みんなのレビューと感想「赤ちゃんと僕」(ネタバレ非表示)(2ページ目)

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  1. 評価:2.000 2.0

    父親がド最低

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    主人公の男の子がとてもいい子で超お気の毒なお話です。ハートフルに仕上げてますが、心が痛む。
    お母さんを亡くして間もない10歳の男の子が乳飲み子を世話します。学校帰りのお迎え、必要物を揃え(裁縫含む)、洗濯も面倒を見るのも、そして学校の宿題を(なかなかできない)するのも10歳の男の子。もやもやが溜まっても子育ては当然待った無し。

    そんな我が子に対して、「良い子」だと褒めてればいいと思っているのか、良いお父さん風の父親は気晴らしにピクニックにいくと言って無断で事前になんの説明もなく女性を連れてきて「今日はママだと思ってね」と、、、(この時点で普通いじめレベル)、女性になつく赤ちゃんの弟を見て複雑でたまらない(お母さん亡くしたばかり)男の子が喜ばないことを責め、「お兄ちゃんなんだから」と言い、言い返した男の子の頬を殴ります。
    しかも、頭を冷やした男の子が「ごめんなさい」と謝るという結末で、お父さん最後まで謝らず、「許す」感じで話がまとまるのがものすごく理不尽です。。。

    そのほか、お母さんを亡くしたばかりで学校生活犠牲にして家事と子育てやってる10歳で男の子の誕生日に「わがまま言って良いぞ」と言っておいてウキウキ楽しみにしている我が子を置いて、赤の他人が勝手に進めたお見合いに出かけていきます。
    耐えられなくなった男の子が見合いの場まで来て、男の子今度は見合い相手に口が切れるほど殴られます。

    この状況で父親は息子へ謝るのではなく「再婚する気はないよ」と言って男の子は喜んで、そのまま家族で出掛けていくのが良い雰囲気で、、、

    子供は親を慕うもので、まして母のいない子が頼るのは父親しかおらず状況的に10歳の男の子に対して優しく威厳のある態度で虐待しているに等しいと思ってしまうのは私だけでしょうか。男の子と赤ちゃんの絡みは可愛いのですが、大人が最っっ低すぎて(しかもそれが最低な風に全く描かれていない不思議)お父さんが出てくると、「クズ」って思ってしまいます。

    • 4
  2. 評価:5.000 5.0

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    昔、大好きだった作品です。
    久々に見かけ、読んでみました。
    当時は拓也くん目線で読んでいて、一体どんな感想を持っていたのかはちゃんとは覚えていないのですが、今は完全に母親目線で読んでいます。
    まだ読み始めたばかりですが。
    大人でも大変な子育て、拓也くんは本当にがんばっています。健気で泣けてきます。
    そして周りの大人が意外に冷たくてビックリです。拓也くんもまだまだ子供ってこと忘れないで!!と思いました。
    序盤から、至るところでうるうるしています。

    • 1
  3. 評価:5.000 5.0

    これは人生のバイブルだと思っています。
    主人公親子はもちろんのこと、周りの脇役、ひいては一回こっきりの出番のキャラクターまでもがとても魅力的に描かれています。一話完結が安定し、主人公親子に関わる老若男女がその回での主人公となり、メリハリがあって面白いです(作者さんは『脇役と僕』なんて皮肉を言われて嫌だったみたいですが…)。
    そういうスタイル故に、歳を重ねて読み返すたびに、感じるポイントが変わってきたり、スルーしてた言葉の意味がわかってきたりなど、自身の成長も再確認させてくれる、手放したく無い作品です。

    6巻くらいまでは画力がガチャガチャしていてちょっと読みづらいのですが、途中から安定して読みやすくなっていきます。義姉に貸してなかなか読み進まないみたいなのですが、たぶんそこまでたどり着けていないのだと思われます。

    • 1
  4. 評価:5.000 5.0

    いつまでもいい作品

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    中学生の時に読んで以来、久々に読みました。最後にすんごいボロ泣きした記憶があって、懐かしいなぁなんて。
    子供の頃読んだものを大人になってから読むと視点が違ってまた面白いものです。
    中学の時はたぶん小学生としての拓也の目線で読んでいたと思いますが、今は自分にちょうど3歳の息子がいることもあって、自然と母親代わりとしての拓也目線で読み進めていました。子育てに葛藤する日々はやはり自分に重ねてしまいます。
    そう考えるとよく表現されている作品だなぁと感心します。
    昔の漫画なので、今ではちょっと考えられない設定もありますが、でも昔はこうだったなぁなんて思いながら楽しく読ませていただきました。
    最後、泣かないつもりだったのにやはり涙なしでは読めませんでした。
    3歳児のワガママ、あれは本当に毎日のようによくあることなだけに…。でも、どんだけ頭にきても3歳児は手を離しちゃダメなんです。自分のことのようにもう悔しくて悔しくて涙が止まりませんでした。
    明日は我が身かもしれませんし、冷静でいないといけないなぁと自戒した次第です。

