5.0
ただただ2人の幸せを願う
矢代と百目鬼がお互いを余りにも強く想うばかりにすれ違うその切なさは、読んでいて辛くもあり切なくもあり、それでも繰り返し読まずにはいられません。
今はまだ相手を守るために嘘をつき続けている2人だけれど、いつか素直な想いを真っ直ぐ伝え合える日が訪れる事を願っています。
- 0
矢代と百目鬼がお互いを余りにも強く想うばかりにすれ違うその切なさは、読んでいて辛くもあり切なくもあり、それでも繰り返し読まずにはいられません。
今はまだ相手を守るために嘘をつき続けている2人だけれど、いつか素直な想いを真っ直ぐ伝え合える日が訪れる事を願っています。
文句なしの5星をつけさせていただきました。
作者さんの作品が大好きで全て読ませていただいています!
最初はあらすじを読んで、ヤクザなど重く難しい内容で
世界観に入り込みづらいかな。と思いましたが
1話読んだら50話まで読んでしまいました。
もう、とにかく頭がかっこいい!!
作中で百目鬼が何度か頭に言っているように、
頭、すっっっっっごく綺麗です!
何してても綺麗で見惚れてしまいます。
過去の傷などで百目鬼のことを好きなのに
好きと気づいていない(気づきたくない?)
感じもかわいくてかわいくて。
あんなに他人には無関心?で何を言われても
感情出したりしないのに、百目鬼には
子供みたいなこと言ってしまうかんじ。
お互いがお互いの気持ちを想うがゆえの
すれ違いがまたもどかしいですが、
そこは百目鬼、、何があってもしっかり頭に最後まで
ついていってほしい、、!!と思ってしまいます笑
こんなにはまるとは思わなかった、というのが率直な感想。
初め、医者の影山先生が主人公なのかと思いきや、その友人である、飄々とした美しいヤクザ、矢代さんのほうが主人公だったんだなあ、と。
この矢代さん、なんでか男に犯されるように乱暴に抱かれるのが好きで、なんでかヤクザをやっている。読み進めるうちに、この二つの理由がわかってくるのですが、ふだん飄々としてふざけて生きているような矢代さんだけに、その理由、抱えてきた人生や信念の重みに、思わず胸が潰されそうになります。
そんな素敵なかっこいい男性だからこそ、矢代さんの周りには、矢代さんに魅せられた男たちが取り巻いていて、さまざまなドラマが生まれます。
ヤクザとしての生き方を教えてくれた三角さん、昔から反発しながらも矢代に惹かれてどうしようもない竜崎、そしていつしか矢代と深く愛し合うことになる元警察官の百目鬼。
矢代の付き人を務めることになった百目鬼に真摯に愛されるにつれ、今までそんな愛を味わったことがなく、客観的にすべてを受け入れ他人の人生を眺めるかのように自分の生を生きてきた矢代は、それまでの生き方や自分の存在、アイデンティティを根底から覆されるような恐怖を感じます。
そして、本来ヤクザなど似合わない百目鬼をカタギに戻してやりたい、という親心もあり、百目鬼から離れるために心を鬼にして百目鬼を捨てるのですが、心底、矢代に惚れ込んでいる百目鬼は、ある方法をとって、矢代とのつながりを保とうとします。
数年後、再会したとき、2人は…。というあたりで今、話は終わっています。
会えない間もお互いを思い出しては想っていた2人。矢代さんが夢で百目鬼を見て、夢の中で彼に追われるシーンなどは、ゆめうつつのように不思議な魅力と幽玄な美しさに溢れています。
人を愛するって深いなあ、人に惹かれるって素敵だなあ、と思わせてくれる一作。
ヨネダコウさんの他の作品も好きです。酔わせてくれます。きっと、先生も人間味が豊かな素敵な方なんだろうなあと思います。続き、楽しみにしています。
矢代が影山を助ける為にヤクザになった事や竜崎が矢代の襲撃の時に急所を外す様に指示した事など、矢代本人は気がつかないまま終わるのかなぁ?
教えたくてモヤモヤすんねw
影山はマジで矢代の気持ち気付いてなさげでせつねぇし
そしてギャグセンス?ツッコミなど、笑える部分が大好き。
お笑いシーンの時のみんなの表情もすき
特に矢代のクールなツッコミなど
百目鬼がまたかなり天然、そこ?そこ気にする?が多い、
シリアスなのにわらかしてくる所とか特に好き
BLを初めて見ましたが、こんなに楽しいのかぁ。沼かな。
無料からまんまと登録→一気買いでした。
今、三周したんですが、六周はしたい。
17話までの無料読みでどっぷりはまり、配信中の94話まで一気読みしました。多くの方がレビューしているように最高の作品だと思います。ストーリーも人物描写も本当に素晴らしい。
矢代と百目鬼の関係はどうなったら正解なのか、よくわからないですが、本来上司と部下なら関係もってしまうと、この世界でなくても色々大変だとは思います。だから、今後どうなるのか、どうなったら矢代は幸せなのか展開が読めない分、楽しみです。
私のお気に入りは影山ですね・・矢代と影山の関係はこれだからいいのかもしれないと思います。お互いを本当は想ってる。でもそれは友情+αってくらいのもの。本当は矢代はとっても優しくて影山のために土下座までしてるっていうことを、影山にしってほしいけど知られないのかな。矢代が本格的に極道になったのは影山を救いたいという側面があったということ、そういうやさしさを一切見せないあまのじゃくな矢代はやっぱりかっこいいです。そして切ない。
ヨネダコウ先生、やっぱりすごいと思います。今後も楽しみにしてますしまだ未読の方は読んでいただきたい!
