめると思います。
    十分怖いです。

    ☆ひとつ少なくしたのは、どなたかのレビューにある通り、消費ポイント数がページに比べやや高すぎるように感じられたからです。

    24人の方が「参考になった」と投票しています

  8. 賛否両論の問題作品

    テーマがテーマだけに、やはり後味の良さを期待するのは少し無理があるかもしれません。性と嫌悪感は完全に切り離すことは難しいものです。

    きれいで華やかな短い時間だけをもてはやされ、悲しいことであるとどこかで感じながらもそこにしか居場所を見出だせない女性。
    それを食い物にする社会。
    需要と供給が一致してしまう瞬間。
    傷が傷を生む。
    その上に成り立つ快楽がこの世にはある。

    読みながら「どう生きる?」「何を大切に生きる?」と生き方を問われているように感じられました。

    この作品から何を読み取るかは人それぞれだと思います。
    私は「やはり社会は怖い」と救いのなさを感じましたが、それと同時に、現実世界でのそれなりに穏やかな日常や優しい人について改めて認識しました。
    社会の怖さを垣間見たことで、今ある幸せを大切にしたいと思うことができたような気がします。

    32人の方が「参考になった」と投票しています

  9. Cold apartment へのレビュー

    評価:5.000 5.0
    毒カワイイ

    絵柄が特徴的で引き込まれてしまいます。
    可愛らしいのにダーク。
    ダークなのにどこか可愛らしい。

    話の一つ一つは短く、すぐに読めてしまいます。
    長さ的に物語の複雑な展開や深まりはそれほどないものの、読み終わった後、独特の余韻に浸ることができます。
    「後味の悪くない不気味さ」とでもいうのでしょうか?
    残酷でグロテスクな場面もありますが、いたずらに不気味さだけを売りにすることなく、かわいさや温かさ、救いも味わわせてくれる、そんな感じの作品です。

    作風に好き嫌いは分かれるかもしれませんが、個性的で魅力あるお話だと思います。

    4人の方が「参考になった」と投票しています

全ての内容:全ての評価 1 - 9件目/全9件