【ネタバレあり】夏の前日のレビューと感想（2ページ目）

とても良い作品だと思います

とてもせつない作品でした。最後は祈るような気持ちで読みましたが、やっぱり思っていたような結末になりました。
悲しいけれどどうしようもない、こういうことってあるけど、なんて綺麗に描かれているのでしょう。
登場人物は皆イイ人ばかり。漫画だと判っているのに、こんな世の中なら苦労はしない、と罵りたくなりました。
自分も哲生みたいな男だったら、もっとマシな生き方ができていただろうにと思えて、さらに悲しくなりました。

感動しすぎて…

めちゃコミで全5巻のうち1巻まで無料配信中で見ました。^_^めちゃコミ太っ腹。とにかく絵が素敵で、哲生のカッコいいこと晶の美しいこと。あまりに素敵過ぎてめちゃコミで読んだ後に本を買いました。哲生があの娘との具体的なやりとりにやきもきし出すので、その辺からやめてくれ、晶とハッピーエンドにしてくれと個人的に悔しくて日常生活に支障をきたすほど、この漫画のことばかり考えるようになりました。
哲生は絵が素敵で、作中でもニマイメといろんな箇所で言われてますが、晶が好きになった一心不乱に絵を描く姿がたまらなくいいです。タバコをくわえて絵を書いてますが、受動喫煙をこよなく憎む私ですが、タバコを吸う男性の魅力がこの作品で素敵すぎて眩しい。素敵な哲生ですが、物語では、自分自信その素敵さにあまり気づいておらず、悩みっぱなし。晶も哲生の事で悩むけど(こちらは哲生が未熟なため悩まされる)こちらも美人で切り返しが上手くて画廊のオーナーと言う境遇。本作品はこの作者が前に出している全2巻の作品の一つのストーリーの前日談との事ですが、前日談の方が出来が良すぎ。この作者のその後出している漫画(数少なし)を読んでも、この夏の前日が飛び抜けて素晴らしい事がわかります。多分色々な奇跡が重なりできた傑作が夏の前日。心を持っていかれます。漫画って素晴らしいと思わせてくれます。だからこそ5巻までの話でああいう終わり方が悔しくて悔しくて。個人的にですが。ある女子大生の笑顔に惹かれていく青年って、よくありますけど、恋って本当に直感的なものだなと。一緒にいて最高の女性がいてもこの直感が働いたらどうにもならないのだなと。この作品の後日の世界があって読めばいいのですが、哲生と晶が絵の道と恋愛でいい方に進んでないらしくて、とても読めずにいます。最後に絵の道に悩んで卒業後研究生になっている時、絵を教える道に進む選択をした哲生って。それって普通大学4年で決めるものなのでは。これも哲生が未熟なせいでうだうだした事だと思います。哲生に読者として恋してますが、作者はちゃんと哲生のよろしくない部分をきちんと作内で色々示してくれているのに、それに気づかないふりをしてまでも、哲生のカッコよさにのめり込む作品です。哲生と晶の別の話を本当に読みたいですが、この作者が今も哲生をあんなにカッコよく書けるか…。何にしても名作で心から離れないものです。

切ない…

晶目線で見てしまったので、めちゃくちゃ切ない。
大人の女として振る舞わなきゃ、何より芸術で成功してほしい！という気持ちが強いために、本心を出さずに身を引く姿が切な過ぎる。
序盤からハナミが本命になるんだろうなと予想できるから、余計晶を応援したくなってしまう。
スケッチブックのハナミの似顔絵を見てしまったのは追い討ち…あんないい表情描いてるなんて辛過ぎる。せめて晶の顔も描いてあげてよ。。
よく同時に2人好きになる人がいるけど、青木はまさしくその状態を自然に描けてて、憎めないし素直で真っ直ぐで、余計切なくなった。
なんで晶じゃダメなの…
晶が前を向けているようで救われた。

すごく良いです！

10歳以上年下の元カレを思い出しました。
まさにこんな感じ！

もちろん私は晶ほど粋な女じゃないけど、どんなに振り回されても優しくなんでも許していました。
登場人物の心理描写がリアルで繊細に描かれているので、私も色々思い出しながら夢中で読んでしまいました。

今 40話、課金して読んでしまいそうです。
とにかくオススメです。

最高です。

兎に角、最高です。年上女性に恋した美大生と美大生に恋した画廊で働く女という関係性も個人的に好きです。内容もありがちな恋愛物とは違い、お互いが一線を引いてる感があり身体の関係はあるものの何故かもどかしい感じです。読みだしたら止まらなかったです。単行本欲しくなりました！

最高です。

何て素敵な作品なんでしょうか。

若くて蒼くて不器用な哲生と、その蒼き才能に惹かれた大人の晶。私は女性ですが、晶が時折見せる可愛らしさにキュンキュンしてしまいました。イイ女！

きっと、お互いの心に、相手は永遠に残り続けるのでしょう。

作家の方の絵のタッチも、すごく好きです。
星5つでは足りないです。

これはバッドエンド？

せつなくてたまらない
途中から読み進むのが辛かったのはオンナ目線だからかな

作品としては良本です

絵がキレイ

昨晩から一気読みしてしまった。
官能先生も結局全話勝った。

作者さんのファンになりました！

最後は自分の気持ちに素直な哲生が、晶の気持ち考えると悔しいけど、、

二人とも好き

最後は晶と結ばれて欲しいんだけどね、、

晶が美人すぎて、二人のシーンが美しいです。

結末は鮮やかで、キリキリと締め付けられるような余韻をひくものでした。
人が人を恋して、その人はまた別の人に惹かれて…恋心の甘さも苦さも、詰まっていて作品全体が絵画を眺めるような雰囲気でタイトルも気に入っています。

試し読み

別の本書きになりどのような話を書くのか覗いて見ました。
絵は素敵で漫画というより1ページ1ページが絵になってて眺めたくなります。
が、取り込みのやり方が微妙なのか右左斜めと次のページに行く際に動き大変読みづらい。絵が素敵なだけにシステムが気になります。