5.0
学生時代にパラキスを読んだときは
『お母さん世間体でモデルの娘を認めた』と思っていました。
でも、大人になって読むと舞台の娘を見つめる母親が本当に本当に印象的で高学歴目指す娘の育て方を間違ったと思っているわけではなく、道をはずしたわけではない、不良になったわけではない自らの人生の可能性と楽しさを見つけた娘の姿に言葉に表せない喜びなのか気付きなのか感じているように見えました。
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学生時代にパラキスを読んだときは
『お母さん世間体でモデルの娘を認めた』と思っていました。
でも、大人になって読むと舞台の娘を見つめる母親が本当に本当に印象的で高学歴目指す娘の育て方を間違ったと思っているわけではなく、道をはずしたわけではない、不良になったわけではない自らの人生の可能性と楽しさを見つけた娘の姿に言葉に表せない喜びなのか気付きなのか感じているように見えました。
ジッパーで読んでいました。なつかしい。
個性派お洒落に憧れる女子が好きな要素満載で送られています。
服飾学校・自分達のブランド・ナルシストな個性派彼氏・えろあり等々
ミューズという言葉に憧れる子も多かったと思います。
ラストに自分をモデルに作った服や靴が山ほど収納された倉庫の鍵を置き土産に去っていくのは胸キュンの極致…笑
真似したなあの収納…笑
ご近所物語第二部要素もあり。
間違いなく売れ線重視のあざとさ満載ですが、だからこそ高校生とかに目を輝かせて呼んでもらいたい矢沢さんの名作です。
もともと作者様が好きで単行本も持っていましてがスマホでも読みたくて購入ました!!コンプレックスの塊だった主人公が新しい自分に出会い、交わる事の無かった種類の人たちとの人間関係で新しい自分の人生を模索していく様が素敵で大好きな作品です!何度も読んでから気づきましたが、ハッピーエンドかは読み手次第で結末が変わるかもしれないと思いました。
現実離れしたスタイルとファッションで別世界に連れて行ってくれる作品ですが、パラキスの服は一着しか売れなかったり紫とジョージは最後は結ばれなかったりが妙にリアルで…
ジョージはモラハラだし紫はヒステリックなんだけどそれさえも魅力と思える圧倒的な作画とストーリー。
何度も読み返したくなります。
絵柄が細部まで綺麗で、特に各キャラのファッションを見るのもこの漫画の楽しみの一つです。
学歴を身につけるための勉強をしていない人達を無意識に違う人種と切り分け、下に見ていた主人公が、「勉強しているのがそんなにえらいのか。」とアトリエの住人に叱られて、落ち込むシーンが印象的でした。勉強一筋で、好きなこともなく無味乾燥、本当はそんな自分に誰よりも辟易しているのは、他ならぬ主人公自身だからです。
他にも印象的なシーンはたくさんありますが、こんな世界観を描ける漫画家さんはやはり矢沢あいさん以外いないなって思います。
矢沢作品で私は1番この作品が好き!!
久しぶりに読み返して、これは高校生なのか?とかそういうツッコミもあるけど
自分のやりたいことにひたむきに、突き詰めてそれにむかって頑張る姿は本当に素敵。
どちらかというと彼らに出会う前の紫の価値観に近い生き方をしてきて、そういうのどうなの?と思いつつ世間体を気にしちゃうのすごく共感してしまう、けど今までと違うのに憧れるけどなかなか変えるのは難しいし、
2人が好きなのに交わらないのかなり切なくて昔読んだとき納得(ハッピーエンドものが好きだし漫画ってそういうのばかりと思っていたから)しなかったけどこれはこれでありだなあと思ったり、
ここでみんなに出会わないと紫は自分の道を模索したりしなかったと思うけど、
出会うところが違ったらジョージとの関係もちがったのかなあなんて思ったり。
とにかくおしゃれです。全員がおしゃれです!昔から持っていたのに売っちゃって、また大人になって漫画買いました!
内容も素敵なんですが登場人物みんなのおしゃれさにさすが、、、となります。
個人的にイザベラが大好きです。
なんか矢沢先生の世界観はやはりすごなぁと絵だけで大満足しちゃいます。
紫とジョージ、、、
ぁあ、これが運命か、、!
噛み締めながら読みました。。。
矢沢あい先生崇拝してる信者というか熱狂的ファンです。めちゃコミで読めてとても嬉しいです。パラキスの結末、どうなったか記憶から抜け落ちてたけど、他の方のレビューで知ってしまった…!!
パラキスの世界観がとても好きです。特にイザベラが好き。今でいうトランスジェンダーなお姉様かな。当時は何も考えずに読んでいたけど、LGBTQの方普通に(インパクトを与えつつ)存在してる漫画っていいなと思いました。
矢沢あい先生のファンです。中でも【天ない】と合わせてこちらの【パラキス】もずっと心に残ってる作品。いち少女漫画に括りたくない。ひとつひとつのシーンが美しく、心を動かす。読んでいると音が聞こえたり風を感じたり匂いがしたりするような、圧倒的な画力と巧みな描写で五感を刺激される。10代の頃読んで、ジョージって何考えてるかわからないしただチャラいって印象だったけど30超えて今読み返すとめっちゃゆかりのこと愛してるやん、ってわかる!
初めてこの漫画を読んだのは中学生でした。
都会の高校生はこんなにオシャレなのか!と思ったと同時に、将来自分もファッションの道に進みたいと思ったほど感銘を受けた作品です。その道を与えてくれた矢沢あい先生には感謝しかない。
とにかくジョージがかっこよすぎてズルいのよ
ハッピーエンド?な雰囲気だし、この作品はこういう結末なんだ、で自分を納得させてるけど、ちょっとモヤモヤする。
来世はヤザガクに入ってイザベラとお友達になりたい!