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作品レビュー
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121 - 130件目/全590件

  1. 評価:5.000 5.0

    演技?素?どっちだ、祥太郎!

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     東大卒で仕事のできる美人秘書エリカと副社長の祥太郎、誰が見ても文句のつけようのないエリートカップルの(契約)結婚。はい、まずこれで、全てのモブのつけ入る隙はなし!ストレスなしに、二人の動向に集中することができます。
     はじめは、いくらイケメンエリートでも、脳内お花畑の変態野郎だったら、お後が面倒くさい、ストーカー化したらどうしようと思いながら、読んでいました。でも、祥太郎クン、外濠を埋めるわ埋めるわ、尽くし切るわで、どう読んでもただの変態野郎ではない。この契約結婚、チェスの如く緻密に計算され尽くした、祥太郎の「策略婚」であることが分かってきます。そこんとこ、読者は気付いても、エリカには、なかなか通じないんだけどねー。
     気になるのは、「脳内お花畑変態野郎」の属性が、祥太郎の素なのか、演技なのか、今一つ判断しきれないこと…。エリカを手に入れるための作戦って気もするけれど、あまりにもハマり過ぎていて、う〜ん、やっぱり素かなぁ?
     一応、配信分7話で、一旦完結した感がありますが、「本当の夫婦」になった二人の夫婦漫才を、まだまだ見てみたい気もします。多肉植物の被り物を身に付けた祥太郎さんの、ファンキーな姿も必見ですよ。この作品、笑えます!

    • 5
  2. 評価:4.000 4.0

    週末の片想いをしているのは?

    「お見合いを破談にするための恋人契約」作戦って、この手の設定でよく聞くけれど、本当にうまくいくと思ってんのかな?
    ①ほとんどよく知らない相手を選んでる。人を見る目は確かだって?甘いっ💢たまたま相手がヒロインだからよかったけれど、とんでも女だったら、どーすんの?
    ②うまく破談にできたとして、その後は?いつまでも一人でいたら、元の木阿弥じゃん!詩織の評判だって傷付く。どーしてくれるんだ?
    ③そもそもやり手社長の一哉さん、気難しいと評判とってるくらいだから、お見合い相手の一人や二人、自力でなんとかできるでしょ。それで揺らぐような会社なら、潰れてしまえっ!

    というわけで、本人は自覚してるかどうか知らないけれど、結局は詩織に声をかけた時点で、彼女を選んでいるんだろうな…。
     さあ、詩織よ。ご都合主義のハイスペックイケメン男なんて、家族のために一生懸命頑張ってきたあなたには、もったいない!週末片想いなんて、悠長なことしてないで、しっかりと一哉の心に爪痕を残すんだ!詩織の心を手に入れるために、焦りまくり、ヘタレまくる一哉のアセアセの姿、読者はそれを待っている!

    • 6
  3. 評価:5.000 5.0

    あと1回のキスは…

     御曹司の肩書付きハイスペック男子と普通女子の幼馴染溺愛テーマ作品は、これまでたくさん読んできましたが、そこにオメガバースの要素が含まれたものは、この作品が初めてかもしれません。春田先生、ぶっ込んできましたねー。α男子の紫音クン、もう千帆を溺愛するしかないじゃん!
     面白いのは、番認定がキス10回で確定しまうこと。うん、少女漫画にはこれくらいが丁度いい。想いを拗らせた紫音くん、あっさり9回までいただいちゃって、あと1回は千帆任せ?!ここから先が長そうなのに、どーしてくれるんだっ💢最後1回のキスまで、読者は焦れ焦れさせられるのか、それともあっさりいっちゃって、次の新しい障害?に立ち向かっていくのか…う〜ん、どちらも微妙やな〜。
     御曹司の宿命で、家同士が決めた婚約者とか、オメガバースの宿命で、他のαやΩの横槍とか、いろいろお邪魔が入ってくるニオイぷんぷん?!でも、幼い頃に本能レベルで千帆を番認定していた紫音なら、きっと二人の関係を守り通して、楽しい溺愛モードを見せてくれると信じています。千帆〜、ずっと一緒にいたいと思っている自分の本能を、信じるんだぞー。

