5.0
映画化
普門館を目指すつばさと甲子園を目指す大介の青春~。
どの部活にも共通していると思うけど、吹部出身者には心に響きます。
全国レベルの上位高に初心者は厳しいと思うし、メンバーに選ばれなかったり先生や先輩に叱られたり、失敗も挫折も失恋もいっぱい泣かされます。
長いけど出来すぎなラストまで応援しながら読めます。
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普門館を目指すつばさと甲子園を目指す大介の青春~。
どの部活にも共通していると思うけど、吹部出身者には心に響きます。
全国レベルの上位高に初心者は厳しいと思うし、メンバーに選ばれなかったり先生や先輩に叱られたり、失敗も挫折も失恋もいっぱい泣かされます。
長いけど出来すぎなラストまで応援しながら読めます。
いい意味で今どきじゃないです。
あの『天晴』思い起こさせる、河原和音先生らしい真っ直ぐな青春が描かれてます。
高校生活の3年間、つばさと山田くんがお互いに支え合いながら、それぞれの目標にひたすら真っ直ぐ突き進む!10代じゃないとこんな生活できないわー。
名場面は、山田くんが大事な試合でミスして負けてしまったときに、つばさが吹いた“掟やぶりのトランペット”。
いいね!若いね!
ちゃかしているわけではなく、大人になった今でも勇気を貰える作品です(*^^*)
純粋にまっすぐ夢を突き進む姿に本当に本当に尊敬と感動と青春の喜びを分けて頂き有難うございます。よかれと思って行ったことが違っていても踏みとどまらず突き進む✨すごい!
お互いの励まし合いの姿が本当に嬉しい気持ちになって、社会でも心からの励まし合いが当たり前になればいいなぁとかんじました!
翼が中学で吹部に入らなかった理由も理解出来ないし、強豪校で高校からの初心者がレギュラーは無理だろうし、とにかく翼が下手過ぎてイライラする。小学生の頃から夢だった割に楽器買うのも遅いし、大介くんと頑張るばかり言ってて飽きる。
吹部も野球も強豪校みたいな設定だけど、取材が甘いのか強豪校には思えないし、吹部の意味不明な規則が共感出来ない。先生もおかしいし。
大介と翼も、付き合ってないって言ってるけど、やってる事は彼氏彼女だし。
ちょっと頭弱い。
友だちなのに、言う子いるよね、出来ないって。
それ本当に友だちなの?
高校3年の時を思い出した。友だちが保母さんになりたいって。今からできるかな?って。
出来るよ!って答えた。
後から、出来るって言ってくれたの私だけだった、ありがとうってその子が言ってくれた。
びっくりした。出来ないって言う人の方が多いんだって。
私の出来るも無責任だけど、他の子の出来ないも無責任。
どうせ無責任なら、友だちの力になる言葉の方が良くない?
この作品見て、そう思う人が増えたらいいなと思う。
中学生の娘が吹奏楽部に入部したのをきっかけに読み始めました。
娘もピアノ経験なく音楽初心者での入部、しかも楽器もトランペットに決まり、主人公のつばさは我が娘か?と完全に親目線。
家族で共有したかったのもあり、紙の本を全巻揃えました。
はじめのうちは、つばさの突っ走った行動にイラッとして、特に負け試合で1人校歌を演奏しちゃうなんてありえない!と寒気すらしました。
でもつばさはいつも一生懸命(すぎる)。
あんなに努力できるなんて素晴らしいし、だんだん応援したい気持ちになり、メンバーに選ばれるのか?とハラハラドキドキ手に汗握っていました。
ラストは予想通りだったのですが、そのラストまでの紆余曲折が学生生活あるあるなんだけど、うまくドラマ化されているというか、現実的だけどファンタジーというか、とにかくとても上手な作品でした。
(ただ、2年生・3年生のお話はちょっと早くて、あと1〜2巻伸ばしてほしかったような気もします)
何よりこの作品ですごいのは大介くん!
彼は何なんでしょう?
つばさのピンチには的確なアドバイスをしたり、野球に対する精神面がとにかく強いし、本当に高校生なのか?と。
終始つばさのことを大事に思う気持ちもひしひしと伝わってきて、もちろんつばさも大介くんを大切に想っていて、いいなー。
ステキなカップルです。
大学生になった2人、大人になった2人の短編番外編が読みたいくらいです!
全巻読み終わり、青春いいな!と爽やかになるお話です。
高校デビューの次に読んだのが、この作品だったと思う。
部活命から恋に生きることにしたのが高校デビューだけど、青空エールは部活に青春を捧げるお話。
初めてのブラスバンド
部活になかなか馴染めなかったり、上手く吹けなかったり、先輩に目をつけられたり。
そんななか野球部の大介くんと励まし合いや、同じ吹奏楽部の水島との師弟関係のような友情など、甘酸っぱくて爽やかな展開に胸が熱くなります。
水島が指摘した「負けグセ」という言葉は今でも胸に刺さっています。
吹奏楽女子と野球部男子の恋。部活の人間関係。すごくリアルで物語に引き込まれました。主人公のつばさちゃんはいつも泣いてるなーと思うのですが、こちらももらい泣きです。漫画だから最終的に甲子園に行けたり、普門館で金賞取れたりしちゃうんだけど、リアルの世界では成功できないことの方が多いだろうし、その数だけドラマがあるんだなと想像するとまた泣けてきました。
大柄、野球部キャッチャー、キャプテンのだいすけくんがメチャクチャタイプです。「坊主はときめかない」というコメントがありましたが、おばさんは全然ときめきました。二人のロマンスが少ないのが物足りないとも言えますが、この少なさが逆にいいのかな。
何かに熱中したことのある人は、涙なくしては読めないと思います。
内容としては、部活と恋愛漫画なのですが、主人公に何故か感情移入してしまいました…
最初、山田くんのことは坊主頭で、絵柄的にはときめかないわ(笑)と思っていたら、きがついたら、つばさを応援しながら、山田くんにときめいてしまいました。
現実にはこんな人いないってわかってるけど、わかってるんだけど大好きです。
青春のさわやかな気持ちを思い出したい方におすすめです。
吹奏楽部の名門・白翔高校に入学し、トランペットを始める小野つばさ。夢は、幼時から憧れた普門館への出場。彼女は、高級な部の只一人の初心者であり、その苦戦が続く中勇むのは同級生の野球部員、山田大介。お互い夢に挑んで励まし合う二人は、或る約束を交わす。一年生の夏、地区予選の決勝戦まで到る野球部を吹奏楽部が応援。所が途中出場した大介の失敗で敗退。棒立ちとなったそんな大介のために、つばさは違法して一人でトランペットを吹き出し、謹慎処分となる。心配して訪ねて来た大介への想いに溢れてつばさは告白するが、失恋して終う。大介は、仲間の夢を失望させた自分が赦せないでいた。二人は恋を遂げぬまま夫々の夢を追い駆け、然うして終に最後の夏を告ぐるその青春の青い空がやって来る。