5.0
何十年ぶりに読んでも色あせない
時代背景にワクワクしながら、読み進めます。外人が珍しかったこの時代出会ってしまった二人。お互いに刺激をうけそしてきになる存在に。しかし、離れ離れになってしまう。志乃のバイタリティー溢れるまっすぐなキャラと周りの登場人物との掛け合いにハマる事間違いない!オススメです
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時代背景にワクワクしながら、読み進めます。外人が珍しかったこの時代出会ってしまった二人。お互いに刺激をうけそしてきになる存在に。しかし、離れ離れになってしまう。志乃のバイタリティー溢れるまっすぐなキャラと周りの登場人物との掛け合いにハマる事間違いない!オススメです
あさきゆめみしから読み出したこの先生の作品、源氏物語とはだいぶ作風違いますが、スケールが大きくて笑いありセンチメンタルあり(古い?)なストーリー、夢もあるし展開の小気味良さにのめり込んで読んでしまいます。途中まではアーウィンの頑なさにもどかしい思いをしながら見てましたが、自分の気持ちに気づくのが案外遅くなかったし、そこからの行動の早さがよかった。
でもその上を行く早さでどんどん志乃は動きまくる、、、それもまた面白いです。
それにまさか、お互い違う行き先の船に乗ってから甲板にいる姿を見合うとは。
無料分を一気読みしましたが、この後もめちゃくちゃ気になります。
義母に男児が生まれ、16年男として父親の手伝いもしてきたのに、女に戻れと言われてしまうところから始まります。
あきらめて女として過ごし始めるけど、男気質が残っているのでコメディ要素もたっぷりで楽しく読めます。
NYに行っちゃうとか、北海道の開拓使についていっちゃうとか、ダニーを好きだと気づくまでも、
気づいた後も素敵な話になっています。
この作品もたくさんの人に読んでもらいたいです。
ヨコハマ物語とこのNY小町は単行本を持っていて、よく読み返していました。
こちらの作品は明治時代の社会の変化や背景もしっかりなぞりつつ、ラブコメディのテンポよいストーリー展開が爽快です。
登場人物もキャラがしっかり確立していてコメディの中にもシリアスな心情も染み込んでいます。
かなり懐かしい思いで試し読みをみましたが、最初からコメディ感満載!
ラストがどうだったか朧げなので読みたいと思います!
時々10代の頃に読んでいた漫画が紹介されているのはすごく嬉しい。あの頃は普通に貧乏だったのでだいたい美容室やら友達に借りた雑誌の1話分だったり寮に転がってた一冊で続けて読む事が出来なかったのが当たり前でした。便利な世の中に成ったのなぁと感心してます。そのなかでもNY小町は全巻読めた漫画でした。「ブラキストンライン」とか「君は僕のポーラースター」とかキャラクターのセリフ覚えてます。登場人物の設定や物語の内容が丁寧に描かれているあの時代の漫画が大好きです。あの当時はアメリカに行くなんてまだまだ現実離れしていたのでわくわくしながら読みました。
あさきゆめみしのイメージしかない作者さんですが、こういうコミカルなものも書かれていたんですね。画も今の流行りではないですが好きです。きれい。ただ、最後のほうアメリカにいったらもう帰ってこれないっていう前提で進むのですが、一度行って日本に帰国したよね?って思いました。何か理由があって早く連載を切り上げなきゃならなくなったのかな?何か事情ありそうです。その点は残念。
三郎さんが本当に素敵でした。
NY小町!なつかしー!と、思わず一気に購入して読んでしまいました。
昔読んで内容がうろ覚えだったので、新鮮な気持ちで読めました。昔の感じはあるものの、やっぱり面白いです。
大和和紀先生の描く時代の中で強く生きる女性像、大好きです。それにしても志乃はモテすぎですが、強い意思を持って輝いている方は人を惹き付けるってことですね!
読後は、懐かしさと同時にすっきりとさせてくれる作品です。
どのキャラも立っていていいです!
特に三郎さん。脇役以上の存在感で、この、全編通じて安定のいい男感は、なんなんでしょう(褒めてます)!どこか、「イシュタルの娘」の真田幸村と重なってくるんだなー。ちょっと浮世離れしたダニーとはまた違うタイプ。
そして、最後のシーンで思うのです、大暴れする志乃さんを、応援して見守る彼の立ち位置が、読んでるわれわれなんだな、と。あーきっと、連載当時人気だったでしょうねー。
大和先生の極上の作品のひとつだと思います。ドタバタのコメディに感じるギリギリのところで、しっかりと明治の歴史や人々の生活、人生が描かれていると思います。明るく読むことのできる歴史漫画です。最後、ヒロインがアメリカに渡り、日本に帰ることはなかったのですが、けして悲劇的に描かれていていません。どこまでも明るく爽やかで切ないラストでした。
大和和紀先生の作品らしく、明治維新のドタバタ劇で、とても楽しくイッキ読みしました。
大和先生の別作品「ヨコハマ物語」のマリコ夫妻が描かれているシーンを見つけて、夫婦仲良くやってるんだな〜と嬉しく思いました。アメリカ編でウノ夫妻の描写が見つけられなかったのですが、描かれていたのでしょうか?もう一度読み直そあと思います。
登場キャラクターが、基本的には,みんな良い人ばかり。様々な事情に苦しみ悩みつつも、希望や夢、愛情を忘れずに生き生きとしてるキャラクターたちに励まされる作品でした。