4.0
女性が逞しくて美しい
駆け落ちまでした男性が、記憶を無くして自分のもとからスルリと去ってしまう。
とても哀しい5年間。
その間、主人公リディアが儚くも強く逞しく精一杯生きてきた様が伝わって、うるっときます。
気の強いリディアがとても好きです。
再会してからの二人。
セルジュはお飾りの社長なのに、居丈高になっちゃってて、もっと思慮深ければいいのにと溜息つきまくり。
まあ、でも、悲哀に満ちてるけど、ベットシーンは求めあっていて情熱的。本質的に惹かれあってるのです。
最後、リディアが色々あって痩せちゃって。でも、セルジュが一からやり直しという感じで戻ってきてくれたときは、本当に嬉しかったな。
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