みんなのレビューと感想「ヘルタースケルター」(ネタバレ非表示)

ヘルタースケルターのレビューと感想

ヘルタースケルター

ヘルタースケルター

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全ての内容:全ての評価 1 - 10件目/全31件

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  1. 評価:5.000 5.0

    by 真早
    苦しく重いきらびやかな闇

    絵柄がどうこうとかいう問題ではない
    好みの画風と正反対
    なのに…

    苦しく悲しく重い
    美への憧れを抱く一般大衆のカリス
    マになったりりこ
    でも、りりこ本人は、美への憧れなどという軽いものより、もっと切実な貧困や醜さによる惨めさから逃れたい…誰にも愛されたり注目されることなく無の存在として扱われ続け
    てきた劣等感をぬぐい去りたかっただけなんじゃないか…と思えてくる
    その場にとどまっていることが出来ない心の居場所の無い苦しさ。

    本当の自分が抱いてしまったほのかな恋心、家族への素朴な想いが切ない

    でも、これはハッピーエンドだと私は思った

    りりこの美がニセモノと知っていてもついて来てくれた人生のパートナー達。
    本当に美しいモデルに、ある意味で負けを自覚させた。
    その人たちを傷つけることなく、ただひたすら本能のままに。

    へルタースケルターは、しっちゃかめっちゃかと表現されているけど、ビートルズのその曲を聴いてほしい。
    単なる滅茶苦茶でなく、激情や無我夢中なニュアンスが伝わると思う。

    時々入るナラティブが、電子書籍ならではの効果も出しており、一話も比較的長くて内容も濃い。
    忘れ去られて欲しくない傑作だと思った。

    3人の方が「参考になった」と投票しています

  2. 評価:4.000 4.0

    ついつい読んでしまう

    映画で有名な作品ですが、原作はやはりスゴい。ヌードがどうこうと騒がれていましたが、ストーリーは奥深いです。
    一般人ではあり得ないような心の葛藤ですが、きっと華やかな世界を生きてたら、少なからずこういう気持ちが共感できるんだろうなー。
    都合上絵は作者さんの100%ではない画力だと思いますが、逆に書きなぐったかのような絵にりりこの心情や、狂気さを感じました。エロさ云々ではなく、この役を演じた女優さんもスゴいと思います。
    話数ありますがついつい読んでしまう作品です。

    9人の方が「参考になった」と投票しています

  3. 評価:4.000 4.0

    美への執着!

    女なら美への憧れは誰にでもあるはず。
    でも、一線を踏み外してしまう凶器さがスゴい!
    弱いが上に狂暴にもなる、りりこは、怖くて悲しく見えます。
    これを映画にして、りりこ役にハマり過ぎて体調崩してしまうのも納得。
    エロさより、女の欲望が強く描かれていた様に感じました。
    その後の、りりこが見てみたいです。あれで終わる様な女性ではない様な気がします。

    1人の方が「参考になった」と投票しています

  4. 評価:4.000 4.0

    映画との比較

    映画を先に観て、原作はどんなだろうと思って読みました。絵があまり好きではなかったので、星は4つにしました。
    映画よりも、りりこの心の内を丁寧に表現していると感じました。

    3人の方が「参考になった」と投票しています

  5. 評価:5.000 5.0

    これぞ岡崎作品

    読み終えたらものすごい疲労感に襲われました。りりこの人生を疑似体験したような… 華やかで誰もが憧れる笑顔の裏に潜むどす黒い転落の恐怖に真っ向から体当たりするりりこ。「最初からわかっていたこと」とはいえ、なりふり構わず自分や他人を傷つけていく姿は壮絶で痛々しいほどなのに目をそらすことができない。これが作者の描きたかった「ひとりぼっちの女の子のおちかた」なのだとすれば、まだ続くであろう「タイガーリリーの奇妙な冒険」をぜひ見届けたいと思わずにはいられない。

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  6. 評価:4.000 4.0

    by 匿名希望
    ヘルタースケルターって…

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  7. 評価:5.000 5.0

    by 匿名希望

    先に映画を見ました。
    当時の私には正直理解が難しい作品でした。
    今回漫画を初めて読みとても深くて
    壮絶なストーリーでびっくりしました。
    言葉にするのがとても難しいですが
    読み終えてとにかく疲れました。
    華やかで誰もが憧れの存在である笑顔の裏の
    葛藤、苦しみ、悲しみ、妬み、恨み、憎しみ
    すごかったです。

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  8. 評価:5.000 5.0

    by 匿名希望
    世界観がすごい

    流石の岡崎京子さん、世界観がすごいです。やっぱり実写には、あの人しかいませんでしたね!ぴったり。まさにりりこそのもの…。
    単純に、りりこの苦悩だけを描いたのではなく、サスペンスの要素も絡んで来て、どきどきが加速しますね。詩的な言葉も、この世界観を象る魅力のひとつだとおもいます。
    数多い漫画家さんのなかでも、岡崎京子さんはやっぱり、唯一無二の才能なんだと思いました。

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  9. 評価:3.000 3.0

    by Hao
    映画から入りましたが

    映画を先に観てしまったので、あの蜷川実花ワールド全開な毒々しい色彩やニナ・ハーゲンから始まる音楽ラインナップがむちゃくちゃカッコよかったので一瞬物足りなくも感じたのですが、岡崎京子の絵柄で読むりりこの生涯はまた一味違って、画面のシンプルさが余計恐怖や不安や孤独を表しているようにも見えてとても良かったです。両方楽しめました。

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  10. 怖い世界

    映画を先に見たので、綺麗なものを書いているのだと思っていた。漫画の方が生々しくて、リアルでよかった。
    本当にこんな世界があるのかという疑わしい気持ちと、現実離れをしていて面白いという気持ちが入り混じる。

    今の漫画の繊細な絵とは違うけれど、その分自分で想像したりする過程が今の漫画や小説にはないから楽しい。
    現代で生きる、今の感性での岡崎京子の作品を見てみたいと欲が出る。

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