4.0
ルールの楽しさ
ダーツについて何も知らない私でも、熱くなるものがあった。
これだけ「新ルール」を考えられるだけでも、大したものだと思う。
そのルールが複雑で、飲み込むのにちょっと苦労するのが玉に傷だが、それがなかったら、この漫画は成り立たない。
独創的な勝負のルールの楽しさ、そして、そのルールをどう利用するか、どう裏をかくか、という楽しさ。
そんな、ルールの妙を楽しむという意味では、「カイジ」的な漫画でもある。
ちょっと過剰なほどの演出も、何とも漫画的で、私は好感を持った。
- 2