3.0
サイコキラーの許容範囲
学生時代に犯罪心理学をちょっとかじって、古今東西のサイコキラーの書物を読んでいた。
「美しきサイコキラー」なんて、滅多にいない(テッド・バンディなんかは例外だろうけど)。
「美しき女性のサイコキラー」となると、私の知る限り、一人もいない。
別に、現実にいない人物が漫画にいちゃいけないわけではないが、美女のサイコキラーという設定に、私は冷めてしまった。
ファンタジーではなく、あくまで「現実」を舞台に展開する漫画には、こういう逸脱をしてほしくない。
美女のサイコキラーなんかよりも、コナン君の「怪盗キッド」の方が、まだ現実として許容できる。
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