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「限りなく透明に近いやらかし」と同様御本人の発達障害についての話です。
私は身近に発達障害の方がいないのでこの障害が、どのようなものなのか詳しく分からなかったのですが、この話を読んで少しでも理解する事が出来ました。
題材的には賛否両論あると思いますが、1人でもこの障害について少しでも知ろうと思ったり、関心をもったり、に繋がるのなら良い作品だと思います。
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「限りなく透明に近いやらかし」と同様御本人の発達障害についての話です。
私は身近に発達障害の方がいないのでこの障害が、どのようなものなのか詳しく分からなかったのですが、この話を読んで少しでも理解する事が出来ました。
題材的には賛否両論あると思いますが、1人でもこの障害について少しでも知ろうと思ったり、関心をもったり、に繋がるのなら良い作品だと思います。
発達障害を持つ当事者が感じている世界を知れて興味深いです。
もちろん同じ名前の障害でも人によって症状は様々なので、みんながみんなこういう思考回路だとは限りませんが、アスペルガーやADHDの特性を広く浅く知るのにちょうど良い漫画でした。
軽いタッチで描かれているので、深刻にならずに読めます。
ただ、ADHDの人には車の運転はしてほしくないな…とは思います。
正直ASという病気がどんなものなのか知りませんでした。
まわりに作者さんの様な方がいたら、私はイライラしてると思います。
仕事関係なら尚更です。
読んだ今なら、もしかしてAS(まわりの人には公表していないだけ)なのかな?と思うことも出来る気がします。←変な意味ではないです。
イライラするだけじゃなく、伝え方を変えたり出来るかなと思いました。
ニトロちゃんの段階なら、本人は子どもだし周りからの理解が必要だから読むたびにそうだったんだねって考えさせられるけど、大人になったらある程度は自分の傾向(アスペルガー)をわかってないとダメだよね。
大人になってもいまだに自分をわかって欲しいって要求ばかりじゃ人は離れて行くと思う。これからは自分が周りの人を理解しようとする努力を見たいですね。
こんなところがあるよなあとか、もしかしたら、とか色々考えさせられました。
それが個性の範疇なのか、該当するのかはわかりません。
アスペルガーだから仕方ないという開き直りはどうかなとは思うけど、本人も気づきにくいから難しい。認定されたくない人もいる。だからこそ、こうやって漫画とかでわかりやすく知るって大切なことなのかも。
普通と思って生きてるのに、何か噛み合わない。何でだろう?って悩んで引きこもりになってしまいそうです。
普通に生活生活してるだけでも、シンドイ時あります。それを笑いに変えて、やらかしてますと描ける強い心があって凄いなぁと、読んでします。人は考え方もそれぞれ、障害があっても、なくても色々な方がいて当然ですよね。
アスペルガーという単語は聞いても、イマイチよく分からない。
そんな風に思っていた私は、この漫画で「へー!」と驚くことばかりでした。
どうしてそういう行動を取ったのか。過程を聞くとその人なりの理由がしっかりあって成る程なと思います。(普通の人間関係にも当てはまることではありますが…)
堅苦しくない作品なので、良いですね。
こういった話を世の中の人誰もが読めるものとして発表すること自体が、この作者さんの持っている特性そのものではないかと感じました。
人に迷惑をかけてはいけない。
では何が迷惑なのか?なぜ人が嫌な思いをするのか?
説明されて理屈としては分かっても、自分の心で分かる・実感できることが難しいのではないかと思います。
他の作品も何作か読んでますが、どれも面白い。
物語系はシリアスなのが多いので、エッセイだとのほほんと読める。
下ネタが岩○志麻子さんバリなので、そこで笑えるかどうかだな(笑)(私は大好き)しかし、最近の漫画では彼女さんができてましたよね。
繊細というか、多様性というか、アスペルガーの人に才能豊かな人が多いのはわかる気がする。
沖田×華さんは風俗の話や、発達障害の話など、本来シビアなテーマを面白おかしく描くので非常に新鮮だし面白いです。
この漫画も発達障害について明るく描かれています。
発達障害についても知ることができるので、おすすめです。
透明なゆりかごで沖田さんのことを知りましたが、今では好きな漫画家さんの1人です。