みんなのレビューと感想「傘寿まり子」（ネタバレ非表示）（5ページ目）

昭和なら祝ってくれた喜寿傘寿

団塊の世代が「後期高齢者」の域に入ろうとしていて、年金や医療の議論が姦しい。命を選別するななどと大上段に構えてみたところで、所詮は国家レベルでのカネの話、年寄り一人ひとりがどう生きるかという支えにはならない。
確かハロッド（英国の経済学者）であったと思うが、社会の実相を知りたければ、膨大な統計を集めるより一編の小説を読んだ方がいいという趣旨のことを何かで書いていた。
『傘寿まり子』ーー年寄りが自分の行く末を考えたり、若い者が年を喰うということの実相を覗き見たりするのに絶好の物語かと。

ドキドキ(*´艸｀*)

変な題名⤵️⤵️⤵️に思わず読んだらハマりまくり⤴️⤴️⤴️⤴️⤴️
なんせ主役がおばあちゃん（笑）
しかも何処にでもいるようなホンワカ婆ちゃん（笑）そのくせ一念発起してやることなす事バイタリティーありすぎだろってツッコミたくなるほど斬新な発想🎉
読んでて刺激をもらいいろんな事にチャレンジ精神が沸々とこみあげて来るそんな作品てす。こんなパワフル婆ちゃん近くにいてくれると毎日が楽しいんだろうな💕

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おばあちゃんは行動力あってすごいけど、現実的ではないし、猫のことにしたってちょっと無責任ですよね。自分が死んだらどうする？またひとりぼっちにさせちゃうんだよ？とか思わないのか・・・。いや、マンガなんだし！！とは思うんですけどね。
そして都合よく現れた憧れの人と同棲。一度ひかれそうになっているんだし分かることだけど、車の事故に巻き込まれそうになり、というところまで読みました。高齢者にも成長はあるかもしれないけど、機能は落ちていくことは忘れちゃ行けない。
続きは読もうか悩み中。

泣いた

試し読みを見つけて読み始めました。
しょっぱなからすぐおばあちゃんに感情移入してしまって、クロちゃんが出てきたあたりからもう泣いてしまいました。
最初から出てきた嫁達ひどいし！誰の家やと思ってるの!!!!って腹立ったり。
自分も数十年後には色々なことにもどかしい気持ちになるのかな,,,
そこまで生きているかも分からないけど。
とにかく今は特に自分の親や夫のご両親にいっぱい感謝してずっと大切にしなくちゃと思います。

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主人公がおばあちゃんなんて、初めて読みました。お話の世界は主人公はいつも若い人なんて、ある意味、世の中若くないとみんな興味ないんだと、この漫画を読んで気づきました。
いつのまにか家族の付属品として扱われ、面倒のかからない老人だからこそ、いてもいなくても気にならない存在、家の中で孤独死しても気づかれない。
悲しいなと思いました。
それでも経済的にも自力している主人公はとても立派で、そして元気であれば穏やかに楽しめる世の中であってほしい。
今から超高齢化社会の日本で楽しく老いる術を考えなくては。

良い作品

久々に心から良いと思える作品に巡り会えました。この作品を読んで、改めてご高齢の方も今まで築いてきた人生があり、そこに我々が学ぶ事も多々あるのだと感じさせられました。私にも高齢の両親がおりますが、物忘れも最近は多くなり、今後を思うと不安にもなっておりました。この作品を読み、私の考えは読んでいてイラっとしててしまたった某家族に似ていたのかも知れません。改めて自分を見つめ直し、これからもっと老いてゆく両親に理解をしめせる人間になろうと思えた作品でした。

人事ではない

人事ではない老後の自分探しのお話。いつの間にか自分が必要とされていない、頑張って生きてきたのにそれをなぜか邪魔にされてしまう、苦しく悲しい事実が可愛らしい絵柄で繰り広げられています。
老いは誰にでも訪れるもの。それを真正面から受け止めないと前には進めない。その上で自分探しをしてどう生きていくかをまり子さんは模索しています。こんな風にかいてしまうとなんとなく息苦しいような話に見えるのですが。可愛い絵柄た、まりこさんのキャラで、涙が出つつも、すいすい読んでしまいます。
続きも購入したいです。

泣ける

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おばあちゃんの漫画なんて｡｡｡と思っていたけれど､一気読みしてしまいました｡
まりこが何かに挑戦し続ける姿に勇気をもらいました｡
敵だった人がひとり､また一人仲間になる｡｡｡まるでドラゴンボールみたいですね｡
クロとまりこさんが引き離されそうになったところはほんと泣けました。
脇役の心情もよく描かれていて､素晴らしい作品だと思います。
個人的には､ツンデレなてつろーと佐野さんが好きです｡

夢のあるスーパー高齢者物語

非現実的だけど、もしかしたら今の時代になら本当にいるかもしれないスーパー高齢者の物語。でも、まりこさんにこれだけの事ができたのは、それまでの50年以上の積み重ねがあったから。ただのラッキーおばあちゃんじゃない、何十年も頑張ってきた自分が自身の人生の集大成の原動力になる、頑張って生きてかなきゃ！って思わせる傑作でした。フィクションとしてとっても秀逸で面白かったです！

80代のおばあちゃんが主人公

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絵が昭和の少女マンガタッチで上手すぎないのが、ツボりました。主人公の作家仲間のお葬式のシーン、同居家族がいながら孤独死したというエピソードにゾッとしつつ、家族間のリアリティーを感じました。それぞれの立場から見えるものが違うことも残酷ではあるけれどよく伝わってきました。まさか家出先のネットカフェにネコを連れて引き篭る羽目になるとは…課金してでも読みたいかも。