あらすじ

「遥か遠い昔、狼の王が世界を統べていた――」ベルクティス王国の貴族の一人娘リィナ。生まれて初めて招かれた城の宴でリィナが偶然出会ったのは、美しい月光の髪色をもつ第ニ王子エルウィン。満月の夜、リィナは王子とともに禁足地である遺跡に足を踏み入れてしまう。そこでリィナは、王子エルウィンが狼の姿に変わるのを目にしてしまい――!?運命は必ず変えられる――!! 古の伝説が誘う本格ロマンス・ファンタジー開幕!!

みんなのレビュー

4.0

2017/09/02 22:41

可愛らしい女の子の絵が素敵

ネタバレレビューを表示する

兄弟の王子が狼王の魂に触れ、一人は乗っ取られ、一人は共存していく。
狼王によって、幸せな国が作られるかは
運命の月の姫次第なんてロマンチックですね。弟の王子が優しすぎて弱そうで大丈夫かと思いましたが
姫が
拐われてから
強く逞しくなっていきます。

女性を愛する男は変わっていくんですね、なんとなく結果がみえてたのですが、はまってしまいました。

読後は爽やかで良かったです

by ふたあらさん
- 2
4.0

2019/09/18 8:10

ネタバレレビューを表示する

ファンタジー要素が入った物語でしたが、その手のものがあまり得意でない私でもそれほど抵抗なく読めました。

リィナが行動力があって意思も強くて素敵です。
エルも最初は弱々しかったのに、どんどんたくましくなってリィナを守ろうと頑張る姿に応援したくなります。

旅を続けるうち、仲間となって協力者が増えるのは二人の魅力のおかげですね。

お兄さんの方も愛する人とひっそりと幸せに暮らせたし、エルも立派な国王となってリィナと結ばれ、心があたたまるハッピーエンドでした。

by ゆちぼん
- 0
5.0

2018/03/19 12:31

きゅんきゅんします

ネタバレレビューを表示する

おてんばなお姫様と、か弱い王子様のお話。

いきなり窮地に立たされますが、王子様の葛藤や、それを支えようとするお姫様や仲間たち…と、有りがちなストーリーに感じるかもしれません。
しかし、心理描写が丁寧で、感情移入ができるので、退屈に感じることはありませんでした。

何度も読みたくなってしまう作品です。

by ☆あこさん☆
- 0
4.0

2018/05/01 7:43

ファンタジー

最初の、月の元でヒロインが裸足で舞い笑うシーンがとても印象的で神秘的でした。
そこで引き込まれて、この作品の世界観に触れられた感じがします。

お話は王道ファンタジーな感じです。
そういうものが好きな人は、楽しく読めるかな。
ただ大人の人にはちょっと物足りなく感じる節があるかも……若めのコにおススメです！

by garbera
- 0
5.0

2022/11/20 3:49

さくっと読めて良い

ネタバレレビューを表示する

だらだら長いよりさくっと読めて良かった。もう少しリィナの出生の秘密とか描いて欲しかったなぁと。でも、読みやすく、絵も綺麗で話しも好き。別話とかでリィナの出生からとか、その後とかやって欲しいです。狼覆面の人達のこともあるし、話はいくらでも広げられそう‼️

by みさと♪
- 0