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キラキラしていない、みんな闇を抱えている感じが現実にありそうで、またちょこちょこ起きる事件にハラハラさせられ、目が離せなくなる。
色々な人物の角度から描かれているのも飽きさせず、良い。今後の展開がとても気になる。
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キラキラしていない、みんな闇を抱えている感じが現実にありそうで、またちょこちょこ起きる事件にハラハラさせられ、目が離せなくなる。
色々な人物の角度から描かれているのも飽きさせず、良い。今後の展開がとても気になる。
読んでいて、怖いことがたくさんありました。もちろん男が悪いのが一番だけど、なんでこんなことになってしまったのか、そこも描かれていたのが、昨今のDV、虐待など色々な問題を考える上で参考になる気がします。
はっきりいって不快になるシーンもありますが、最後は救われるおわりかたで良かったです。
性について考えさせられる内容でありながら、先生と生徒の禁断の恋の話し。だけどそんなドキドキハラハラではなく、ずっしり重い感じ。先生の過去に影響を及ぼしたのは友達の彼氏。今の先生に影響を与えたのは男子生徒。なるほどの終わり方でした。
読んでいるうちにどんどんずっしりと心に重いものがのし掛かってきます…
友人への思いは友情という言葉では括れないどろどろとしたものがありますし、生徒との心をえぐる接触が読む側の色々な感情も呼び覚ましてくれます。
世の中キレイな恋愛やキレイな男女関係ばかりでないと思う。不倫や浮気などでなくても、好きでもない人と付き合ってしまったり、は案外身近にある話だと思った。
まだ始めの方しか読んでいないが、続きが気になる。
登場人物みんな、どうしようもない奴です。
方向はみんな違う。「性」を軸に、それに対する多方面な見方を示しています。
一見正論のようでも、他の立場の人からみれば、正論ではない。
考えさせられます。
癖のある登場人物と鬱々とした雰囲気が好きな方におすすめです。
人間の心の奥底にあるドロドロとした部分を丁寧に心理描写してある。昔、先生の言うことは正しいと思っていたが、先生も1人の人間だったよなと思える。
早藤のゲスっぷりに気分が悪くなり、一度途中で読むのをやめてしまったが、時間をおいて再び読み出したら結局最後まで購入して読んでしまった。
ラスト、早藤の罪が明るみに出てよかった。
実際身近にいたら恐ろしい。なぜあそこまで女性に対して自己中で非道になれるのか。(幼少期の記憶として描かれていた母親の姿が深く関係していそうだけど)
主人公の親友?もある意味「女の敵」。親友のはずの主人公を女性として下に見過ぎ。恋愛・結婚だけが女性の幸せなのか?
こんなヤツとは友達になれないと思ったが、早藤を見捨てずにいる姿は素直に凄いと思った。
先生ってストレスたまる仕事だから、それなりに息抜きしなきゃやってられないよ。学校は社会の縮図だと思わせる作品です。