おやすみプンプン
- タップ
- スクロール
あらすじ
ある日のこと、プンプンはクラスにやってきた転校生・田中愛子に一目惚れ。彼女から「もうすぐ地球は人の住めない星になる」「別の星に移住しないと人類は メツボーしてしまう」という話を聞いたプンプンは、今日出された「将来の夢」の作文に、「宇宙を研究する人になりたい」と書こうと思い立つ。だが翌朝、プ ンプンが起きると家の中が大変なことに…?
入荷お知らせ設定
?機能について入荷お知らせをONにした作品の続話/作家の新着入荷をお知らせする便利な機能です。ご利用にはログインが必要です。
みんなのレビュー
-
奪い去る
徹夜で読んだ。
読み終えたとき、自分の中の何かがえぐりとられているのを感じた。
それが何なのかは、私の言葉の能力では表現できないものだったし、今でもそうだ。
ただ、読む人に何かをもたらすのではなく、読む人から何かを奪い去るような漫画に出会ったことは、衝撃だった。by roka- 14
-
4.0
広告が気になりすぎて。。。
おやすみプンプンの広告がしょっちゅう出てきてて、すごい気になってました。
読み始めてみたら、広告の不倫の内容とは全く違ったけど、続きがきになって、気がつけば1000p消費してました…。
なんだか読んでると、不安が掻き立てられるような、不思議な気持ちになります。
幸せばかりが人生じゃないけど、人の心に潜む闇の破片が散りばめられてるからかな。純文学を読んでいるような気持ちになります。
哲学的な内容が好きな方にもおすすめだと思います。by HYDI- 6
-
5.0
好き嫌いがハッキリ分かれると思います。
とても大好きな作品ですが、無闇にオススメできない。
「鬱漫画」と称されることの多い作品で、実際にかなり気分は沈みます。読んでいて気持ち良くはない。
それでも引き込まれて一気に読んでしまう。
子どもの頃のプンプンが本当に無垢で可愛くて、後半ふとそれを思い出してノスタルジックな寂しい気分になります。
プンプン以外もみんな、子どもの頃は無邪気で楽しそうで可愛かったのに…と切なくなる。
ハッピーエンドともバッドエンドとも言えない最終回が心に残ります。by 匿名希望- 4
-
4.0
浅野先生の作品は、
「デデデ」しか読んだことないんですが、
他の漫画も、この作品のように未来に対する不安をテーマにしたものが多いのでしょうか?
自分達の世代で言うと、1999年に人類が滅亡する?という予言を
けっこう真面目に信じていました。
実際には、そんなことなかったけれど。
ああいう「宗教」っぽい脅しで、人の心は乱れるもの、ということを学習させてもらいました。
子供は、何でも信じやすくて。
それでいて、残酷で。いじめられっこが、いじめられてても無視できる。
身近な不安や、人の心の怖さを描かせたら、浅野先生は天下一品だと感じました。by ロンソン- 0
-
5.0
暗く哀しくも生きてゆく人のための文学作品
初見で「なんだこの絵は…そしてなんだこの意味のわからない行動をする大人たちは…」と思っている方も、途中を読み飛ばしたりせず最後まで読んでほしい。
主人公のプンプンが青年になるまで物語は続く。その筆致のリアルさはただただ凄い。
深い深い哀しみを与えてくるけど、それでもなお生きなければと思わせてくる優れた作品。
私はベティ・ブルーやノルウェイの森をどうしようもなく思い出した。
アカシックレコードや聖書の研究をしている人にもおすすめ…というか感想を伺いたい。by Hao- 3
同じ作家の作品
Loading
関連する作品
Loading
みんなが読んでるおすすめコミック
最近チェックした作品
>Loading
5.0