みんなのレビューと感想「メルヒェン ヴェルト」（ネタバレ非表示）

お伽の国の世界に住むアリスとその執事トーマ。機械人形と噂されている無機質で表情を変えないアリスは正真正銘の人間。一方表情豊かで感情を抑えず人間味溢れるトーマは、実は機械人形。危険な場面でも二人の互いを想い合う深い愛情に、何か切なさを感じます。
アリスがなぜ表情を失ってしまったのか、なぜ｢帽子屋｣という怪しい人物を探しているのか。お伽の国のミステリーに引き込まれます。

こんな守ってくれる執事は憧れるし、夢の世界。優しさに溢れているけれど何考えてるのかわからない感じがまたミステリー

途中まで購入しました。絵は綺麗だけどなんかよくわからないストーリーです。最後まで読めば謎が解けるとかそういうのではなく意味がわからないです。最後どんなふうに終わるのかは気になりますが続きは買わないです。

主人公の名前をアリスにすれば一定の読者を確保できる説に乗っかったような中途半端なワンダーランドオマージュ感。

世界観は悪くないのですが、若干話の流れが早い気がします。主人公達の背景や、周辺の登場人物をもう少し細かく描いてほしいかな、と思いました。