【ネタバレあり】蜜姫-束縛カレシ・響の場合-のレビューと感想

気になってたので…その4

前からずっと気になってました
蜜姫シリーズ第4弾、完結です

吸血鬼、一切出てきません。
彼氏の響と花梨、その後のお話です。

花梨を館から助け出してその後、同棲を始めた2人。響の束縛はだんだんエスカレートして行きます。

彼氏、若干気持ち悪いです。
花梨も大概ですが。

付き合い始めの当初お互いよく似た性格だった
最初は芯の強い男性と思って惹かれたが、だんだん同属嫌悪を感じてきて、離れようと花梨は一人旅に出る。
ノアのあたりですね。

自分を命懸けで助けに来てくれて、この手を離してはいけない、と思った。
フォルテのあたりですね。

館から帰って来てから花梨の性格が変わった。
(怒らなくなった、謝るようになった、素直になった)
カーネリアンの影響ですね。

すぐ濡れやすくなったなども吸血鬼3人の影響ですね。

幻覚かも知れないと思っていた花梨ですがモロに影響が出てます。
そのことに響は不安を感じ束縛が激しくなったらしいです。

最後は仲直りしてハッピーエンドです
個人的にフォルテまでのシリーズで良かった様な気がします
違うモノとして読んだら良かったかも…

吸血鬼関係ない

前作の後味が悪すぎて、逆に続きが気になって購入してみましたが、吸血鬼関係無さすぎました。一応出てくるけど、3ページくらいです。彼氏が何とか頑張って助け出したっていうふわっとしたエピソードとフラッシュバックしたとこだけ。後はひたすら彼氏が気持ち悪い話。好きだから束縛しましたっていうよくある話で、がっかりでした。

四部作

彼氏の束縛の仕方が怖い。
これやられたら、たぶん私は逆DVします。(冗談です笑)

でも、本当に一瞬で関係性が終わると思う。
そして、主人公が彼氏のどこが良いのかもよく分からない。

四部作の最終話？だったと思うのですが、
いくら主人公の性格や思考が変わっていても、この受け入れ方には疑問を持ちました。
四部作すべて読むなら面白いと思います。特に構成がよく出来ています。
この作品だけ読んだら、感情移入出来ない人が続出する気がします。

ホッとしました。

吸血鬼達に囚われていた所から助けてくれた響は、花梨に対しての不安が強かったのでしょう。あんな事が荒場当然です。でも、花梨も響もオタガイヘノ想いが強かったのですね。まだフラッシュバックや不信感がぶり返す事はあるでしょうが、２人なら乗り越えて行けると信じています。

彼氏が

彼氏が束縛くんになってしまいましたね。私は個人的に束縛してくる彼氏が好きなのでいいなと思いますが、苦手な方もおられるかもしれませんね。

長いストーリーの最終話。ついに彼氏の元に戻ったけれど...彼の束縛は読んでて興奮します。胸きゅんでした。

☆

絵がほんとうにだいすきです！
ストーリー展開もおもしろく、心の動きもみていてとても楽しいです。
今後の作品に期待