    by だや
    • 1
  5. 評価:5.000 5.0

    泣ける😭

    序盤はパパとお兄ちゃんと弟の日常を描いた漫画かと思いきや、話が進むにつれて弟のイヤイヤ期に苦戦したり、パパと喧嘩し家出したり沢山のエピソードが盛り込まれていて子供の居る方なら「わかるー!」と共感出来たりします。物語が終わりに近づくにつれ、子供と大人の狭間で葛藤するお兄ちゃん、お兄ちゃんには甘えたりわがまま放題の弟くん。最終巻涙無くしては読めない感動作です。是非とも読んでいただけたら幸いです。

    by AZUYOO
    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

    子ども目線と親目線

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    連載当時、中高生で「自分よりも年下なのに赤ちゃんの世話する小学生とか、すげーな」と思いながら読んでいました。
    今、自分が親になってから読むと、事故で幼い我が子を置いていくことになってしまった母親の気持ちになってしまい、涙が溢れて読めないシーンすらあるほどです。
    父親の気持ち、周りの友人達の気持ち等、色んな立場の人の目線から語られる榎木家の愛情溢れる生活が愛おしくてたまらなくなるマンガです。

    • 0
  7. 評価:5.000 5.0

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    母親を亡くして、小学生の兄が2歳の弟の面倒をみる話なんですが、なんかすごくリアルなんですよね。

    弟は可愛いんだけど、わがままで手がかかる。まだほとんど喋れないから何を訴えてるのかわからずにイライラ。面倒を見なきゃいけないから友達とも遊べず、何で自分だけが周りと違うのかとモヤモヤ。

    この兄弟だけではなく、同級生の女の子の悩みだったり、近所の夫婦問題だったり現実にもありそうな内容が描かれています。

    ギャグだったりほのぼのするシーンも多いですが、最後は衝撃でした。
    最後は涙が止まらないので、ティッシュを用意して読むのをお勧めします。

    by 匿名希望
    • 0
  8. 評価:5.000 5.0

    拓也くんと同じ年の頃にあかぼく読み始めました。
    その頃は実も可愛いし、拓也くんはかなりできたお兄さん。母親がいない思春期の場面は拓也くん可愛そうと子供心に思ってました。
    アラフォーになり読み返し今思うと、
    子供って、ピュアで順応生があって、もっと小さい実くんはお兄さんが頼りで…
    切ない、可哀想と思えばそう見えてくるけど、拓也くんが沢山お母さんから愛情もらってきたんだなと伝わるくらい大人。
    もし私が拓也くんのお母さんだったら6歳差の子供2人おいて先立つ事になったらどう支えてあげられるかなと我が子とダブります。
    あかぼくを読むと子供の柔軟に順応していく心と我慢に考えさせられます。

    by 匿名希望
    • 0
  9. 評価:5.000 5.0

    兄弟愛

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    この二人の兄弟愛が可愛くて好きです。
    小学5年生にして弟の面倒見て、友達と十分に遊べず保育園の迎えに行って…
    遊びたい盛りなのに偉いなぁと思います。
    思いやりがなければここまで出来ないだろうなぁ…。
    いっとき弟なんて!ってなった気持ちも子供だから仕方ないよ、って思ったけど、みのるの態度で考えさせられるたくやの成長が涙しました。

    ゴンちゃん兄妹も好きです(笑)

    これは全巻買い占めて読みましたが、読みごたえあります!

    • 0
  10. 評価:5.000 5.0

    小学6年生の頃この本に出会い、読みました。藤井くんがかっこいい!拓也が優しくてとてもいいお兄ちゃん!悩みも思春期直前小学校高学年ならではの、男女の「友情」や「恋愛」などといった思いの違いや、出てくるキャラクターそれぞれに悩みや迷いがあって、とても面白く読んでいました。
    大人になって、息子が拓也と変わらない年齢になってから改めて読むと、拓也がしっかりし過ぎてるのが分かります笑笑
    ゴンちゃんや藤井くんくらいでいいわー笑笑
    あと、現代では小学生がお迎えに行くと断られます笑笑
    引き渡してくれない。。_:(´ཀ`」 ∠):

    大人になって、愛する両親、愛する妻を亡くしながらも哀しみに浸り続けるわけに行かないお父さんの悩み、夫婦共に両親が早世して近くに頼れる人が居ないから、自分たちだけでやってかなくちゃいけなくて、挙句息子に頼らざるを得ない現状への憤りがもう少しあっても面白いかもしれませんが、あくまで主人公が拓也なので、やっぱり原作のままが一番です!
    大人になって読み返してください!

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