5.0
身に覚えある
空回りしたばっかりに勘違いされて成就しなかった恋を思い出す作品です。
二人で部屋でお酒飲んでて、相手の男子がムラムラすればいいなと思ってエイッて電気消したら「…おまえ俺のこと男として見てないだろう?こういうこと平気でできるんだからな」とか言われて、違うよ~っ、逆だよ~、と言いたかったけどそれも言えなくて、結局彼は勘違いしたまま怒って帰っちゃったんだよねぇ。
あと、狙っていた男子のスマホに彼女らしき女の子からのコールが来たことがショックで「あんたにカノジョなんているのぉ~?」とふざけた態度で言ったら「おまえ今、俺のこと本気でバカにしたな」とか睨まれて、それまでなんとなくいい雰囲気だったのに、それ以来なぜかギクシャク。結局電話の相手は彼女ではなく、他に特定の彼女もいなかったと知ったのは随分後のこと。しかもその当時、彼は私のことを好きだったんだって。ぅあ~!!知った時にはお互い結婚していて、完全にすれ違いましたとさ。恋すると冷静じゃなくなっちゃうからね~。この作品の主人公ナナちゃんには、私の分まで頑張ってほしいです!
- 6