5.0
良かった
アパートの隣どおしだった中学生と大学生。仲良くやっていたのに思いもかけない事で離れることになる。それから10年。少年はすっかり大人になっていた。ドラマチックだけど派手さはなく 深く心に染み込んでくる。作風からちょっと暗いイメージも終わりがライトで読後感も良かった。
by
きーーむ
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アパートの隣どおしだった中学生と大学生。仲良くやっていたのに思いもかけない事で離れることになる。それから10年。少年はすっかり大人になっていた。ドラマチックだけど派手さはなく 深く心に染み込んでくる。作風からちょっと暗いイメージも終わりがライトで読後感も良かった。
絵柄がガチャガチャしてるけど、話しは少し切ない。過去の憎しみと憧れと初恋と、10年経って再会しても引きずるような思い。ほとんど覚えていない祐一を少しひどい!と思いました。
少し理屈っぽく斜にかまえてた青年が大人になって、自分のせいで人生を180度変えてしまった攻めとの再会ものです。 攻めの執着っぷりがいいです。 そして小噺のオチのような書き下ろしおまけにやられました! !
版画みたいなタッチの絵だと思いました。
ひとこま、ひとこまが重厚というか、力強いというか、独特の存在感です。
草間ワールドは、なんだか一昔前に戻されるような情景があり、居心地がいいです。
なんだか、すごいタイトルですが、最後まで読んだら、クスッと笑えて、心が落ち着きました✨
初めて読んだ草間さかえの作品であり、一番好きな作品です。
シリアス展開の多い草間作品ですが、そこがいいんです!絵柄は好みが分かれるかもしれません。