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作品レビュー
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1 - 10件目/全62件

  1. 評価:5.000 5.0

    不朽の名作です

    30年前の作品ですが、何度読み返しても楽しめる、最高傑作です。
    人間も動物も実物に忠実に描かれ、その丁寧さには初めから心奪われました。
    大学が舞台だけど、恋愛要素ゼロなのもすっきりしていて内容に没頭できました。
    いろんな動物のことがよく分かったし、特にハムテルの家のヒトと動物達の勢力図なんかリアル過ぎて最高に笑えます。
    獣医学部の若者たちの成長も楽しく、時代を問わずに残り続ける不朽の名作でしょう。

    • 2
  2. 評価:5.000 5.0

    この作家さんスゴイ!

    「社内探偵」「わたし以外みんなバカ」「ヒビコレ」など、かたおかみさおさんの作品は面白すぎて、次話の配信待ちでソワソワしています。
    「社内…」や「わたし以外…」をまだかまだかと待っていたら、未読だった「ウマノリ…」はどんどん新話が出ていたのですね。
    強烈なキャラクターが自然な感じに描かれて、人の悪意に慣れていない普通の感覚の登場人物たちと自分を重ね合わせて読んでいます。
    かたおかみさおさん、体にお気をつけて、ゆっくりで良いので引き続きお願いします♪

    • 1
  3. 評価:4.000 4.0

    罪を犯した障がい者

    知的障がい者のうち療育手帳を持っているのは25%というデータがあります。
    知的障がい者の親もまた障がいがあることは多く、そういった場合に障がいのある我が子を福祉や医療の制度に繋げる能力に欠けることも考えられます。
    昨今は刑務所や少年院にも、出所後の福祉的な支援は始まっていますが、まだまだ不足しています。
    コミックを通じて、社会の有りように気づいてくれる方が増えるとありがたいです。

    • 1
  4. 評価:5.000 5.0

    病院で死ぬということ

    7年前、病院で父を看取りました。
    大正生まれの、人に弱みを絶対見せない父を、いつも支えてくれた看護師さんがいました。手術の後に体力をつけようとして病院の回廊を歩く父を守るため、時々休ませるための折りたたみ椅子を肩にかけて父の横を歩いてくれました。その手術は、執刀医が何も切れずに閉じた、回復の望みがないものでしたが…。
    看取りの仕事にはもちろん技術がありますが、魂の仕事でもあるでしょう。私は介護福祉士から相談支援へと仕事は変わりましたが、人に向き合うことは寄り添うことでもあり、葛藤も大きいです。神経が麻痺しかけることも否めません。
    ×華さんのコミックは、なかなか知ることのできない医療現場の姿を通して、働く人々の葛藤を想像させてくれます。続編を待っています。

    • 0
  5. 評価:5.000 5.0

    切なくて温かい

    彼氏を突然失った主人公と、彼氏が遺した娘、その娘の母親の3人の登場人物が、生き生きというより生々しく織り成すストーリー。
    人生なんて、相も変わらず理不尽だらけって思えるけれど、この作家さんの表現の特徴とも言える、嘘のない素直さ、きれいごとで済ませようとしない誠実さ、でも他人に寛容な態度に裏打ちされた、清々しい作品です。

    • 3
  6. 評価:4.000 4.0

    教育の問題

    夫が稼ぎ主との自負を妻にアピールして結局のところ奉仕させる、妻は女性差別的な職場で歯を食いしばってでも、家事と両立させようと頑張る。
    日本の美徳とされていたものは、現代社会では悪しき古き習慣となりました。
    かくいう私(正社員です)も、勤めから帰る時間がわからない息子には夕食を用意しない取り決めをしながら、仕事から帰って自分だけの家事(掃除と洗濯)しかしない息子に、ついつい夕食を作ってやってしまっている。
    こんな母親が、妻の労働を理解しようとしないバカオトコを製造してしまうと自戒している。
    教育は怖いぞ。特に母親のあり方は重要。

    • 0
  7. 評価:5.000 5.0

    発達障害を知る

    長年、障害児・者に関わる仕事をしていて、専門の勉強もしましたが、これほどダイレクトに発達障害について理解させてもらったのは衝撃的でした。
    当事者と接していれば行動には慣れてきますが、理由を知るのはなかなかに難しいです。
    いつも自分や周囲の人々の想像力には限界を感じるけれど、このコミックは、多くの人が障害を理解するためのテキストとして活用できると感じています。

    • 0
  8. 評価:4.000 4.0

    骨太で繊細なリアリティー

    恋する年頃から遠く離れてしまいましたが、この作家の作品の持つリアリティには感心します。
    人物設定がしっかりしていて、絵も構図も見る側にとって素晴らしく自然なので、素直にストーリー展開に期待できます。
    唯一気になるのは、男性キャラクターのバリエーションに欠けるところで、星一つ減らしています。
    それでもこの作家の作品は端から読みたくなる中毒性があります!

    • 0
  9. 評価:5.000 5.0

    副読本クラスの素晴らしさ

    これだけ多様性が謳われる世の中でも、若くてもLGBTQに偏見を持つ人がたくさんいます。頭の柔らかい成長期にこれを副読本として読むと良いんではないでしょうか。
    価値観の差はあって当たり前ですから、尊重しあって、それが無理なら黙っておけば良いだけのこと。それよりシロさんケンジみたいに思いやりある生活を心掛けては如何?と思うので。

    • 0
  10. 評価:4.000 4.0

    人と人とのあたたかさ

    こやまゆかりさんの作品が好きで、端から読んでいます。
    この作品は、主要な登場人物の心のひだを、登場人物どうしのコミュニケーションを通じて描いているところに、自然な丁寧さを感じます。
    何というか理屈っぽくなっていないのが良い。
    イヤミな女性が出てこないのも気持ちいいです(まだ途中なので、この先にも出ないのかはわかりませんが)。

    • 1
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