【ネタバレあり】汝、オレに愛を誓えのレビューと感想

プライベート・ヒロインの方が読みたかったのですが、よく分からず両話購入。

プライベート～の方は、最初面白くて期待通りだったのが、終盤に向けて萎み、最後それで終わり？？？
という終わりかた。
ヒロインのはっちゃけが途中から夢を叶える説教臭いパターンに変わり、広告詐偽か！？でした。
実は僕もずっと好きでしたはありきたりだけど、相手がヒロインの事を面白いとは思ってても、特別な感情が見えない。
もっと切なくなるような気持ちがあっていいと思う。

一話目の方は、同姓同名というのが頂けない。
どうも古くさい。

オレ様！偽装？！

王様に捧ぐ薬指をぼちぼち読み進めています…ので、作者買いですね。絵が綺麗なのが一番好きなところですね。どうせなら綺麗な絵に癒されたい…（笑）

表題作は、こちらもオレ様なお医者さんに、偽装結婚、というか契約結婚？を持ちかけられることからお話が始まります。主人公はオペ室ナース。仕事熱心なところが本当に素敵。
お医者さんの方も、オレ様だけど実は繊細とかズルいわ！と叫びたくなります。まぁ外科医なんだし、若くして名医ってことは器用なんだし繊細なのは当たり前か…。
短めなのですぐ読めるのもおすすめです。

後半は出版社で働くことを夢見ながらも、絶賛プーの主人公が、いきなり大会社の後継者であることがわかった幼馴染と結婚しようと奮闘するお話。
短かすぎて、イマイチ幼馴染くんのキャラがよく分からぬまま…もう少しじっくり読みたかったかな、ということで星マイナス0.5かな、と思ったりします。

作者買い

汝、オレに～読みました。
もう流石です。
話に引き込ませるの上手すぎです(人´ з`*)
誰もがありそうな嘘や言えない事…
考えさせられました。

切ないけど

最初の短編だけ買いました。作者さんの他の作品も良かったので、これも買いました。短編できちんと完結しているところも良いです。主人公も、相手の男性も似たような部分があって、不器用な部分にキュンとしました。ハッピーな終わり方も良かったです。

面白い！

婚活より終活の準備をすべく、日夜仕事を頑張る看護師の知歩だが、ある日看護師から見てスター的な存在の冬島医師から、いい話がある乗らないかと言われ、不審がる知歩だが、自分と結婚して欲しいと言われ私は結婚より終活が大事だと伝えると、１年ただ一緒に暮らすだけで、費用も一切かからない、本当の結婚相手も松浦という名字で
上手く行けば大病院の院長にもなれたものを、好きな人が出来たからさよなら〜となったらしい。
振られたんですねとニヤニヤしながら知歩が言うと、自分から振ったと負け惜しみの冬島。ほとぼりが冷めた頃に離婚したらいいと言われ、さっきまでは冬島の結婚式の祝儀痛いな〜と言っていた知歩だが、冬島との打合せで半年前から付き合っていた設定にし、この度結婚することになりました〜と皆に報告する。こんなやり方で乗り切れるのか、これからが楽しみ！

