5.0
中世ヨーロッパの美形威丈夫好きにお勧め。
バンフォード家の執事、グレアム(攻め)と、そこにバトラーとしてやって来たアレックス(受け)のお話です。
シリーズとして紹介されてる『No.99:人間玩具』の最初の3話が、このお話の前段階にあたるので、是非そちらを読んでから、こちらへ進むことをお勧めします。
また、途中に入る『the show』3話は、関連する話ではありますが、読まなくても本編に影響ありません。
この作者さんは、背景も衣装もきちんと描き込む力があるので、こういう西洋のお話は、その世界観に浸れて、楽しいです。
鼻眼鏡、髭面のグレアムに、こんなにメロメロになっちゃうとは、自分でも驚きです。
だって、脱ぐとムキムキだし、エッチもやたら強いし、
理性的な美形に見えて、実は自分の気持ちすら扱いかねる不器用ちゃんなんだものー!!
『No.99・・・』の二人は、今回はときどき登場する程度ではありますが、その後がきちんと描かれていて、そしてそれがちゃんとリアリティがあって、こちらも満足です。
- 4