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1 - 10件目/全28件

  1. 評価:5.000 5.0

    全話読み返しました

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    凄い鬱展開の中、次が最終回とのこと。
    それまでの1ヶ月が長いので、全話読み返したり色んな方のレビューを読みつつ、個人的な願望を含んだ最終回の想像をしてみます。

    私はやはり真山エンドだと思います。そう思う理由
    ・純と真山の名前の由来→作者さんの好きな映画に出てくる主人公’夫婦’から取られた。
    ・漫画のタイトルの伏線回収→純と武頼は結婚式をしておらず、愛を誓っていない。つまり「それでも愛を誓いますか」は、一度目の結婚とは別の結婚(真山君との結婚)時に問い掛けられるものだと考えられる。
    ・性格の一致と不一致→これまで純が「大丈夫」と言うと、「純さん、大丈夫しか言わないじゃないですか!」と真山君は心配してくれる。ところが武頼は純が仕事で大変な時でも電話での第一声が「大丈夫?」で、純は元気なフリをする。121話の「私もう大丈夫だから」に初めて違和感を持ち、ようやく純の浮気に気付く。
    また、武頼のうつに気付いたのは、毎日一緒にいる純ではなく、久しぶりに会っただけの足立だった。純夫婦の性の不一致は言わずもがなだけど、お互い一緒にいると無理をして疲れるので性格の相性も良くない。
    ・武頼が身を引く可能性の高さ→ドラマ版では武頼から離婚を切り出し離婚したので。
    「永遠に続くものなんてあるわけない」の回収でもある。純は勝手に武頼との20年後まで想像していたが、それまで武頼側からは離婚を言い出されないと思い込んでいるのも傲慢と言える。

    読み返せば読み返すほど、真山=トゥルーエンドなのに、純本人が下した最終決断は「武頼を支える」でした。
    ですが、真山君のキスマーク爆弾と、それに気付いた武頼のアクション、それに加えておそらく母の死が後押しすることで、純の選択は否定されることになるのではと想像します。

    まぁ、ラストがどうあれ、純が122話までで自分自身では幸せになる選択をできなかったことは残念です。。
    でもそれだけ、今の日本では、ごく普通の女性が、罪悪感や責任感の強さのために、いかに自分の本心や欲を押し殺し、後回しにしているかというリアルがこれでもかと言うほど描かれているのだと思いました。
    なので、たとえ真山ルート以外の結末だとしても、そのように受け止めて最後まで読みたいと思います。

    • 22
  2. 評価:5.000 5.0

    こんな漫画があったなんて……

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    無料分で文句無しに面白かったため、最終話まで一気に購入しました。
    結果、、、想像以上の名作でした。
    現代的なテーマなのにノスタルジックな雰囲気で丁寧に描かれています。そしてとにかく愛!人生の秘鑰、みずみずしい恋愛感情に心が洗われます。
    多忙な毎日に疲れた方におすすめです。
    何より年下男子大好き女子には刺さること間違い無いでしょう(確信)

    主人公は東京で様々なことに疲れて故郷に帰り、引きこもりがちになります。そこでも男の自分勝手な性欲に振り回されたりもしますが、、また人との繋がりに癒され立ち直っていきます。
    付き合うべき本物の男を見極めるためには?という恋愛の参考書として娘が年頃になったらこの漫画を渡したいくらいです。
    庭師は言動は不器用ですが、とにかく行動で愛を示してくれます。

    最後まで読んでからもう一度読むと更に楽しめる仕掛けが。。
    前半は徹底して主人公の視点で進むため、無愛想でちょっと怖い庭師に惹かれつつも遊び人ではないかと疑って距離を測るという、恋愛初期の女性の葛藤に入り込んでいきます。
    ところが、途中から庭師のりょうちゃん側の視点が入るようになると、彼のイメージがどんどん変わっていきます。真面目で優しく気弱な青年に。
    最後に明かされた告白を踏まえてもう一度最初から読むと、最初に無愛想でぎこちなかった理由も分かり、ニヤニヤが止まりません。

    終わり方もまた素晴らしいです。
    それまで主人公達に共感して一体化してしまいますが、最後の方のコマ割りでは2人の表情ではなく背中を見せられながら段々視点が離れていきます。そこで、「幸せそうなカップルだなぁ」と、客観的な第三者視点に戻されます。
    後日談にありがちな結婚したとか子供ができたかとかそういったことは描かずに、どこにでもいる普通の一カップルの日常を切り取った映画のように終わる。。
    後はこちらで自由に想像できるので、かえって余韻が残ります。