    • 5
  4. 評価:4.000 4.0

    鉄板ネタが入りすぎて…

     記憶喪失、交通事故、ストーカー疑惑、暴行未遂、男性恐怖症、職場でのいじめ、毒親、メル友、すれ違い、親の自死…まだ、あったっけ?ひと組の男女が結ばれるまでに、よくもまあ、ここまでいろんなことがあったもんだ。およそ3年の間に起こったこれらの出来事を、時系列を無視して?ぶっ込んでくるもんだから、正直一度読んだだけでは、正しく現状把握できないかもです。まさに「遠回り」…それでも、全てが繋がって、自分の中で伏線を回収できたときは、スッキリこの上なしです。
     ヒーロー司清貴のモノローグを柱として、ストーリーが進んでいくので、雰囲気としてはモノクロ版のほうが合っている。正直、フルカラーだと30歳前後であるはずの清貴が幼く見えて、微妙な違和感。それでも、線を大事にして、綺麗に色をのせているので(特に瞳)、これはこれで読み応えのある作品に仕上がっていると思います。あとは、無料分の多さと好みの問題かな?

    • 6
  5. 評価:4.000 4.0

    断じてコミュ障ではないと思う

     閉じ込める?鎖で繋ぐ?ヒーローのフリードリヒが、少年期に父親から受けた行為は明らかに虐待。母親と暮らしていたときは、明るく元気な子供だった彼が、コミュ障と言われるようになったのは、父親の前伯爵と暮らしてから。そしてその間、人間としての尊厳を奪われ、誰かと交流することを阻まれ、まともな教育を受けてこなかったのだから、フリードリヒが今のような「コミュ障」になっても、何ら不思議ではない。なぜなら、沈黙を守ることでしか、自分の心を守ることはできなかったであろうから。はっきりしたことは分からないが、父親こそ何か障害をもっていたのではと推察される。
     ただ、幼少期に彼を育てた母親の愛情のおかげか、あるいはもともと持っていた気質の為せる技か、あそこまで酷い虐待を受けても、フリードリヒの善なる部分は壊されてはいなかった。これは、ある意味奇跡。おせっかいヒロインクロエとの交流で、もう一度、人との絆を結び直し、ぜひ心からの笑顔を見せてほしい。
     コミュ障は、適切な訓練次第で、日常生活に支障をきたさず暮らせるようになると聞く。フリードリヒのそれは、虐待ゆえの防護反応で、真のコミュ障ではないと思う。幸いクロエも伯爵家の使用人たちも、彼の心に寄り添う心づもりはあるよう。フリードリヒが傷付いた心を癒し、クロエと幸せな人生を歩む未来を、切に願っている。

    • 6
  6. 評価:5.000 5.0

    負けるな彩梅、溺愛信じています

     スターツ出版のハイスペック年上モノ、大好物です。こちらの出版社、主役級の美しさ、可愛さは折り紙付きで、花野先生の画にも大満足、彩梅と千里の二人が、これからどんな表情を見せてくれるのか、ワクワクしています。(モブに関しては、多少手抜き感がありますが…)
    「間違い」から始まったお見合いで、高校生と年上御曹司が婚約を…の流れで、真っ先に思い浮かぶのは、師走ゆき先生の「高嶺と花」 けれども、アイアンメンタルの花と異なり、こちらの彩梅ちゃんの、何と照れ屋で引っ込み思案のことか…同じ「花」でも大違い?!こりゃぁ、九条さんじゃなくても、保護欲刺激するわ…。
     25歳独身完璧御曹司、ここまで何もなかったわけじゃあ、ありますまい。彩梅に意地悪しそうな元カノ候補も、それなりに出てきそうですが(例えば、高坂女史とか…)、スパッと切り捨て、タイトルどおり彩梅一筋でお願いします。そして彩梅も、守ってもらうだけではなく、自分の意志をしっかりもって、一歩を踏み出す女性に成長していってほしいな…うん、スターツ出版なら、きっと大丈夫。モヤモヤは最小限に、安心の展開を期待しています。

    • 5
  7. 評価:5.000 5.0

    愛おしい人々が集まる街の物語

     フランス料理は好きだけれど、フランスという国に対しては、特に興味があるというわけではなかった。どちらかというと、「面倒くさそうな国」という印象。そして、この「Artiste」を読んで、やっぱり面倒くさい人たちがたくさん集まっているって、改めて思った。でも、面倒くさいけど、愛おしい、そんな感じ。その国に、そして、かの街に住む全ての人々を「Artiste」にしてしまう不思議な空気。何か特別なことができなくてもいい、自分の好きなことに夢中になって、自分の生活の中で楽しんで、苦しんで、それをネタに誰かと交流できたら、それもやっぱり「Artiste」 今、このレビューを書いている自分も、もしかしたら「Artiste」の端くれ? そんなふうに、ちょっぴり背中を押してくれる作品、そして、きちんとフランスという国を尊重している作品、星5でおすすめです。

