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結局のところ…
人を蹴落として散々バカにして、自分のことは棚上げで仕事もろくにしないのに成果を得ようなんて、ムシが良すぎるんだよね。正直者はバカを見るっていうけど、バカを見たとしてもこういう人達を羨ましいとは思わないかな。言っちゃったもん勝ちとか、やっちゃったもん勝ちとかそりゃあって、理不尽なことも納得のいかないこともある世の中だけど、結局のところは真面目に生きていくことの方が自分の言動に責任が持てるし、もし失敗しても納得がいくんじゃないかな。
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人を蹴落として散々バカにして、自分のことは棚上げで仕事もろくにしないのに成果を得ようなんて、ムシが良すぎるんだよね。正直者はバカを見るっていうけど、バカを見たとしてもこういう人達を羨ましいとは思わないかな。言っちゃったもん勝ちとか、やっちゃったもん勝ちとかそりゃあって、理不尽なことも納得のいかないこともある世の中だけど、結局のところは真面目に生きていくことの方が自分の言動に責任が持てるし、もし失敗しても納得がいくんじゃないかな。
便利な世の中なのに、人と接するのが難しくて、ちょっとした出来事をきっかけに、現実の世界とはかけ離れた空間で、自分の世界だけで生きていく他に術が無くなってしまったら、このストーリーの主人公のように闇に堕ちていくのかも知れない。世の中との関わりが、ほんの少しでも持てて、自分や周りのことをちょっとでもポジティブに考えていられたら、もう少し違った結末があったのかも。
ナギサさんみたいな人がうちにも居てくれたらなぁ。と、楽しく読みました。こういう世の中だから、ナギサさんのような家庭的な家政婦さんがいてくれるといい。冷静で、出過ぎない控えめなところがあって、でも温かくて優しい。時にはズカズカと押し入って意見するけど、最後は自分で考えて動けるように見守ってくれる人。ナギサさんがなりたかった「お母さんのような人」という意味が共感できる。優しくて温かく、それでいて強い。それは、料理や洗濯、掃除ができるだけじゃなくて、人の心に触れて正しく導いてくれる。だけど、人間臭くて人は人と関わって1人では生きていけない弱さも知っている強さ。男性だけど、お母さんのような素敵なナギサさんが魅力的なストーリーでした。
秋里先生の作品で最高に一番好きな作品!昔々まだ若くて学生の頃、少ないお小遣いで購入した単行本。大切に大切に何度も読み返してたのを思い出して全話購入。主人公のさかみちゃんが羨ましくてたまんなかったなぁー。マゾにマザコン、ナルシストなキャラの男の子達3人のだいちゃん、しろちゃん、てんくうちゃん。そんな3人の秘密を知ってるさかみちゃんの4人でいつも行動するんだけど、よくできたストーリーでテンポが良くて楽しくて、何度読んでも飽きなかった!当時、秋里先生が描いてくれたサイン色紙、一番好きなキャラの、てんくうちゃんを描いてくださって、本当に宝物だった!さかみちゃんは、だいちゃんが好きだったけど、しろちゃんやてんくうちゃんとのからみも丁寧に描いてあって、単行本だと5巻あるんだけど、それぞれの巻のカラーの表紙もすごく素敵だった。大好き過ぎて、この本の中に入れないかなってバカみたいだけど本気で思ってた!面白いのー。ぜひ読んで欲しいな。
昔も今も、人に恋をしてその人を大切に思う気持ちは変わらない。現代の自分達も、大昔の姫様達も、恋をして嬉しかったり切なかったり、強くなれたり弱くなってしまったり。そして、人を思う気持ちは時に負のエネルギーが強くなることがある。行き場のなくなった想いは、ずっと彷徨って人を怨む時もある。女性は特に、複雑な胸の内を好きな相手にぶつけられず、同じ女性に牙をむくこともある。切ない女性の想いを描いた作品。
