5.0
もうずっと、いちばん読んでいるいくえみ先生の作品。一人一人の物語を描き、それがどうやって交わっていくかをきちんとそれぞれに感情移入できるからとても面白くて、その力量がすごい。
ジャンルは少女漫画だけど、人間の、生きる毎日の物語。
カンナが好き。他の人から見るカンナに対する気持ちも。いくえみ先生の描く感情の機微を追うのがとても好き。時間を忘れて読み耽っては、余韻で何度も読み返してしまう大好きな漫画です。これからも何回も読むと思う。
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もうずっと、いちばん読んでいるいくえみ先生の作品。一人一人の物語を描き、それがどうやって交わっていくかをきちんとそれぞれに感情移入できるからとても面白くて、その力量がすごい。
ジャンルは少女漫画だけど、人間の、生きる毎日の物語。
カンナが好き。他の人から見るカンナに対する気持ちも。いくえみ先生の描く感情の機微を追うのがとても好き。時間を忘れて読み耽っては、余韻で何度も読み返してしまう大好きな漫画です。これからも何回も読むと思う。
高評価なので無料50数話まで読んでみましたが、短編集のようで登場人物の一部が繋がっている不思議な作品。
その特有な作風の為、私には読み難いと感じました。
短編のようにそれぞれストーリーがあるので登場人物が多くて覚えられず、物語が変わっても『この名前は前に出てたけど、どの話の誰?』とモヤモヤする。
表情に乏しく何を考えているかわからない男たちに、状況に流されている女たちばかりで、はっきりしない関係を読者の判断に委ねているような...。
短編主人公たちに魅力を感じられず、どちらかといえばイライラするキャラで共感出来ない。
この作者さんの作風は私にはやっぱり駄目でした。
オムニバスのようで、実はそれぞれの登場人物が後々繋がっていくという秀逸さに脱帽しました。
そして一人一人のそれぞれの物語…
気持ちであったり行動であったり…
改めていくえみ綾さんて凄いんだなって思いました。
個人的にはカンナの、相手(主にハルタ)からはまだ気持ちを何も言われてないというところに共感しました。
そういうこと、あったな〜と。
そして最後らへんで禄に片耳に髪をかけてよーく聞いてるよってポーズで気持ちを聞く場面も良かったし、それに答えるカンナも良かった〜
欲を言えば、もっとカンナと禄のラブラブっぷりを見たかったですーー
他のキャラクター達もみんな、愛おしかったです。色々親近感あり。
多分、ちゃんとは理解できないんだろうな、と思います。
幼なじみのハルタの死をきっかけに、それぞれの人たちの物語が短編集のように描かれていて、それが徐々に結びついていくという謎解きのような感覚のストーリーです。
それぞれのストーリーはそれ程深く描かれているわけではなく、割と淡々と進んでいく印象です。
ですが、クライマックスに向けてうまく結びついていき、最後のカンナの本当の気持ちには胸が痛くなりました。
まるで映画を見ているような厚みのある作品です。
こんな壮大な物語話どうやって作り上げ、そしてみんなの心の中を言葉以外のもので全て語らせ、読んでる人の心の傷までありありと思い出させて昇華させてしまう(少なくともわたしは)なんて、いくえみせんせいすご過ぎる。中学生の頃から好きでしたがこの年になってもまだこうやってワシ掴みにされてしまう。この物語に出会えたこと、感謝します。もう一回最初から読もう。絶対映画で見たくない。
めちゃコミのTVCMに釣られて読みました
(まだ無料期間更新中です)
20年近く前の作品なんですね。
私服や髪型に時代背景を感じますが、いつの世代でも恋と青春は共通していると思えるストーリーなので、そんなに古さを感じません。若い人が読んだら違うのかも知れませんが‥‥
死ネタがあるマンガは読んでいて気持ちが落ちてしまいますが、大ベテラン作者様のオンリーワンな空気感には惹き込まれます。
私も読み始めはそれぞれ短編だと思ってました。が、途中繋がってるのに気付き登場人物が多いので相関図を書かないと私の頭では追い付かない😱なんて思いながら読み進めてます😅
作者さんスゴイです!!
まだまだ途中ですがとても深くて良いストーリーだと思います。1度読んでから2度目は相関図を書きながらゆっくり読みたいと思う作品です。
ハルタの死は悲しかったな。でもそこから皆ちゃんと前に進める様になったみたいで良かったです。
子供の頃からいくえみ綾さんの作品を愛読していました。
大人になり、久しぶりに漫画を読もうと探したら、とても懐かしいお名前を発見し、嬉しくなり読み始めましたが、暇つぶしのはずがどんどんハマりました。
最初は短編集かと思っていましたが、それぞれが何処がでつながっていて、どこでどう繋がっていくのかも考えるのが楽しかったです。
「この子はね、過去に辛い思いをしているから、そんなことを冗談でも言ってはダメなのよ」なんて、近所のおばちゃん感覚でツッコながら読んでいました。
今1番オススメ出来る漫画です。
昔、学生の頃に読んでハルタとカンナの記憶はかなり強く残っていたけど!
この年になって久しぶりに読むと深い!深い!
あまりにも繋がりが色々あるから相関図が欲しい!!と混乱しながら読み進めました。
そして100話あたりで千家にモヤモヤして…
コミックスをレンタルして全話ぶっ通しで読んでしまった!!
千家ごめんね…かなり重要な人物だったんだね…番外編も良かったよ…
あの頃、途中までハンパに読んで、今回最後まで読んで、今また最初から読もう!復習しよう!と思っています!
リアルタイムでコミック買って集めてた。
今も本棚にあるけど、全然読んでなくて。カンナとハルタの事は覚えてたけど、他のストーリーは記憶薄れてたとこに、デジタルで読んで、昔を思い出しました。途中から毎日無料が待てなくて、10年以上ぶりに本棚から漫画出して読みました。あの頃とは違う感想になる。たぶん、同じとこで泣いてるけど、青春の羨ましさと、儚さで胸が痛い。
カンナは誰が好きだったのか…
なんとなくわかってるけど、ハルタであって欲しい気もするし。誰も悪くないのにうまくいかない。死人には誰も一生勝てない。