よくある設定なのに、キラリ光る‼︎

ある理由から、終活で老人ホームに入るのを目標に働くオペ室勤務のナースがヒロイン。
そんなヒロインを新婦として選んだ、外科医の冬島。

互いに打算と契約で結婚したはずだったのに、いつの間にか、、、

よくあるストーリーだけど、そこはさすがの、わたなべ志穂さん。
陰と陽部分があるので、読み切りなのに読み応えあります。

もう一つの読み切り、
プライベートヒロインは幼なじみとの恋愛模様。

仕事を無くしてボロボロのヒロイン。
アニメオタクだと思って幼なじみの透が、なかなかの優良物件であると気がついた。

「結婚してもいいけど、オレを落としたらね」と言う透。

そんなヒロインが、好きだった仕事と、本当に好きになった透、どちらも手に入れるまでのお話。

拗らせキャラを描かせたら、天下一品！

　トレンディードラマぢゃないけれど、それなりにハイスペックなのに、恋愛感情拗らせちゃっている…そんなキャラを描かせたら天下一品、なべしほ先生による小粋な短編集です。
表題作「汝、オレに愛を誓え」
「終活」命の看護師知歩。天才オレ様外科医冬島高史の婚約者「松浦知歩」と同姓同名だったことから、高額報酬目当てに？１年間の契約結婚をすることになった！そこから、すったもんだが始まります。強い女を演じながらも、徐々に自分の本当の気持ちに気付いていく知歩、そしてオレ様高史のほうにも、どうしても結婚しなくてはいけなかった切ない理由が…。強がりの中に隠されていた、それぞれのピュアな想いが、胸を締めつけます。
「プライベート・ヒロイン」
　表題作のヒロイン知歩とは一転、何やっても長続きしない、だめうーめんずの恵実花がヒロインです。正直、ヒロインとしてはイライラするかも？でも、挫折から自分探しに至る過程は、自分を見失いがちな女性たちへの応援歌とも言えそうです。それにしても、もつべきものは、イケメンハイスペの幼馴染かぁ…。
「王様に捧ぐ薬指　番外編」
　東郷が綾華を「選んだ」理由を強化する作品。超短編だけれど、実はこれが一番好きかも…。もし、まだ「王様に捧ぐ薬指」を読んでいない方は、この後ぜひどうぞ♡

王様に、、、的な

作者買いです。11話だし手頃かと。
本作は8話迄で、その後３話別作で、最後11話が王様に捧げる薬指の番外編（綾華に出会う前）のお話しです。
本作は、名医が婚約破棄を回避するため、同姓同名の守銭奴ナースに一年間一千万円の契約結婚を持ちかけるお話し。何処かで見たような内容で、何処かで見たようなキャラ設定ですが。仕事上ではお互いに信頼していることを知り、改めて惚れ直すというところ。ショートストーリーですが、この作者さんらしいです。
二作目は、派遣切りでプーになった自称崖っぷちの女の子が、オタク幼馴染みに惚れ直すお話し。たった３話と短いですが、中身濃かったかも。もうちょっと読みたかったな。
最後は、王様に、、、の話で東郷が、カップル破局させ続け一千万円以上損害を出し続ける綾華を偵察していた時のお話し。王様を読んでいたら笑えるし、読んでなければ続きが読みたくなるかも。
ということで、読みたい話数だけ読むのもアリだと思います。

一気読み

表題作の絵に惹かれて購入しました。主人公は過去にあることがあったのがキッカケで恋活でも婚活でもなく「終活」をしていた。将来は高級有料老人ホームへの入居を考えていた。１千万の貯金を貯めて夢の老人ホームへ。

最高の老後のために仕事に生きるのみと考えていたところ、外科のエリートイケメン医師から突然求婚される。しかも主人公の許可もなく結婚計画を進めていく。それは、その医者が実は主人公と同姓同名の女性との婚約中だったが訳があっめ破談になり、それをカモフラージュするために主人公に声をかけたのだと言う。

ところが、最初のキッカケはそうであったのかもしれないが主人公の仕事ぶりは評価していて、一緒に仕事がやりやすいので頼しく感じていた。

突然の契約結婚に驚きを隠せない主人公だが、無事１年間、妻として無事勤め上げれば報酬は１千万という話に乗っかる。

お互いをお互いが仕事の面でも評価していて例え誰かにけなされてもフォローしあえるところが微笑ましかった。

お幸せに

表題作のみ読みました。
婚約破棄されたけど、回りにそんなこと言えないから元婚約者と同姓同名の主人公と結婚するというストーリー。
そこまでよくある名前じゃないのにそんな近くに同姓同名いる！？と思いながらも、最後まで一気に読んでしまいました。
契約ではなく本当の夫婦になるところで終わるのですが、話の展開に無理がないので、とてもすっきり納得します。
それぞれ過去に痛い思いをしているからこそ、お幸せにという気持ちになりました。