5.0
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何気なく過ぎていく主婦としての日常。
子供たちを授かり、専業主婦として毎日奮闘していた主人公。同じ世代として、育児と家事に追われ、自分の事は後回しに。
夫はもはや自分の家政婦扱いの毎日。
それが自分にも責任の一端はあるにしても、浮気されて良い理由にはなりません。
主人公のこのまま何も残せず後悔するような生き方は嫌だ!と思う、衝動に駆られる気持ち、痛い程理解できます。
全ての自分に自身を持てない女性に。
自分なんて…と諦めている女性に。
ご主人に良いように虐げられている女性に。勇気をもらえるお話です。
鳥籠の外に出ましょう!背筋を伸ばして!
そう言いたくなる一冊です。
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