日本の歴史や和のテイストが好きなら、面白く読めると思う作品です。自分がまだ小学生とか中学生の頃に読んだ作品。懐かしくて購入して読み返しました。真珠姫という悲劇の姫が、愛しい殿と幸せに暮らしていたところ、殿の兄が無理矢理に真珠姫を奪おうと弟を陥れたために、弟は自害。それを知った真珠姫は、気がふれて崖から落ちて命を落とす。100年以上が経って、真珠姫と殿の兄が生まれ変わった現代の話になるのだけれど、兄への恨みや、真珠姫への切ない思いで成仏できなかった殿が、真珠姫の生まれ変わりののりこを迎えに来る。のりこも少しずつ自分が昔々 真珠姫で殿のことが好きだったと思い出し、現れた殿の霊とある日消えてしまう。のりこを好きだったクラスメイトの男子は、その後教師になる。担任する生徒の中にのりこにそっくりな女の子がいて、好きだと打ち明けるが、ある日やってきた転校生が殿にそっくりで、その殿の生まれ変わりと真珠姫とのりこの生まれ変わりの女の子は、愛し合い駆け落ちしてしまう。また残されたのりこのクラスメイトで教師になった男性は、その日夢で自分が実は真珠姫を奪った殿の兄だと知るというストーリー。不思議で切なくなる作品でした。
ストーリーもキャラも可愛くて、楽しみながら読めます。どなたかもレビューしてましたが、王家の紋章みたいな感じもありつつ、ヒロインの魅力的なキャラや旦那様の王がクールで格好良いところ、2人のお互いへの愛情の深さを見てると、なんだか胸がほっこりあったかくなっちゃう感じ!今は、王に仕えて政治の場で意見する老人達が企んでヒロインをさらってしまったところまで読みましたが、この先がどうなってしまうのか、王の元へヒロインが戻ることができるのか、戻った後は2人の愛が変わらず続くのか、気になるところ。早く来月になってポイント増えないかなー。読みたくて、一度課金しちゃったから、あとは来月まで我慢ー!!
宝塚みたいに、女の子達が音楽学校から入って、男役と娘役に成長していくのだけど、その過程で出会う様々な人が、それぞれに持つ人間臭い感情が昔の作品だけど、すごく共感できる。演じるということも、天性の才能がある人もいれば、コツコツ努力を重ねる人もいたり、コネで役を掴む人もいたりする。役を掴むために、むき出しの感情がぶつかって、周りの人や自分自身の嫉妬や敗北感やプライド、達成感などに戸惑いながらも、女優として成長する主人公。男役や娘役の世界の外でも活躍する女優に成長しながらも、最後は自分の原点の宮苑という宝塚のような歌劇団での、舞台に立ち、ずっと好きだった脚本家の先生の舞台で開幕するというところで終わる。独特の世界観や主人公の魅力に惹かれて、昔全巻持っていたのを思い出して購入。やっぱりいい!とても好きな漫画の一つ。
ヒロインの外面・内面へのコンプレックは、とても共感できるし、その為に揺れ動く心情にもすごく共感できた。絵は個性的で、決してよく少女漫画にあるキラキラしてる「かわいいー!」って感じでは無いけれど、とても魅力的な好感の持てる絵でした。ヒロインの持っている「おばあちゃん知恵袋」的な言動も、すごく共感できる。生活の中で、無理せず自分にもやれそう!と、参加にもなった。絵もヒロインの言動にも、とにかく共感できる面白い作品でした。
短編のうち、無料分の最初のストーリーを読んだ感想。イラっときた。ストーリーは、SNSで派手なセレブぶりを嘘であげる友達を暴いて…最終的に嘘でセレブぶった友達が犯罪で捕まるってストーリー。でも、友達のSNSをそんなに気にしないし、そんなに悔しがらないし、暴いてやろうと裏付けを取ったりしないでしょ。主人公の性格の悪さにイラっときたー。
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