3.0
面白いのに
最後はあれで終わり…?最初から最後まで読み進めましたが、最後があっけなくてガッカリ。それまでは登場人物が分かりやすいくらい言葉に出し解釈し、の繰り返しだったのに最後だけ想像にお任せします…は課金してまで読んだのに残念でした。本当に最終話の最後だけで、ガッカリ感が半端ないです。
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最後はあれで終わり…?最初から最後まで読み進めましたが、最後があっけなくてガッカリ。それまでは登場人物が分かりやすいくらい言葉に出し解釈し、の繰り返しだったのに最後だけ想像にお任せします…は課金してまで読んだのに残念でした。本当に最終話の最後だけで、ガッカリ感が半端ないです。
「人間が一番怖い」なんて、大体みんな知っている。
ただ私は、この作品に出てくるどの登場人物よりも、黒牟という街が怖かった。
「怖い場所」が出てくる映画や漫画はたくさん観たり読んだりした。
その中で本作の黒牟が一番だ、とは言わない。
けれど、黒牟は、私が今まで色々な作品で触れた、どんな怖い場所とも明確に違っていた。
その一点だけでも、素晴らしいと思った。
同和地区(被差別部らく)のような特異な地域や異形の人々のせいか、不気味で独特な雰囲気が終始まとわりつく 扱っているテーマは重く、見てくれや先入観にとらわれると物事の本質が見えなくなり、どんな気弱な善人も状況によっては鬼になってしまうという ラストは、会社という抑止力がなくなった兄の復讐劇・第2幕が開いたところで終わるが、主人公が味わう恐怖が伝わり後味が悪い 住みかを変えようがら罪や自身の業からは逃れられないということかと思う
好みの絵柄ではなかったものの、読み始めてものすごく引き込まれました。
物語のきっかけから、終わりまで、心を抉ってくるような刺さり方です。
人は見た目に左右されるということ、ちょっとしたきっかけで過ちをおかしてしまうこともあるということ。
どちらもリアルな話だと思います。
全体的にダークな雰囲気で暗いのですが、その中で幸せを見つけながら何かから逃げるように生きていく主人公に、共感こそできないけど見守りたい気持ちになりました。
あと秀さんもとても好きなキャラです。主人公のマサルは気が小さくて、惚れっぽくて、でも自分のエゴで取り返しのつかないことをしてしまい、一生その罪に苛まれるんだろうな。
千脇兄弟がかっこよすぎ。ホルモンも本当にもてなすために連れてってくれたのに。
この話を読んで、私も見えないものを良いか悪いか見抜く力が欲しいなと思いました。
少なくとも舌切り雀のババアにはなりたくない。
あと、多少の自業自得とはいえ、富田はかわいそう。見えるものしか見られなかったんだね。
闇金の有名な漫画も、最初読んだ時怖くて衝撃的だった。
毒母の漫画も、物凄い大事件というほどでもないストーリーなのに、何とも言えない嫌な気持ちになる。
私の中で、なんか怖い、の3番目がこの作品!
黒牟って場所が、日本のどこかの片隅に、ほんとにありそう!
どこにも住めない人々が集まり、ひっそり暮らしていそう。
犯罪や虐待や貧困、人間の影の部分を、全てを引き受けるような場所。それを想像すると、何か怖くて嫌な気持ちになります。
もし現実にあったら、絶対に前を通りたくない、そこに住む人と関わりたくない!
読んでいて、ドキドキしました。次は、どうなるのか、そして、あの人はどうなったのか?
と思いながら読んでいたら止まらなくなりました。
また、この部分の犯人はこの人だったのか!
そして、その人との関係性とかも分かりやすかったです。
後は、ストーリー的にはドキドキしますが周りくどい感じがなく読めました。
一番最後が、どんな感じになったのか分からず終わったので、そこが気になりますね。
あのモツ鍋の材料、本当は何だったんでしょうね。
ウナギって…動物の肉を食べると美味しくなるのかしら…
中国製の薬で肥らされたウナギと、動物の肉を食べて肥ったウナギ、どっちかを食べなくてはならなくなったら、どっちにするかなって、考えてしまいました。
裏社会の縮図を垣間見た気がします。
それにしても、あんなに幼い少女を…大人の男性の気持ち悪さを感じました。
怖いもの見たさで全話購入してしまいました。見れば見るほど止まらなくて気持ち悪くて…途中主人公?の男のクズさに吐き気がしたけど、やっぱり、人間悪いことすると返ってくるものですね。でもあのお兄さんは事実を知らないのによくあそこまでするなって思いました。もっと自分の妹の真の姿ってのを理解すべき。妹の虚像をみているだけで全然兄妹じゃないなって思った。
こういうことが 自分の知らないところで本当にあるんじゃないかという現実味をヒシヒシと感じてしまう内容。昨今のニュースでも信じられないようなおぞましい事件が起こったりしているのを見聞きする中で読むこの物語は妙なリアリティを感じて...本当に怖い...そして人間の表層的な部分と内面は時にして比例しないものであることがよく分かり、それがとても切ない...