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杜王町に住む高校生、東方仗助。見かけによらず気弱な性格だが、自慢のリーゼントをけなされると途端に豹変、スタンド能力を発現させる。ジョナサンの身内という彼を訪ねた空条承太郎は、そのスタンドを目にし、仗助にそして杜王町に迫る危機を察知するが…!?
「スタンド（幽波紋）」とは、超能力が具現化した、守護霊のような存在のこと。その力を操れる「スタンド使い」の一人・空条承太郎は、祖父の遺産相続者を探すために、杜王町を訪れます。その矢先、少年が不良たちに絡まれている現場に遭遇。反撃をせずに、おとなくしくヘコヘコするだけのその少年に苛立ちを覚えます。しかし、不良の一人が少年のヘアスタイルを馬鹿にした瞬間、少年はマジギレ。不良に向かってスタンドによる鉄槌を食らわせたその少年こそ、承太郎が探していた、祖父の隠し子のスタンド使い・東方仗助だったのです…！
王道さと奇抜さを両立させる名手・荒木飛呂彦先生が描く大ヒット漫画、ジョジョ・シリーズの第４部。アニメ化やゲーム化を果たし、幅広い世代からの絶大な支持を誇る、不朽の名作です。
濃すぎるキャラクターたちがファンから人気の同シリーズですが、本作でも己の信念に真っ直ぐなアツい人物が目白押し。温厚だけれど髪形には並外れたプライドをもつ仗助は言わずもがな、作品のリアリティ追求のためなら迷惑も顧みない漫画家・岸辺露伴や、自信家なお調子者に見えて実は狡猾なバンドマン・音石明など、挙げればキリがありません。
前作ではパワー＆精密型のスタンド「スタープラチナ」で承太郎が大暴れしましたが、今作の主人公・仗助が操るスタンド「クレイジー・ダイヤモンド」は、変化した対象を元の形に戻す能力。彼がその力をどのように生かして戦うのかにも注目です。
2016/10/14 11:30
主人公のずる賢いけど
何処かヌケてる感じが狂おしく好き
荒木先生はもともと
ホラーサスペンスを描きたかったらしく
ｷｬﾗの不気味さが3部より増してます
バトルも頭脳戦中心になり
より濃密な展開に……ッ！？
グレートですよこいつは……ッ！！
ジョジョはみんな好きだが、中でも四部が一番好きだ。
まず、圧倒的に「敵」の規模が小さい。
吉良吉影は、ディオやプッチ神父のような世界を変えかねない存在ではなく、「静かに暮らしたい」だけの変態である。
このスケールの小ささがいい。
仗助君たちのやることも実に呑気で、ネズミを狩るわ、イタリア料理店に行くわ、チンチロリンでイカサマをやるわ、ジャンケンに命をかけるわ、という有り様である。
この平和さがいい。
ジョジョの奇妙な「大冒険」もいいが、小さな日常の冒険が詰まったような四部が、私は好きだ。
余談だが、学生時代、いつか子どもが生まれたら、「仗助」と名づけようと半ば本気で思っていた。
5.0
1人の方が「参考になった」と投票しています。
個性的なキャラが非日常(奇妙な冒険)というストーリーを盛り上げています。
物語の後半の核心に迫っていくところからのラストスパートはとても見応えがありました。
個人的にはジョジョシリーズの中では4部が1番好きです
ジョジョで一番好きな第4章。まさかの電子版とても嬉しいです。リアルタイムで追いかけて読んで以来なので仗助こんなだったっけ？！と再度楽しめてます。
5.0
1人の方が「参考になった」と投票しています。
3部までとはうってかわって日本が舞台なので、個人的にはとっても感情移入してしまいました。みんなで自分達の町を守る胸あつ設定！
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