5.0
しまった、
まんまと沼にはまってしまった。
ジェラート屋で待ち合わせして受けの部屋でほぼ会話なく
ひたすら励むというクール系セフレのお話かと軽い気持ちでにまにま侵入。
次第に片方は学生で片方は思ったより年上かもと分かってきて
あ、これ、両片思いなんじゃんって気づいたころの胸締め付けられる気持ち。
時代背景やそれぞれの周りにリアルな描写が増えて
ひたすら二人を応援しながら読み進め
ようやく主人公たちがお互いの名前を知る。なんというロマン!
などとはしゃいだ後に就職したての受けが2週間の大阪出張。
社会人あるあるなすれ違いがたまらん。
これ連載中だったら心配で吐きそうになったかも。
寝る前にちょっとと読み始めたはずなのにもうじき朝日が昇るらしい。
かように時を忘れるほどよきお話で
さらに言えば初めて唐突に「ポイント不足」という表示に出くわし
時が経っていたことと己が延々このお話に没頭していたことに
青ざめました。そしてこんなに興奮したまま垂れ流すようにレビュー書いたのも初めて。
いろんな意味での初めてを数え切れないほど体験したお話ですた。
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