5.0
障害者と健常者
何でこんなに隔たりが起きるのか…
皆同じ人なのに…
そぉ言う私も中学生から高校生の終わりまで、障害者の施設にボランティアに通っていました。
後天性の方も居れば、先天性の方もいて…車イスの方から、知的障害の方もいて…こんなに沢山障害の方が居るのに、町では見かけることが少ないなぁって漠然と思いながら2ヶ所の施設に5年ほど通っていました。
半身不随の方と話したときに、言われた言葉が今でも忘れられない。
「私たちは大変だね…不便だね…手伝おうか?って腐るほど言われて、外にいくのが…人と接触することが、不信感にしか思えないこともある。
だから少しの事でも自分で出来ることまで取り上げられたくない、ボランティアって言葉で、甘やかさないで欲しい。」
凄く自分の事してることがやましく思ったりもしましたが、自傷した方の本音はやっぱり怖いって事なんでしょうね…
この話読みながら、社会復帰しながら頑張る事が出来てる方も勿論いても葛藤は続き、まだそこまで気持ちが前に進めない人も居ることを思い出しました。
心理描写が凄く上手く描かれていて、繊細な内容なだけに涙無しでは読めません。
一度読んでみて下さい。
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