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作品レビュー
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1 - 10件目/全37件

  1. 評価:5.000 5.0

    名作です

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    少女マンガ平安絵巻というと「あさきゆめみし」が有名ですが、人間の苦悩や内面を描いたのが前者だとすると、「とりかえばや」は沙羅と睡蓮がとても生き生きと活躍していて、さいとうちほさんの作品らしい冒険譚となっています。おそらくこの時代にはあり得ないくらいフットワークが軽いのでは(笑)
    「ざ・ちぇんじ」で原典を知ったので、沙羅が身を隠すことになった原因が、本当に悲しい出来事なので…ちぇんじのように勘違いだったらいいのに、と思ったりもしました。
    現場復帰したあとの沙羅と東宮様のドラマには、冒険とは違ったドキドキ感があります。むしろこちらのドキドキ感の方が、個人的には大事なパートです!
    できたら、沙羅と睡蓮にそれぞれ子どもができて、いとこ同士のふたりが活躍するアナザーストーリーも見てみたいですね。

    絵も素晴らしく美しいのでぜひ読んでほしいです!

    • 105
  2. 評価:5.000 5.0

    少女漫画の殿堂入り

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    いまは、ディストピアが舞台の作品も多いし、核戦争があり得なくない時代で、より現実味のある設定も多いとは思う。でもこれが発表されたのが20年以上前でしかも少女漫画誌。(樹なつみのOZもありますね)

    たむたむの描く、諦めずに戦う更紗や(巴が行く!の)巴に惹かれ憧れたり、一方で時々出てしまう女の子の弱さや、好きな男を想う気持ちに寄り添ったりしました。
    しかも更紗と朱里はあからさまにロミジュリ。さすが少女マンガ。

    田村作品の魅力の最たるは、登場人物のその信念の強さですね。みんな一生懸命。

    首をはねられたり、目を潰されたり、生き埋めになったりしますが、絵が綺麗。(そして味のある汚い字)
    骨太な男くさい男が、若いのもじいさんもロン毛も短髪も全員格好いい。

    長い作品ですが、展開が早いので一気に読めちゃうと思います。朱里と更紗は幸せになれるのか?ドキドキしながら読んでいただきたいです。

    • 60
  3. 評価:4.000 4.0

    北海道に所縁がなくても

    調べものをしていて白老のアイヌ記念館に行った際に初めてこの作品を知りました。
    私自身は札幌出身ですが、白老に行くまでアイヌのことはほとんど知りませんでした。
    アイヌの人々の歴史や暮らし、迫害や苦しみ、現在の政権下でも解決されていない問題がたくさんあると最近やっと知りました。
    いま漫画というジャンルを通して、アイヌのことを知るきっかけになったら素晴らしいことだと思うし、そこにスポットを当ててくれた作者の方に感謝です。
    作品はエンターテイメントとして確立していて、読みごたえのある作品。ある程度の年齢であれば男女問わず読めると思います。先の展開がたのしみ!

    • 20
  4. 評価:4.000 4.0

    森本ファンです

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    作家さんのファンなのでもちろんこちらも読んでます。
    どうしてこんなに面白いことを思いつくのか、きえちゃんの妄想力のたくましさに声に出して笑いながら、いつも感心してます。
    映画の綾瀬はるかもかわいかったなー。
    漫画も映画も、木絵の部屋の前で光正さんが中の様子を「見て」しまうシーンで最高に笑いました。
    ちゃんとラブキュンもあって、内容は間違いなく星5なのですが、残念なかたちで完結してしまっています。作者さんが熊本在住で、熊本地震で被災されたためではないかと言われています。
    (未完結ではなく、ちゃんと最終回として掲載されているのですが)
    でもそれでも一見の価値ありなので、女性だけでなく男性にも読んでほしいです。

    • 8
  5. 評価:5.000 5.0

    かなり!面白いです

    ベテランの域にいる作家さんで、取材もぬかりないのだと思います。私は法律家ではないので、お仕事の内容としてはここまでですが、ストーリーはかなり!面白いと思います。
    楽子ちゃんは弁護士としては経験値の浅いペーペーで、無鉄砲な感じ、かと思いきやかけひきもできるし、言わなくて良いことは言わない、そのへんのさじ加減や行間を読むようなコマ割りが、うーん!うまい!とうならされます。
    確かドラマはNHKだった記憶。NHKのドラマは良作が多いけど、民放の夜9時くらいでやったらもっと評判になったのではと思ってしまいました。

