5.0
淡々と進むから面白い
遇った出来事が淡々と描かれています。
「良い」と思った設定は、死者は他の死者について調べることが出来ない(死役所で出会った魂同士は別)。生きている人の情報は入って来ないから死役所勤務の人間(魂)ですら分からない。
なので、いかにも取って付けたような後日譚や、生者と死者が交わってお涙頂戴などの展開がありません(一話だけ、胎児のお話ではありましたが)。
死者は死者、生者は生者で、分けて淡々と描かれているのが、とても好感が持てます。
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