4.0
愚かしくもなまめかしい
二人の男に翻弄されるヒロイン。
愚かしいといえばそれまでだが、受け身にならざるをえない悲哀すらも艶めかしく、享楽に溺れる姿は、エロスが溢れ出ています。
もっと三人の話を読んでみたいと、そんな風に思える内容です。
若い娘を自分好みに教育するのは、漢の憧れでしょうか。支配的で庇護欲も唆られるのでしょう。ヒロインを愛妾ではなく、最初から正妻においたことにどうも違和感があったので、星を一つ減らしてしまいました。
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