みんなのレビューと感想「銀座ネオンパラダイス」（ネタバレ非表示）

幼なじみ二人の誇り高い生きざまです

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改めて読み直して、本当にいい作品だなーと、レビューを書いています。

あらすじにある通り、金持ちの放蕩息子と、その幼なじみの真面目な青年のお話です。
舞台は、戦中戦後なのですが、よくある悲壮感や絶望感はありません。
それは、悲惨なシーンは回想や台詞の中だけってこともあるし、
元・金持ちの放蕩息子が銀幕スターを志すので、戦後の映画に象徴される大衆の活気が垣間見られるからかもしれません。

でも、何よりも影響があると感じたのは、
二人がお互いに、お互いに見合うような人物になろうと、誇り高く生きているからかなあと思います。

そして更にぐっとくるのは、お互いにとって、その相手しか考えられない、生涯の相手だということ。
本当に、お幸せに！

映画のようなストーリー！！

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戦後の混沌とした時代を生きる幼馴染みのそれぞれの葛藤、
人間関係など時代背景と共にリアルに描かれていて、読み終わったあと、ほんとに素敵な映画を1本見終わったような爽快感があります！
ただのBL漫画の枠では語れない！！これ、昼ドラとかにしてほしいなー、役者は美しいキャスティングで希望！！
個人的にはウォルター中尉好きなので、ちょっと葵を連れ去るぐらいまでしてほしかったかな。鷹彦が血相変えて奪い返しに乗り込む、みたいなの見たかったかな。なんにせよ、中尉ともっとしっかり絡んでほしかったな、と。

ほんと、続編ないかなぁ。大成して売れっ子の銀幕のスターになった鷹彦とその後の幸せな二人の生活をもっと見てみたい！
そして、いい歳の取り方した二人にまたうまい具合に当て馬で中尉と絡んで頂きたい。切望！！

色気ありすぎな２人です

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鷹彦と葵。ウノハナ先生のキャラクターは皆さん色っぽいけれど、この二人は群を抜いています。鷹彦に赤紙が来て離れ離れになっても同じボロ家で待ち続ける葵、戦地から奇跡的に戻ったけれど、元のままの自分では会えないと、大阪で役者を始めた鷹彦。再会し、これでうまくいくかと思いきや、鷹彦はオーディションをすっぽかしたり、ウォルター中尉の横恋慕？にやきもちを焼いたり。お互い、相手を一番に思いやりながらもなかなか素直に伝えられなくて、ケンカしたり仲直りしたり。

葵が怒ったり泣いたりする顔を「やばい、またやっちまった」という顔をしてどう謝ろうかと困り果てながらも愛しそうにみつめる鷹彦（色っぽい!最高!）、そして怒りながらも最後は鷹彦のすべてを受け入れ、すべてを包み込む葵。（たまらない色気ダダ漏れです。そりゃウォルター中尉も惚れる）

明るい兆しの見えてきた銀座の街を二人手を繋いで駆け抜ける姿をいつまでも見ていたいと思いました。

続編ないかなー。鷹彦さん、ビッグな映画スターになってるはず。

切な、イィー(´；Д；`)

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戦後すぐのお話です。
時代背景、登場人物、全てにおいて古くそして懐かしさすら感じさせるステキな絵です。
日本男児ならではの、頑固さであったり、日本女性の逞しさであったり、すごく丁寧に描かれてて、BLを読んでる感覚ではなくなります。時に切なく、時に楽しく、本当に涙あり笑いありなステキな作品でした。
エッチシーンはひかえめですが、ちゃんとあります。
でもそれがメインでなく、ストーリーメインの作品です。
BLが苦手な方にも是非読んで欲しい作品です。

切なエロい…

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終戦後の日本が舞台です。
女たらし（攻）と真面目くん（受）の両片思いのお話です。
出征前に2人は結ばれるんですが、そのシーンが本当に切なくてエロい…っ

最後はハッピーエンドで、読んだ後もしばらくジーンとします‼︎オススメ‼︎

時代感やストーリー大好きです

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時代感やストーリー大好きです。
同じ作者さんの話を読んで、
ハマって買ってみました。
アタリですね。
時代背景もちゃんと
描かれているとおもいます。
時代的背景の切なさや
主人公二人の不器用さ？！
好きです。
二年間も帰ってこない人を
待ってるなんて健気だし
待たせているとは思わず
帰りたいのに、このまま帰れないっていう男気。
良い！良い！

作者買い

気まぐれなジャガーから、とても作者が好きになり、現代ものじゃないものをと思いこちらへ。なんだか男の健気、一途さにきゅんときてしまう作品。女性のほうがある意味男前に描かれている気さえする｡時代設定もドラマチックに作りやすいのもあって、短い作品ですが映画みたいな作品でした。ウノハナ先生の描く二人、どの作品もお互いがお互いじゃないとダメな感じが上手く表現されていて好きです。

作家さん買い

ウノハナさんが大好きで、いろいろ読ませて頂いてます。今作は久しぶりに再読しましたが、やっぱり良かった！作品毎にキャラクター設定がしっかりしていてストーリーも作り込まれているので胸に迫ります。実際には同性カップルは世間的には厳しい事もあると思うけど、ウノハナさんの話では無理なくスッーと日常に溶け込んで周りの人達も優しく…読後感が幸せになります。

昭和時代

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昭和初期の時代背景だからこその切なさやもどかしさがあって良かった。
出征前、二度と会えないかもしれないから…と初めて体を重ねた二人だけど、それは両片想いじゃなく本当の愛だったのに、数年後の再会でもなかなか素直になれなかったけど二人の想いはやっぱり深くてキュンキュンした！
その後の葵と鷹彦をもっと見てみたかったので続編を期待してます！

作者様買いです

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こちらの作者さまは本当にストーリーが素敵で、正直絵は苦手だなと思ったりするのですが、結局全話購入してしまいます。
でも今回はちょっと受け入れにくかったです。時代背景を考えると2人の関係は現代より難しいものだと思うし、それぞれへの気持ちの葛藤だけでなく、時代に合わせた悩みもあったと思うので、そこを掘り下げて欲しかったです。