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5.0
ドロドロとした少し怖い絵ながら、とても美麗です。
昔の堕胎を生業としている女性を主人公に、医術以外のハラハラする事件も解決していく内容のため、話が単調ではなく、解決♪解決♪ちゃんちゃん♪とはいかず、のめり込んで読み入ってしまいます。
手術のシーンは少し血の気の引くような場面もありますが、堕胎するというのは本当に命懸けなんだな、女性は身体を本当に大切にしなければいけないなと考えさせられました。
10
3.0
随分と和服には不釣り合いとも言えそうな彫りの深いおげんさん。
それもそのはず、ですね。出自は胸に秘め、腕を振るう毎日。当時ならギョッとして二度見してしまう美しさ、妖しさ、強すぎる眼力。命を預かる重責を力に変えて女性の尊厳を守る為に…おげんさん、崇い志ですね！それにしても、初っ端からハードな展開。焼きごてを何にするのかと思いきや！お股に痛みが走るような臨場感。おげんさんが、おなごの矢面になってくれる男気の展開に期待します。
7
5.0
江戸時代のお話ですが、当時の時代考証など、しっかりしてると思いました。
ストーリーも、おもしろかったのですが、当時、女性がどんな地位にあって、どんな生き方をしていたのか、というところもよく描かれていると思いました。
森園先生の漫画というと、エロティックなイメージがありましたが、ただのエロスだけではないお話です
グロもあります
3
4.0
無料分だけ読みました。
この作家さんは何となく、エログロのイメージがあって、あまり読んだことがなかったのですが、この作品はそこにとどまらず、江戸時代の堕胎を専門とする中条流の女医師を主人公とした、なかなか内容の濃い話になっています。
主人公のおげんは自身も、堕胎に関するつらい過去をもち、女性だけが抱えなければならない堕胎の肉体的苦しみや負担をできる限り、減らしてやりたいと思っています。
なかなか普段、目にすることのない江戸時代の暗部を扱っていて興味深いです。
0
5.0
闇医とはいえ、哀しい運命に翻弄された女たちを救うために、理不尽な仕打ちとも闘うおげん。
衛生環境も医学知識も現代とは比べ物にならない程、乏しい中にオランダ語の医学書片手に日々研鑽する姿に医者としての誇りを感じます。
いつかは、オランダ外科医になるという夢。叶うといいな。
3
4.0
堕胎を生業にしているため、血がよく出てきます。苦手な人は微妙かも。
容はとても惹き付けられました。
試し読みで前半を読みましたが後半も購入したいと思っています。
まっすぐでかっこよい主人公は見てて気持ちがよいです。
そして、絵が綺麗！
主人公を含めて美人さんがよく出てくるので、見ているだけで癒されます。
1
5.0
堕胎術などは 実際の施術に基づいているかは わからないが とても臨場感がある。
生々しい描写であるが 堕胎の、しかも 医療が未発達のころは こんな風なのかと 想像しながら楽しんだ。
探偵のような話でなくとも 十分引き込まれる内容で、時代物が好きな男性も、興味をもってくれそうな 良作だとおもう。
0
5.0
史実のような面白さ
おげんさんは背も高く、顔も西洋人のような
まるでシーボルトの娘 楠本イネのような女性です かわいそうな娘たちの事件を次々と解決していきます
みるく先生のまんがはどれも面白いですが、
とくに闇医おげんは、ドラマ化してほしいくらい読みごたえのある作品ですよ^ ^
0
5.0
江戸時代に中絶を生業にしていた女医おげんさんが主人公です。
手術内容や手籠にされたあとの対応などが、リアルだったり、漫画によくありがちなご都合主義もなく、岡っ引きに賄賂を要求されたり、その岡っ引きに脅されたりと、内容が、ホントにリアルで、引き込まれてどんどん読んでしまいます。
0
5.0
昔の話でこの時代になると性的な描写が多かったり、遊郭の話も多いですが、むしろ、産婦人科のような立ち位置で女性を救っていたこの話を見て、新しい視点で歴史背景を見ることができました。当時の手術もどうやって麻酔をしていたのかとかすごくきになります。
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