5.0
ばっかさんの作品は深い
グレーゾーンの子どもの数を入れたら、学習や日常生活に困難をかかえた子どもは、ひとクラスに2、3人はいる計算になると思う。
本人や周囲が事実を受け入れるのは辛い側面はあると思うけれど、特殊なことではないのだから社会全体で支えていかなければならない、という方向に変わっていって欲しい、切に願う。
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グレーゾーンの子どもの数を入れたら、学習や日常生活に困難をかかえた子どもは、ひとクラスに2、3人はいる計算になると思う。
本人や周囲が事実を受け入れるのは辛い側面はあると思うけれど、特殊なことではないのだから社会全体で支えていかなければならない、という方向に変わっていって欲しい、切に願う。
この作品で、知的ボーダーって言葉を初めて知りました。そう言えば昔クラスに集中力が無く、何でも大げさに発言し、極端に算数の成績が悪い子がいました。
だいぶ変わった子だな…と思っていましたが、今思えば知的ボーダーだったのでしょう。もっと理解を深める必要がありますね。より多くの人にこの作品を読んでもらいたいです。
このお話は、本当の話ってことで、やはり子どもに知的障害があると本人も大変だけど、親も大変だしその責任も大きいと思う。
そのボーダーの状態の子どももちゃんと受け入れる体制をちゃんととるべき。
それによって困っている人かまたくさんいるのではないかと凄くおもう。
とても考えさせられる。
当たり前の出産や、当たり前の子育てなんてなにもない…この作品は、そんな子育てについて多くを学ばせてくれる作品です。子供は十人十色、個性だからと周りは言うけど、子供が産まれもった障害をどう受け止めて子育てしていくか…今子育てで悩んでいるお母さん、これから出産を考えているお母さんにも読んでもらいたい作品です。
我が家の息子もヨシ君と同じような感じです。
できることできないこと・わかることわからないこと、などが明らかに他の子とは違うのですが、知的障害とは認めてもらえないです。
特別学級に入るような理由が挙げられないのです。
この作品を見て頑張れるような気がしてきました。
知り合いに障害のかたがいます。
親は障害が軽いことを望む人が多いそうです。
しかし、本当はできないのにできそうと安易に障害認定を軽くしようとしてしまう親もいるそうです。
結果、子供も困るし受けられる支援も受けられず困るという流れ。
このマンガの男の子は、逆でなんだかなぁとお母さんもの苦労に心配してしまいました。
私は自分の周りの誰かの子どもが発達障害と診断されたと聞くと、思い通りに行かない自分の子育ての責任を病気のせいにしようとしているのではないかと思ってしまう。この本の中の主人公の周りに時々出てくる、理解のない決めつけをする人達と私は同じような考えだと思います。この本を読むと少しは考え方が柔らかくなるかもしれません。
この本を読んで、なんて酷い先生たちだと、思い悲しくなりました。
発達障害はクラスに1人2人はいる割合でとても多いので、先生たちや周りの人がサポートして、発達障害児1人1人が生きやすい世の中になってほしいと心から思いました。
学校の先生や発達障害児を育てている親ごさんには読んでほしいいっさになっています。
二児の母ですが、発達障害という言葉は知っていても、グレーゾーンにあたるような知的ボーダーの子供たちがいることを知りませんでした。
しかし世間の認知度の低さを責める内容ではなく、淡々と事実を伝えてくれる内容なため未知の領域ではありましたが、かなり学べたのではないかと思います。
発達障害のことがわかりやすくかかれていると思います。自分は無知ですがこの作品で理解できた部分がとてもある。知的ボーダーの子って自分がこどもの時もいました。国のサポートが受けられない、でも人と同じようにできない、そんな苦しみがわかりやすくかかれています。是非続編がきになります。お友だちに恵まれてよかった!