みんなのレビューと感想「はざまのコドモ 息子は知的ボーダーで発達障害児」(ネタバレ非表示)

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  1. 評価:5.000 5.0

    みんなに読んで欲しい。

    グレーゾーンは、知りませんでした。読んで理解して欲しい。

    理解のない教員、医療関係者がいなくなる事を願います。
    途中何度も、腹が立ちました。こんな人間が教育者?医者?私も無知だったけど、知るべき人達が、これ程無知だったとは残念。
    本当に大変な子育てだったと思います。私だったら、出来たかな?て思います。
    読み終わり泣いてしまいました。

    たくさんの方に読んで知って理解してもらえる事を願います。

    • 32
  2. 評価:5.000 5.0

    知的ボーダーをニュートラルに認知できる

    知的ボーダーとゆう発達障害のグレイゾーンがあることは知りませんでした。
    か、ニュートラルに認知できる作品です。押し付けがましくなく、現実をつたえています。自分に子供はいませんが、他人事として終わらせられない作品でした。学校や教育現場の教科書に使っていただきたいほどです。

    100%理解できなくても発達障害の認知、その存在を知ることでもっと変えられることがたくさんあるのでは?と素人ながら思いました。

    また自分には一生付き合っていく持病がありますが、認知度が低い病のためなかなか説明したり理解してもらうのが難しいところは少し共感する部分がありました。

    この作品に出会えてよかったです。発達障害について知ることができてよかったと素直に思いました。いろんな世代の方に読んでいただきたいです。

    by su sn
    • 27
  3. 評価:5.000 5.0

    涙が出ました

    自分自身が発達障害疑いのある30代半ばです。精神科に通院していますが手帳を取れるほどではないと主治医からは言われています。でも普通の職場で働くのは経験上とても難しいです。君さんが、よしくんの将来をとても心配するのがよくわかります。もっと、発達障害に理解のある社会を目指すには、当事者も声をあげていかなければなと思いました。

    • 24
  4. 評価:5.000 5.0

    障害への考え方が変わりました

    ボーダーや発達障害の子どもを持つお母さんの目線で描かれていて、君さんとヨシくんの心の動きを追っていくうちに、初めはお母さんに同情していただけだったのが最後には一緒にヨシくんを応援しているような気持ちになりました。
    障害を言葉で説明するのは難しく、何でも制度で固めるのも難しく、やはり人を支えるのは「人の優しさ」なんだろうと思いました。
    自分の子どもに障害があるとわかったら、周りにヨシくんのような子がいたら、何をしてあげられるのか。考える大切な機会を頂きました。頑張っている君さんをわたしも親として見習っていきたいです。

    by Ksaori
    • 20
  5. 評価:5.000 5.0

    まだまだ生きにくい世の中

    ×華さんの作品は好きでいつも読みますが、
    こちらの作品も、一気に読みました。
    私はもうすぐ1歳になる息子がおり、
    発達障害等、色々な障害のある甥っ子がいます。
    手帳は持っていますが、ボーダーの子達がこんなに大変な思いをしているなんて知らなかった。
    君さんも息子さんも、本当に本当に苦労したんだな。
    私も、甥っ子やその兄弟に、できる限りの事をしてあげたいと思いました。
    重い軽いに関わらず、全ての障害を持つお子さんが、自分に合った学校、人間関係、仕事に就ける日が来ることを祈るばかりです。

    • 20
  6. 評価:5.000 5.0

    勉強になる。

    はざまではない、手帳持ちの知的障害児を育てています。
    まだ、三歳、療育に通い、かなり伸びてきています。
    成長が嬉しい反面、はざまの子になるのでは、という思いがあります。
    療育の現場には、まだまだ定型には遠いのに、ある程度知能はあるために手帳がとれなかったお子さんや、言葉が出るようになり手帳を返納したお子さんがたくさんいます。
    行政はどこかでボーダーラインをひかなくてはいけない。けれど、それにより、支援が受けられない子がたくさんいるのです。
    この本は、そんなお子さんとお母さんが前向きに一生懸命生きる話がかいてあります。後日談も読みたいです!

    • 16
  7. 評価:4.000 4.0

    サラッと描いてあるので簡潔で読みやすく、わかりやすいです。
    でも本当は、ここに描ききれない苦労が本当にたくさんあっただろうな…と思うと、頭が下がります。

    まだ子供がいない私には、自分が同じ立場だったら、こんなに向き合えるだろうかとか、愛せるだろうかと不安にもなりました。

    学校の対応に心底腹が立って、怒鳴ってやりたい気持ちになったり、融通の利かない法にイライラしたり、勉強になりました。

    とても考えさせられます。

    by 匿名希望
    • 16
  8. 評価:5.000 5.0

    教育者にこそ読んで欲しい

    自分も、教育に関した仕事をしているにも関わらず、「知的ボーダー」という範疇がある事さえ知らずにいました

    教育する公的機関と、政府などの大きな機関の両方に全く知識の足りていない事だと思います

    漫画だと、すんなりと入っていけるし、わかりやすいです

    子供を持つ前の将来、健康とされる子を持てる人達にも読んで欲しいと思いました
    人に教える立場の人間として、本当に本当に為になりました

    たった一人でも受け入れる側に、圧倒的な共感者が増えました、増やす努力をしていきますよって、作者さんに伝えたいです‼‼

    by 真早
    • 13
  9. 評価:5.000 5.0

    最後のおわりかたに、ジーン(涙)

    発達障害と言われていますが、本当は障害ではなく、『脳の特性』であることを、皆にわかって欲しいと思います。
    うちの息子もボーダーで療育手帳は取れませんでした。
    でも一つ一つ出来るようになったし、出来ないことは助けてもらうように、『何に困っているのかを相手に伝える』事が大事な事だよと教えています。
    どんな小さな事でもありがとうをいう、これがうちのルールです。
    よし君にも出来る事が増えますように(*^ー^)ノ♪

    • 12
  10. 評価:5.000 5.0

    他人事の世界

    私の息子は知的障害や発達障害ではありませんが、2年前に白血病になりました。まだ5歳でした。
    苦しい闘病を経て保育所に復帰しましたが、外見の変貌で馬鹿にされたりいじめられたりしました。
    保育所の所長先生に「難病の子どもを持つお母さんの気持ちは、所詮私達には分かりませんよ。他人事です。」と突き放された事を思い出します。

    周囲の認識不足や間違った理解は、子も親も本当に傷付くものです。現実ってこんなもんなのかとその無関心さに何度も悔しい思いをしました。
    けれど、思い返せば私も以前は他人事だと思うひとりでした。

    はざまの子どもとその親ごさんの現実は、決して他人事ではない。他人事の世界は、ある日突然現実になる事があります。

    • 9
ネタバレ無し:全ての評価 1 - 10件目/全1,304件

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