5.0
中国の戦国時代を描いた作品。
殺伐した時代の物語ですが、作者の独特の「間」や「画風」が、どこかのんびりとした、微笑ましい雰囲気の作品に仕上げています。
ただ、楽しむには、
「孟嘗君」「戦国四君」「白起」と言われてピンとくる程度の予備知識がないと置いてきぼりにされるかもしれません。
「秦」「戦国時代」とキーワードを並べるとキングダムを連想してしまいますが、私はこちらのほうが好きです。
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中国の戦国時代を描いた作品。
殺伐した時代の物語ですが、作者の独特の「間」や「画風」が、どこかのんびりとした、微笑ましい雰囲気の作品に仕上げています。
ただ、楽しむには、
「孟嘗君」「戦国四君」「白起」と言われてピンとくる程度の予備知識がないと置いてきぼりにされるかもしれません。
「秦」「戦国時代」とキーワードを並べるとキングダムを連想してしまいますが、私はこちらのほうが好きです。
表紙絵で食わず嫌いしてました。
表紙の壮担の顔が…というか表情に惹かれず、作品のことは知っていたのですが読み始めたのはつい最近になってからでした。
この作品…中国の時代物なのですがめちゃくちゃ面白いです!
もっと早くに読んでいれば良かった〜と後悔するくらい。
劇画作家の先生のアシスタントを長らくやっていたのかどことなく劇画作家の巨匠の絵に似てる…
私は劇画も割と読む方なのですが、劇画は結構あっさりバッサリグロい場面が登場します。
時代背景やお国柄を考えると決して残忍な部分を強調して描いているのではないことは分かるのですが、もしグロい場面が苦手な方は気をつけて読んだ方が良いかもしれませんね。
作者さんは歴史も文学もよくわかっていらっしゃる方なのだなと感心しっぱなしです。
グロさ苦手でなければぜひおすすめの作品です!
春秋戦国時代末期の六国の均衡が破れて秦の一強時代になろうという頃の歴史絵巻です。
藺相如、廉頗など史記でも有名なエピソードを巧みに織り交ぜてあり非常に面白い脚色となっています。
しかし、白起強過ぎ他の国の武将雑魚過ぎで(まぁこれは史実でも近い感じはしますけど)やや興醒めな部分もありました。
これからの(23巻以降)史実通りの信陵君の活躍を待ちましょう(活躍の期間は短いですが)。
結局最終的には秦が他国を滅ぼしてしまう結末は変えようがないと思いますが、どうやって話を収束させていくのか
作者の手腕には期待しています。
蒼天航路が好きなのでこちらも読んでみました。が、蒼天航路のような中毒性は感じなかったです。
曹操が美しく賢く圧倒的に強かったのに対し、こちらの主役は何もない…
ただ大きい事を言い強い人を集めるために旅をしている。そして、仲間を増やしていく。本人自身は弱いが周りが何とかしていく…
蒼天航路の劉備のような感じで、義理人情だけで時代を綱渡りしていくような感じがいまいち好きではなかったです。
無料分だけで離脱です。
無料分だけ読みました。もともと歴史物は好きなので、面白かったです。
古代中国の時代の話で、荘子の孫にあたる(と思われる)青年が物語の軸になっていきそう。
これから物語が動いて行くところなので、一気に読みたいところですが、如何せんこういう大作は長いから、ポイントがすぐ無くなりそう。ゆっくり読んで行こうと思います。
秦国ができる前にも、そうか!国は沢山あったんだよね〜、と改めて思いました。中華の歴史は、複雑で全く知らないけど、キングダムの個性キャラで、親近感が湧いたところに、こんな面白いマンガあったのか、と思いました。絵も絵画っぽい感じのところがあって、好きです。、
秦側から描かれているキングダムで見知ったキャラや戦が続々すると、必ずヒールとしての活躍になるので、とても面白いです。500年続いた争乱が、いかに長くて惨虐で愚かな時代だったか、どの時点の誰の目線で展開するかによって、こんなに違いがある物なんですね。
実話を基にした話しなのか、完全なるフィクションなのかはわかりませんが、中国の春秋戦国時代に荘子の孫を中心とした丹の三俠が秦による中国統一に対抗するため、人を集めていく話です。登場人物の素性やエピソードなど、どれも面白く引き込まれる作品です。
王先生の作品との出会いは蒼天航路からです。元々三国志やキングダムにハマっていたからかもしれませんが蒼天航路はキングダムとついをなすほどハマりました。
時代背景はキングダムと被りますのでキングダムファンは読んでみて下さい。
星としては、3.5。
3というには低いし、かと言って4では高すぎる評価な気がする。
日本では馴染みの薄い人たちや時代に見えるので、とっつきにくい。
でも、時代背景や人となりが分かってきたら、面白くなってくると思う。