    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

    単行本も買いました

    手塚治虫を感じるタッチで、ファンタジーの世界ではあるものの、物語の主題は人間の強さ弱さ、普遍的な家族愛や身近な人への思いやりで、どの世代にも響くストーリーだと思います。(あ、人間でない生き物?もたくさん出てきます)
    身体的な不利、過酷な環境を健気に克服していく主人公に、頑張れ!負けるな!頑張れ!と声援をおくり、こぶしをぎゅっと握りながら読んでしまう本です。
    読み進めていくと、キャラクターそれぞれに自分の信念や思いがあって、心の底から悪い奴なんていないんだよな、と複雑な気持ちになります。
    理想論かも知れないけど、親でなくても、誰かに愛され大切にされた記憶を持った人間はきっと強くなれる。そして自分も誰かを守りたい、幸せにしたいと思うんだ、そんな思いで胸がじんわり熱くなります。
    人気作でなかなか既発行本が見つかりませんでしたが、ようやく手元に届きました。
    アニメにもなるみたいですね。
    たくさんの人に読んでほしいです。

    • 0
  7. 評価:5.000 5.0

    表紙の大湊くんが

    表紙の大湊くんのイラストが、正直イマイチ…作者さんの作風を知らないで、表紙だけ見ると、どんなキテレツな話なんだ?って気がしませんかね?
    でも、中身は安心安定の和久原作品です。男の子が中身も安心品質なので、優しい気持ちで読めます。
    レビューを見ると「最終電車」推しの方が多いかな?私もそうです。
    短編なのにエピソードが丁寧に描かれていて、すんなり入っていける~作者さんのテクニックですね。中央線の駅名を想像しながら読むのも楽しい♪

    • 0
  8. 評価:5.000 5.0

    叶わぬ恋、の意味は

    表題作の意味は、彼女が見える、運命の赤い糸のこと。
    でもファンタジー寄りというわけでもなく、恋にまっすぐな二人のお話です。
    いちばん好きなのは、2話目の「ひとくちでわたしをぜんぶ」
    人がものを食べる仕草ってエロいよね、ってところからお互いを意識し始めるんですが、絵がほんとにエロい。上手い。
    この作者さん、話の中に入れてくる小ネタがすごく面白いんです。オカン教の皆さんとか、同じ給食を食べて育ったとは思えん、とか。
    単行本には、二人が温泉に泊まりに行ったときのイラストが描かれてるんですが、それもっと見たいよ!たまにはエロエロなのも描いてほしいなぁ。

    • 0
  9. 評価:4.000 4.0

    鉄の処女ってどうなの

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    一時、高齢処女ってワードが話題になったから?(逃げ恥の百合ちゃん?)
    そこを起点に始まった企画なんですかね?

    の割に意外にあっさりと処女を失っちゃった有紗ちゃん。
    それほどの男だわ、ってことなんでしょうけれども。
    天然美女の有紗ちゃんにイライラする向きもあるようですが私は好きです。同期の何とかの方がムカつきます。同僚秘書の何とかちゃんは好きです。
    最新話まで追えてないので、もしかしたら明らかになっているのかも?ですが、赤城さんの本性や実家の様子を知るに、前妻がどれだけ悪魔的でも、赤城さんが息子と離れて暮らしてることに納得できないんですよね…。それなりの理由付けは用意されてるとは思うんですが。

    • 1
  10. 評価:4.000 4.0

    意外に低評価が多くてびっくり

    下品さもこの作者の魅力なので、子育てマンガという前提で読むと引いてしまうのかもしれませんね。
    月齢や程度の差はあれど、わが家では夫も「うちの次男、ごっちゃんなんじゃ…?」っていうくらい態度のデカさが似てて、夫婦で大笑いしながら読んでました。
    美食探偵のおまけに、ちょこっとごっちゃんが出てきて「ママの料理って…ちょっと引くよね☆」って同じ顔(当たり前)で言ってました。ごっちゃんいま何歳なんだろう。
    多少の誇張はあったとしても、まあそういう子どももいるでしょう。
    親の教育がそうだからそうなるんだ!って腹を立てるのはナンセンス。面白かったですよ。私は好きです。

    • 1
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