    • 5
  8. 評価:5.000 5.0

    積み上げていった家族のカタチ

    ネタバレ レビューを表示する

     幼い頃に母親が家を出ていき、父親と二人暮らしの美羽。生まれて間もなくシングルマザーの母親が病死し、母親の親友夫婦に育てられた慶太。ふた昔前なら、なかなかハードといわれてしまう家庭環境で育っている2人だからこそ、これだけ強い絆で結ばれ、愛を育めたのではないでしょうか。そして、その2人を愛情たっぷりに育てた美羽の父親と、慶太の両親の姿に「両親揃って」や「血の繋がり」を超えた新しい家族のカタチを見た気がします。アレックスとイエティのところだって、素敵なステップファミリーだしね。
     喧嘩しながら、迷いながら、疑心暗鬼になりながら、それでも声に出して想いを伝え合って、一つ一つ問題を乗り越えていく2人を、心から応援したくなります。そして、慶太をアメリカの大学に送り出す決心をした美羽の成長に、大きな拍手を送りたくなります。
     最終話での美羽と慶太、美羽の父親、慶太の両親、そして、美羽と慶太の息子との3世代で囲む食卓シーンは、「キミのとなり」を象徴している最高のラストでした。出会うのが遅かったけれど、出会えて本当によかったと思えた作品の一つです。

    • 5
  9. 評価:5.000 5.0

    真実の愛<運命の愛?!

     自国の王太子エドワードに「真実の愛を見つけた」と言われて婚約破棄されたマリアベル、今度は、隣国の皇太子レナートに「真実の愛よりも運命の愛」と口説かれて、再び婚約しましたとさ、めでたしめでたし…となるはずだったけれども、そうは問屋が卸さなかったぁーっ!というお話です。
     既に「真実の愛を見つけたと言われて婚約破棄されたので、復縁を迫られても今さらもう遅いです!」の部分は、無事着地を見たので、そのまま完結しても全く違和感はなかったのですが、そこは人気作、続きが続いちゃっているのですね〜。まあ、フラグが立っていたと言われれば、それまでですが…。
     それにしても、皇太子レナート自身が選んだ婚約者に、難癖をつける公爵令嬢もどうか思うけれど、マリアベルの実力を認めさせる良い機会と思えば、このイラつく展開も頷けます。「真実の愛」の何たるかが分からず、人形のようだったマリアベルが、レナートの人となりを知り、信頼を深めることによって、「真実の愛」を意識していく様子は、なかなかのものです。
     さて、皇太子妃の地位をかけたこの試練、「運命の愛」に導かれたマリアベルは、見事婚約者として面目躍如となるか…って、ヒロインですからね、ハッピーエンド以外は認めませんのことよ〜。

    • 0
  10. 評価:4.000 4.0

    この拗れ婚の元凶は、怜士、お前じゃろ💢

    霧崎陽菜…初恋の相手で婚約者でもある怜士が、他の女性と出歩く姿に傷つき、嫌いになることを決意。保育士として自立の目処がたった今、怜士との婚約破棄を望んでいる…。
    麻生怜士…陽菜について伝え聞いた話から、彼女の気持ちを誤解し、本当は好きだったのに、彼女を避けるようになる。にも関わらず、家同士の事情をもち出して、婚約を続けようとする…。
     と、さらっと事情をなぞっただけでも、しょーもないことですれ違って、拗れて、もたついている、24歳の若い二人です。でも、どちらかというとヘタレの怜士クンに、より原因がありそうだよね。
     そもそも、幼い頃からずっとその人となりを見て、好きになった相手でしょ?「結婚するまでは遊びたい」なんて、高校生の陽菜が、普通に言うと思った?百歩譲って事実だったとしても、婚約しているのに、他の女と遊び回る?せめて、婚約破棄してからにしようよ。そのくせ実は、誰とも付き合っていなくて、ずっと陽菜のことが好きだったって?う“〜、調子のいいこと、言ってんじゃねーよ!それじゃ、陽菜にも相手の女の子たちにも失礼でしょ💢
     陽菜にしてみれば、今更そんなことを言われてもってところでしょうが、怜士クンには、このツケをしっかり払っていただきましょう。「嫌い嫌いも好きのうち」って言葉、多分、陽菜にも当てはまると思うよ〜。

    • 5
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