BのLでこんなに心が締め付けられる性描写が描けるなんて本当に作者様は…。
矢代さんからすれば百目鬼の愛は真綿で首をじわじわ絞められるような苦しいものですね。
でも1巻から積もりに積もった百目鬼の思いは中々にヘビーでしたね、真綿なんてそんな甘っちょろいものじゃないんだから最後は絶対矢代さんを離さないで幸せにしてくださいお願いします。
初めてBLで紙媒体を買いました。
とにかく絵も綺麗で、ストーリーにも惹き込まれます。とてもとても深いです。
矢代さんの苦しみも哀しみも儚さも上手く描かれていて、百目鬼くんの不器用な一途さも泣かされます。
ヨネダコウ先生の言葉選びが本当に好きで、どうしたらこんな台詞が出てくるんだろうと思わせる言葉が並んでます。
BLなんですが、BLと言う概念を捨ててたくさんの方に読んで欲しい作品です。
人気があるのでずっと気になっていましたが、ついに手を出してしまった…
そして、もうすっかりはまってしまいました!!
これはただのBL漫画ではないです
BLとかそんな枠を超えて面白い…面白すぎる…!
やっぱりヨネダコウ先生は天才ですね
いや、天才なんて言葉で簡単にすませる方が失礼かな…
個人的には矢代の生き方がとても好きです
普段はやる気なさそうに飄々としてるのに、実は辛い過去を受け入れ、それを誰のせいにすることもなく、強くて、でもなんか母性本能くすぐられるような…
そして実は優しい
矢代にはほんとに幸せになってほしいのでハッピーエンドを願うばかりです
お話で、BLという枠で括ることのできない物語だと感じました。
未完なので読むのをためらっていましたが、無料分を読み始めると
止められなくなります。
影山への想いが、生きていく支えとなり同時に絶望にもなった矢代と、
出逢ってすぐにその一途な想いを見抜き、「優しくて綺麗で強い人だ」
と尊敬の想いを募らせる百目鬼、出会うべくして出会った二人なのに、
お互いを想いあうからこそ、離れなくてはならなくなる不器用な生き方
しかできない二人が、切なすぎて読んでいて苦しくなるのに、見届けず
にはいられないという・・・。キャラクター造詣が凄いです。
こんなにヒリヒリするような純愛の行く末は、どちらかが死ぬか、どちら
も死ぬかしかないのかも、いや、でも、二人で生きて行って欲しいと願わず
にはいられない物語。何度も切なさで胸をえぐられるのに、時々見られる
お互いを本当に大切に想い、本心が漏れてしまい戸惑う大人の男の純情と
色気にやっぱり胸を掴まれて、続きを知りたくなる物語です。
一人の人間の中にある、二面性や、矛盾した気持ち、好きだから大切に
したい気持ちと独占したい気持ち、というような相反する心の動きを、とても
丁寧にすくい取って「漫画」として描く、作者の力量に驚かされます。
是非たくさんの人に読んでほしい作品です。
いつも続話入荷を心待ちにしている作品です。
とにかくすごい…!
語彙力ゼロの状態になるくらい、BL漫画とか、ヤクザ漫画とか、一つのジャンルに位置付けるのは、なんか違う…!思わずそんな風に考えてしまうくらいに重厚感のある作品。
ヨネダコウ先生の『魅せる力』が凄まじい!
必ず2回は読んでほしい!出来れば何度でも。
読み込むほどに、まるで映画を鑑賞しているかのような感覚に陥ります。
最初は裏社会の話は共感できる部分が少ないからと、どこか敬遠している部分もありました。
でも矢代や百目鬼の生い立ちや苦悩を知って、どんどん目が離せなくなる…そんな読者の方も多いのではないかと思いました。
私自身が機能不全家族の元で育ち、その影響は成人したからといって終わるものではない事を身をもって知っているので、作中で苦悩する矢代や百目鬼に対して、幸せを願わずにはいられません。
…幸せ?救い?
少しでもお互いが望む形で、想いが通じ合って欲しい…
余談ですが、菅野よう子さんの『beauty is within us』の歌詞の和訳が、矢代の幼少期の母親に対する想いに近いということを、先生が『囀る問答』(気になる方は検索してみて下さい!)でファンの方の質問に答えています。
心に痛く、強く刺さるような歌詞でした。
いろんな視点から楽しみ、応援しつつ、最後まで見届けたい作品です。