    弟やニック、白石さんの妹の友達といった脇役も良かったですが、字数が足りなくなりました。笑
    庭師のりょうちゃん最高です。

    • 6
  3. 評価:4.000 4.0

    こういう人いそう、、という妙なリアリティがあり、痛々しい。。。でも、人の振り見て我が振り直せといいますか、自分も気をつけよう、となる教訓的な漫画です。

    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

    【純×真山】ガチ勢です

    真山君の回は何度も見返していて、これ以上どうしたらいいか分からなかったところに大人気でフルカラーが出てきてくれて嬉しいです。

    モノクロ版は全話購入済みですが、フルカラー版は真山回のみピンポイントで購入していきたいと思います。

    この話をこれから読み始める方でハマりそうならば、ポイント高くても最初からフルカラーで読んでいってもいいかもしれませんね。

    • 1
  5. 評価:5.000 5.0

    応援します

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    このご時世本当に何があるか分からないです。
    すごく大変だったろうエピソードが多いけど、
    漫画のタッチやテンポが明るくて読みやすいです。
    何があっても被害者意識を持たずに前向きな作者さんに私は好感が持てます。
    作風も人生も自分らしく進んでほしいと思います。

    • 1
  6. 評価:5.000 5.0

    ハラハラする

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    こんな滅茶苦茶な設定で、ギリギリの境遇で、弟が迷わず自己犠牲を選択する所に身震いしました。
    こういうキャラクターがいる時点で、きっと暗いだけの話じゃなく救いもあるはずだと思い、あまりに続きが気になったので買って読みました。
    今のところまだ序盤という感じですが、テンポが良く、このまま話がダレずに、残虐になり過ぎないで続いてくれればいいなと思います。

    • 0
  7. 評価:4.000 4.0

    スッキリ

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    主人公がひたすら頑張って逃げずに変わっていこうとします。
    自分の仕事に責任を持てと殴られて目を覚まし、心を入れ替えて仕事に取り組む。もうその時点でいじめっ子なんてとっくに凌駕している筈なのですが、せっかくのお給料を素直に渡してしまうのは「?」でした。
    これは許せないだろ、という一線を越えられて初めて許せない、と立ち向かうのですが、
    結局ラストの解決もストレートに力vs力です。
    ある意味王道のストーリーだと思いますが、読後感は良いと思います。

    • 1
  8. 評価:4.000 4.0

    考えさせられる

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    どんな夫婦も子供が産まれるのを機にぶつかり合いや揉め事が起こるんですね。
    この夫婦の場合は少し離れることで上手くいって良かったですね。

    子育て参画に対し知識はあるし意識も高いけどプライドも高くて行動できない、って、最近の若い男には多いのか?こういうタイプの旦那さんもいるんですね。これはイラッとしますね〜(^_^;)でも、絵が綺麗で妻が相当惚れてるのかイケメン補正で読めました。
    結婚生活もこういう愛があるからなんとかかろうじて乗り越えられると考えると、つくづく私達は危ない橋を渡ってるなと考えさせられます。

    • 5
  9. 評価:4.000 4.0

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    忙しいキャリアウーマンとシングルマザーが一人の彼氏をシェアするという話。
    男を利用するつもりが結局嫉妬したりのめり込んだりでドタバタしつつ、、割とアッサリ明るく完結しています。

    • 0
  10. 評価:5.000 5.0

    巨匠田村由美先生の新作。流石と言うしか

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    BASARA、7SEEDSといった名作、大作を生み出してきた田村先生が新作を出していたとは。もう偶然広告で見つけ驚愕と共に即クリック、試し読みしました。

    もう、流石と言うしか。
    物語の作り方とか、キャラクターの魅力とかは言うまでもないんですけど、それが年月の流れで経験や知見の広さによってか、更に深く、鋭い物となっており、読み応えバッチリです。

    7SEEDSも凄く怖い場面があった覚えがあります。先生は人間の持つ強さや優しさも描きますが、得体の知れない怖さもズバズバ描くので、ミステリーとの相性は抜群だと思いました。

    後、組織で結託して優秀な女性や弱い者を貶めるオッサンどもの狡さ、醜さとかにも言及し、批判を代弁してくれているのでスッキリします。もっとやれ!!!と思います。

    • 0
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