3.0
途中までは面白かったのですが…。
作画技術も他に類を見ない程、凄まじい画力ですし。
本当に途中まではかなり楽しめていました。
しかし、後半にかけてどんどんシャルルアンリサンソンが最初の設定と変わるというか、シャルルアンリの信念みたいなものがいつのまにかあっさり無くなってます。
それもこれも後半からやたらメインの話に食い込んでくる妹マリーの話に無理やりつなげる為におかしくなってるように感じられてなりません。
そしてその不自然さの元は、マリーが架空の人物であって、オリジナルキャラだからということ。
作者が続編のルージュにつなげる為に史実から離れて行ってしまった事が原因かと思います。
もっと史実に忠実なストーリーのまま見たかったなというのが一番の感想ですね。
読んでいてマリーの良さを全く見出せないのに、作中の人物はみんなマリーに惹かれていくのも納得できず…。
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