5.0
奪い去る
徹夜で読んだ。
読み終えたとき、自分の中の何かがえぐりとられているのを感じた。
それが何なのかは、私の言葉の能力では表現できないものだったし、今でもそうだ。
ただ、読む人に何かをもたらすのではなく、読む人から何かを奪い去るような漫画に出会ったことは、衝撃だった。
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徹夜で読んだ。
読み終えたとき、自分の中の何かがえぐりとられているのを感じた。
それが何なのかは、私の言葉の能力では表現できないものだったし、今でもそうだ。
ただ、読む人に何かをもたらすのではなく、読む人から何かを奪い去るような漫画に出会ったことは、衝撃だった。
初見で「なんだこの絵は…そしてなんだこの意味のわからない行動をする大人たちは…」と思っている方も、途中を読み飛ばしたりせず最後まで読んでほしい。
主人公のプンプンが青年になるまで物語は続く。その筆致のリアルさはただただ凄い。
深い深い哀しみを与えてくるけど、それでもなお生きなければと思わせてくる優れた作品。
私はベティ・ブルーやノルウェイの森をどうしようもなく思い出した。
アカシックレコードや聖書の研究をしている人にもおすすめ…というか感想を伺いたい。
ためし読みの10話分だけ読みましたが、小学生のプンプンとその一家の容姿が不思議な事はさておき、ストーリーは進みます。プンプンを取り巻く世界はとてもシュールでドラマチック。でも骨子がしっかりしてるのでたのしめました。10話でも盛りだくさんで読みごたえがあり、満足感があります。
このまま100話以上全部読んだら、かなりのドラマが待っていそう。気になります。
前評判から鬱展開、という前提で覚悟して読み始めましたが、私はそうは感じませんでした。
プンプンが鳥のようなゆるい姿で台詞らしいものがなかったのも大きいと思いますが、少なくとも中学生時代編まで読んだ限りでは、報われない家族の絆の綻びに翻弄される健気さに胸を打たれます。また、愛子ちゃんとの幼い恋のくだりは、まるでスガシカオの「斜陽」の歌詞のようで、甘酸っぱいようで苦々しいものでしたが、決して「鬱」とは違うように感じました。
この作者の方は、うまく言葉で表現しづらい部分を、暗喩的な表現…謎めいた神様らしき人とか、目があらぬ方向を向いてる人とか、あざとさの一歩手前で効果的に使っていて、プンプンの、己の非力感や寂寥感がよく伝わってきました。
まだまだ話は続きそうですが、今後もゆっくりじっくり読み進めていきたいと思います。
読み終わる頃には、また感想も変わるかもしれませんが…。
ぷんぷんがなんで人間の姿じゃないのか不思議だったけど、読み進めて行くうちに謎が解けてきて、どんどんハマって行きます。
色々な人間の深い部分に触れていて、あーわかるわーと共感出来る所がいっぱいありました。
これからどんな展開が待っているのか楽しみです。
続きがとても気になり、すごい面白い作品だと思います。
絵柄の濃さから昔の漫画?そうでもない?
まぁどちらでも良いのだけど...。
20話くらい見て未だにどんなお話なのか未知です。
この先プンプンはどう成長していくのか?それを取り巻く環境はどうなって行くのか?そもそもそんな話じゃない?
よく分からないのだけど続きが気になって、引きつけられます。
とりあえず無料分は読むつもりなのでまだ☆3の評価で。
無料連載初回分を読みましたが、よくわからない作品。
プンプンは人ではない鳥みたいなキャラですが、何なのだろう?
人として描かないのは何故?
読み進めれば理由がわかるのかもしれませんが、そこまでこの作品を読みたいという欲求が出てきません。
内容が理解し難く、人物の絵柄が妙にリアルで生々しく苦手。
少し気になる感じもしますが、私には合わない作品でした。
この漫画が付き合っている相手の家にあったら絶対に別れる、と友達が言っていて気になったので読んでみましたが、自分は大好きです。
確かに気持ちは落ち込みますが、何かを得たような何かを失ったような、読んで良かったような後悔しているようなこの感覚不思議です。
書籍版も買おうと思っています。
最初はプンプンがよく分からなくて読んでいた。
段々、「あっ、察し、、、」ってなるところで心が苦しくなって読むのを止めようと思ったけど続きが気になって読み進めた。
個人的には救いはないと思ってる。
後もひくから辛いときにはあんまり読むのはオススメしないかも。
子供のころから中学になったあたりで無料分おわりました。
続きが気になります。
小学生の無邪気なクソガキどもが微笑ましかったり、なにか事情がありそうな子らの大人びた所に胸が締め付けられたり。
ちょっとしたことで一喜一憂するブンブンが息子と重なってグッと来ます。